こちらのお客様はアルミ溶接を習得するためにWT-TIG200を購入されたとのことです。
アルミ溶接ですが、溶け方が鉄やステンと違うので難しいですよね。
簡単ですが、以下にアルミ溶接のポイントをまとめました。
・溶接前に溶接面とアースを挟む部分をグラインダーで削る
・ゴミや不純物があると溶接不良になるので取り除く。
・タングステンは純タン(緑)orセリタン(灰色)を使う。
・溶接棒をアークの下ではなく、横から溶接プールに入れる。
その際、トーチの角度は立て気味で。
・最初はプールが出来にくいので、アークをあてて溶けてきたらその部分に横から
溶接棒を入れてプールを形成し、トーチを進めていく。
・最初にアークをあてて、なかなか表面が溶けない場合は電流と溶接機のダイヤル右下の
ACバランスを上げてみて下さい。(ACバランスを上げすぎると電極の消耗が早くなります)
・アルミの番手によっては溶接性が悪く、どうしてもうまくいかない場合もあります。
WT-TIG200をアルミ溶接を覚えたかったので購入しました。
やはり難しいけど溶ける感じが少し分かってきました。
アーク溶接もできるので使ってみましたがアークがスムーズに発生して使いやすいと思いました。
基盤も大丈夫そうです。これからもこのマシーンで練習です