こんにちは⛄
今回はチタンマフラーの仮留溶接中に空いてしまった穴を埋めてみました。
薄板なので少しでも隙間があると溶け落ちて、穴が空いてしまうんよね~。
基本TIG溶接の棒入れは、アークを母材に当て、母材が溶けたプールに溶接棒を入れ肉盛りしていけばいいのですが、薄板の場合、弱い電流だと、棒が溶け込まず溶接不良になり、強い電流だと、プールができる前に穴が広がっていきます。
そこでこんなやり方で穴を塞ぎました。 動画でご覧ください。
溶接電流は約80A。塞ぎたい穴の個所に溶接棒を置き、その上から強いアークを当て溶接棒を一瞬で溶かし込んでいきます。
私はチタンという材質を初めて溶接したのですが、ステンレスや鉄に比べて溶け込みが良く、溶接後の発色やビードもキレイでチタンはとても溶接しやすかったですよ!
製作中や修理中に穴が空いたら是非この溶接方試してみてくださいね~
今回溶接に使用したのは100VタイプのTIG溶接機WT-TIG160です。
直流タイプですので、アルミは溶接できませんが、軽量でコンパクトだけでなく、ご家庭にどこでもある100Vの二股の差込口でご使用いただけます。企業様は車への積み下ろしや持ち運びが楽にできるので、現場用などの為に。個人様にはご家庭で趣味のバイクや車の修理などなど好評な溶接機です。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。 株式会社WELD TOOL 092-834-2116