こんにちは。
車のカスタムでパイプをシリコンバンドで接続する事があると思うんですが、その際パイプが抜けないように加工する必要が出ましたので、その専用工具「ビード加工機」を作りたいと思います。
それではご覧ください。
ビード加工機とはこういったもので、パイプを挟んでツバのような抜け止めを作る機械です。
それではビード加工機を作る為の部材を作るため、まずはプラズマ切断機で6mmのアルミ板を切断していきます。
サイズ的にバンドソーで切るか悩みましたが、ウチのバンドソーは私が自宅から持ってきたおもちゃみたいな物ですので、物を切っているうちに刃が斜めに傾いてしまい、真っすぐ切れません。
それならばプラズマの方が速いし真っすぐ切れるので、これで切る事にしました。
滑車を固定するための丁度良いサイズのコの字の部品が無かったので、鉄のフラットバーを切った物をTIG溶接しています。
これらの部材が揃いました。
順序がバラバラですが、アルミ板をTIG溶接していきます。
こんな感じで溶接できました。
こちらは隅肉溶接です。上と下の写真の溶接は両方とも溶接棒を入れています。
アルミは極めてプールが一体化しにくいので、基本的に溶接棒を入れないと溶接できません。
それでは溶接もあらかた終わったので、機械加工に入ります。
ローラーを旋盤加工
スライド台座部分をフライス加工
その他、手加工多数
かけた費用
結局使わなかった物もありますが、締めて5,983円でした。
このように幾億の手間と金をかけた結果
テストをした段階で所々剛性が無さ過ぎて、ローラーを締めこんでいくと歪んでしまう事が発覚
結局のところゴミ箱行き
はっきり言って今回は完全に時間と金の無駄でしたね。。まぁものづくりあるあるだと思って忘れます。
結局、剛性が無さすぎて使い物にならなかったため鉄クズ行きでしたが、溶接はうまくいきました。
溶接に関してご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ビード加工機の事は失敗作しか作れなかったので分かりません。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116