こんにちは🌰
10月に入り、福岡はやっと最近過ごしやすい気候になりました。
今回は9月から弊社で販売を始めたφ0.5mmタングステン電極なのですが、
1.0mm以下の薄板溶接に使用すると、熱が入り過ぎることを防げるので、
穴が開く事無く溶接可能です!
大体φ0.5mmといえば。
そう。シャーペンの芯です。
ちなみにこちらは軟鋼0.8mmの薄板を突合せなめ付け溶接した写真です。
(溶接電流は25A)
50mm×50mmの小さな板同士なので、直ぐに熱が全体に入っても穴が開く事無く、
この写真では分かりずらいのですが、レーザー溶接したかの様な仕上がりになります。
極細のタングステン電極の先端から出るアークはとても細いので、
板同士の接点にピンポイントでアークを当てるのは、
この頃老眼が出てきた私にとっては難しい作業でした(笑)
試しに溶接電流を40Aに上げて溶接してみましたが、スイッチを押した瞬間
極細のタングステン電極が大きな電流に耐え切れずバシュツッ!!
と音がして、電極の先端がなくなってしまいました💧
その後このφ0.5mmタングステン電極で色んな電流で溶接を試したところ、
最大でも電流30A以下で使用する事をお勧めします。
今回は板厚0.8mmの薄板でしたが、
板厚0.5mm以下の板での溶接も試して、
薄板溶接の参考になる記事にしたいと思います!
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