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【失敗談】アルミの鋳物をTIG溶接

2018年02月28日

溶接割れしたアルミパーツ

こんにちは。

 

 

こちらはアルミ製の車のパーツなんですが、激しい走行で割れてしまったので、溶接してくっつけていきたいと思います。

 

割れた車の部品

 

取り外して持った感じ重みがありましたので、最初は鉄かと思っていました。

 

ちなみに鉄とアルミの簡単な見分け方としてですが、重いのは鉄で軽いのがアルミです。

また、グラインダーを当てた時に火花が出るのが鉄で出ないのがアルミです。

 

うーんグラインダーを当てた時、少ないけど火花出てたと思うんだけども。。。何か特殊な素材なんだろうか。。。

 

 

 

 

 

とりあえずこれをTIG溶接機で溶接した訳なんですが、どうも鋳物のようで母材にキレイなプールができずになかなか上手くいきませんでした。

何というか感覚的には綿菓子に火を当てて溶かしている感じです。

TIG溶接したアルミパーツ

 

 

それでも何とか溶接した物の表面をグラインダーで削って、一応カタチにはなりました(左)。

これを車体に取り付けて、ちゃんと強度が出ているかどうかが一番の問題なんですが

溶接したパーツを研磨後

 

 

試しに車体に取り付けてテストしていると、近場でちょっとした段差を乗り越えて負荷がかかったと思われる瞬間に「バキッ」と音がして割れてしまいました。

まぁ溶接した感覚からして、ちゃんと溶け込んでない感じがしたので、ダメだろうな。。。とは思ったんですが、予想以上に一瞬で割れてしまいました。

以前も鋳物のアルミが上手く溶接できなかった事があるんですが、なんでか下に下にと落ちていくだけで、ちゃんとしたプールができないんですよね。。誰かやり方教えてください(笑)

溶接割れしたアルミパーツ

 

 

 

アルミは基本的には溶接できるんですが、今回のように物によっては溶接が上手くいかなかったりしますので注意が必要です。

※例えば今から既存の何かに溶接しようと思っている場合は、先にアークを試しに当てて溶接できるかを確認してから、それに付随する部品を製作した方がよいかもしれません。

せっかく製作した物が溶接しようとしてくっつかなかったら、無駄になっちゃいますからね。

 

 

ご不明な点があればお気軽にお問い合わせください。

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