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油圧プレスの足に車輪をTIG溶接

2017年12月25日

油圧プレスに車輪を溶接

 

こんにちは。

 

もうすぐお正月ですね。ウチも12/28~1/3までは正月休みに入らせていただくんですが、その連休を利用して車のメンテナンスをさせてもらうために「油圧プレス」を買っちゃいました。

油圧プレス

 

 

まぁ個人向けの格安プレスですが、これでブッシュやベアリングの交換ができるようになりました。

こういった圧入されている類の部品の交換って、パーツ代はそうでもないけどそれなりの設備が無いと作業できないんですよね。工具を揃えるのにお金がかかるタイプです。

 

 

 

そしてこのプレスを先日の休みに組み立てたんですが、思った以上に重量があり移動させるのがかなり大変でしたので、足の部分に車輪をくっつけることにしました。

こちらの足部分にホームセンターで買ってきた車輪を溶接してくっつけていきます。

プレスの足

 

 

まずは溶接する部分の塗装をグラインダーで落としておきます。

溶接する部分の塗装は必ず落としてから溶接にかからないと、確実に後で後悔することになります。

地肌を露出させたアングル

 

 

こちらの車輪の台座部分にもグラインダーを当てます。

普通のホームセンターで買ってきた車輪なんですが、パット見銀色に光っていて地肌そのもののような感じがしますが、実はこれ亜鉛メッキがかかっているんです。

そのまま溶接もできないこともないですが、あまり体に良くないガスが発生しますし、溶接自体も汚くなってしまいますので、極力メッキは剥いで溶接することをお勧めします。

メッキを剥がした車輪

 

 

それでは溶接していきます。

まずは仮止めですが、結構高めの電流(140Aぐらい)で1秒ほどの短い時間アークを当てます。すると母材が一気に溶けて瞬時に一体化し、簡単に仮止めできます。

仮付け

 

 

本溶接です。

とはいっても厚みが3mm程度あり、母材どうしも密着しているので、溶接棒を入れることはせずにナメ付け(共付け)で十分対応できました。

アングルと車輪をナメ付け

 

 

こんな感じで溶接完成です。

ちなみに溶接棒は入れずに電流は90Aぐらいで溶接しました。

溶接したアングルと車輪

 

 

全ての車輪の溶接が終わり、地肌剥き出しではすぐ錆びてしまうのでタッチペンで塗装しました。

サビないように塗装

 

 

以上で完成です。

車輪をくっつけた油圧プレス

 

 

押して移動できるようになったので、非常に使い勝手がよくなりました。

車輪のついたプレス機の足

 

 

 

今回のプレス機には元から「ここに車輪を付るなりアンカーを打つなり好きにして下さい。」といった感じの穴が空いていたんですが、無視して溶接しました(笑)

そっちの方がより足の端っこのほうに車輪を設置する事ができるので、安定感が増すと思ったからです。

 

 

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