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ファイバーレーザーは小さい部品の溶接に向いているか?

  • 公開日:2025年11月21日
小さいパーツ

 

 

こんにちは。

レーザー切断機導入時に倉庫の改修が入りまして、床が石→工場の滑り止め?とにかくキレイになりました。

ということで倉庫兼レーザー切断/溶接作業部屋になり、そちらにも作業台を置いています。

作業環境

 

 

 

 

私は最近そちらで溶接作業することが多いのですが、作業台の前にはTIGとファイバーレーザーを両方置いています。

なぜなら物によってはTIGで仮止め溶接したい時もあるからです。

TIG溶接機とファイバーレーザー溶接機

 

 

 

 

という事で、今回は小物の溶接についてご紹介します。

これはレーザー切断したパーツの一部なのですが、約2cmぐらいの小さい物です。

小さいパーツ

 

 

 

 

その内2つにはM8ナットを点付け溶接。仮止め含め、この辺りはTIGでします。

もちろんレーザーでもできるのですが、小さいパーツを動かないように手で押さえながら、TIGと比べて大きいレーザートーチを持って溶接するにはやりにくいんです。

TIGで仮止め

 

 

 

 

続いて本溶接はレーザーで行います。

TIGの腕にもよると思うのですが、小さいとはいえ私の場合、レーザーが楽でキレイにできると思えたからです。

小物レーザー溶接後

 

 

 

こちらは50φのパイプと下のフランジっぽい板です。こちらも仮止めはTIGで終わらせてます。

普通はこのレベルだと仮止めからレーザーで行うのですが、一部カットしていることでギャップが所々にあったので、融通の利くTIGで仮止めしました。

そして何か理由が無い限り、本溶接はレーザーで溶接します。

ステンレスパイプとフランジ仮止め

 

 

 

 

簡単かつ早くてキレイです。多分どれだけTIGを極めた人でも、一度試したらレーザーを選ぶはずです。

ステンレスパイプレーザー溶接後

 

 

よろしければ動画もご覧ください。

 

 

 

動画終盤にもリンクを設置していますが、とりあえず試してみたい方や見積りをご希望の場合、下記お問い合わせフォームorお近くの営業所へ直接ご連絡ください。

 

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