こんにちは。
台車製作の続きです。
今回は半自動溶接を中心にお届けしたいと思います。
それでは溶接していきます。
こちら二枚の写真、使っているのはどちらも同じ半自動溶接機WT-MIG160ですが、アークの色が違うのがわかるでしょうか?
上はノンガス溶接用フラックスワイヤーを使っています。
下は混合ガス(アルゴン80%+炭酸ガス20%)を使っています。
それぞれの仕上がり具合は
ノンガス溶接部
これはノンガスといえどイマイチな方ですが、アーク溶接(棒を使うやつ)に近い仕上がりとなります。
混合ガスを使った溶接部
ビードも半自動らしいものでしっかりと溶接できています。
混合ガス溶接の動画はこちら
ノンガスワイヤーを使った溶接は、見た目はあまり気にしないのでくっつけばいい場所や、たまにしか溶接しないので、わざわざガスを用意するのが割に合わない場面などでは有効です。
反対にある程度見た目もキレイにする必要がある製品や、溶接の溶け込みも重要な場合、また溶接の頻度が多い場合などでは、ソリッドワイヤーとガスを使った方が、ランニングコスト及び仕上がりなどトータルで見ると良い場合があります。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 株式会社WELD TOOL 092-834-2116