こんにちは。
先日解体現場にデモに行ったとき、「ガウジング」なる用途に使えないかという事で、帰社後も何とかうまいことガウジングに使えないかと試行錯誤をしておりました。
今回テストを重ねた結果、ガウジングとして溶接部分などを比較的キレイに吹き飛ばすことができましたので、記事にアップしていきたいと思います。
現在ガウジングカーボンで作業されている方は、とりあえず動画だけでも見て比較してみて下さい。
まず、ガウジングの対象となったのは、こちらの隅肉溶接された9mm厚の鉄板です。もしこれを剥がそうとしたら、グラインダーではかなり時間がかかってしまいますよね。
これをエアープラズマではつって(剥がして)いきます。
これは動画でご覧ください。
半自動溶接でガッツリくっつけていたにもかかわらず、このように分離させることができました。
プラズマ切断機でガウジングをした事自体が殆どなかったんですが、このように溶接部分を吹き飛ばして、見事鉄板を引きはがすことができました。
こちらは別日に撮影した、ガウジング部分の写真です。
分かりづらいですが、隣のチップと比べていただければ、大体の溝の大きさが把握できるかもしれません。
ちなみにガウジングにあたって、エアー圧の調整やトーチ先端チップの形状⇓を特殊な物に交換し、切断機本体も若干の仕様変更を行っています。
※2021年2月以降、ガウジング用のチップが新しくなり、現在ではプラズマ切断機の仕様変更は必要なく、切断時と同じエアー圧で作業可能です。チップをガウジング用に変えるだけです。詳細はこちらから確認下さい。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116