こんにちは。
最近、弊社移転しました。今までの所と比べると、敷地はかなり広くなりました。
それはいいんですが、何かと問題がちょこちょこあって、最近やっと倉庫を片付けるところまでたどり着きました。
その問題の一つ、扉の施錠する金具なんですが、右側のステーが外れてしまっていました。扉が簡単に開くのはダメなので、同じ物をしっかりと取り付け直すことにしました。
まずペンキを剥がします。溶接中に熱でペンキが焼けたら臭いので、広範囲に剥がしておきました。
ステーをペペっと仮付けしました。
スプールガンを使って本溶接します。
前回のTIGに引き続き、また穴が…扉自体は思ってた以上に薄かったです。
というか、そもそも半自動溶接あんまり得意じゃないんです。。練習しときます(汗)
全然上手じゃないんですが、動画はこちら。
ワイヤーを送るローラーが、スプールガンを持っている手元にありますので抵抗が少なく、ワイヤー送りはブレることなく一定で、溶接しやすいです。
溶接で地肌がむき出しになっており、そのままじゃすぐに錆びてしまいますので、ペンキ(色は違えど、とりあえずあった物)を錆止めで塗って完成です。
通常の半自動溶接機の場合、トーチ内部を溶接ワイヤーが通っているため、どうしてもそれが抵抗になり、トーチの長さが制限されてしまいます。
スプールガンを使うと、ワイヤー自体は手元のガン部分に格納されているので、ワイヤー送りの抵抗が極めて小さく、トーチケーブルを非常に長くする(弊社スプールガンの場合は10M)ことができます。
大物の溶接作業などでは、アースクリップは近場に挟んでおいて、溶接機本体は動かさずにスプールガンを持って歩き回りながら溶接する…といったことができるようになり、作業効率がアップします。
高所で溶接する場合とかも、わざわざ溶接機を二回まで上げる必要がないので、良いかと思います。
ご検討中のお客様で、何かご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116