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バイクのアルミフレームのクラックをTIG溶接で修正

  • 公開日:2016年11月18日
  • 最終更新日:2016年11月22日
バイクのフレーム

こんにちは。

在庫が無いのに記事にするのもアレですが。。WT-TIG200を使ってバイクのフレームのクラックを溶接して修理する実験をしました。

例によってクラックが入ったフレームなどは無いので、あえて切る事にしました。それではご覧ください。

 

今回実験台にしたのはこちらのアルミフレーム。

アルミフレーム

 

MC19と書いてあります。調べたらCBR250Rでした。

30年近く前のバイクなのに、溶接も一定でエンジンハンガーの存在やフレーム内に補強リブが入っている事に驚きです。

MC19

 

当然クラックなど入っていませんので、バンドソーで切断しましたが、ここで問題が。切断したことで、歪の影響か切断面が開いてしまいました。

フレームを切断

 

さすがにこれだけ隙間があったらTIG溶接できないので、社長に上から押さえててもらってる間に仮付けして、ついでに周りの被膜をグラインダーで削って地肌を露出させておきます。

仮止め

 

それでは溶接していきます。

グラインダーがけ~溶接まで通しで撮影した動画がこちら(別撮り)

 

このような感じで溶接できました。

 

アルミフレームをTIG溶接

削るとこんな感じです。

研磨60番

 

ついでにさらに磨いてみました。

分かりづらいですが、周りよりてかてかしてるので、やるなら全体を磨かないと変ですね。

研磨640番

 

 

今回使ったアルミも溶接できるTIG溶接機WT-TIG200は12月初旬入荷予定です。

オリジナルフレームの製作やアルミフレームクラックの修理などにいかがですか?

 

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。株式会社WELD TOOL 092-834-2116

 

 

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