こんにちは。
自社ではバンドソーをコンターマシンのような使い方で物を切る事がまぁまぁあります。
その際、母材を置くテーブル的な物があった方が何かと使いやすそうだったので、簡易テーブルを作ってみました。
端材であったCチャンと鉄板を拝借しまして
Cチャンを所定の長さにカット。
ついでに各部ベアリングをチェックしていたら、何個か全く回らず。
他の物もガタがきており、ゴリゴリと動きが悪かったので、新品に交換します。
とりあえずCチャンを溶接します。
半自動が手っ取り早いんですが、ワイヤー通すのとスパッタの後始末が面倒だったので、TIGで溶接します。
WT-TIG320Sを使用。
Cチャンの板厚は2mmぐらいなんですが、C形に巻き込んでいる面同士を溶接したり、L字部分を隅肉溶接したりと熱の逃げ方が変わってくるので、AUTOではなく個別調整で溶接します。
溶接棒を漁っていると、錆た物がありました。
見栄えは気にしないので、隅肉がやり易いちょっと太め(2.0φ)なこれを使っていきます。錆びてても普通に使えました。
溶接棒が太いと送りが減って、コーナーの凹んでいる所は溶接し易いです。
ただ、電流を高めにしないと、溶接棒が溶けずにダマになります。
この写真のは140Aで溶接しましたが、φ2.0だと最低120A以上で使った方がいい気がしました。
溶接を進めまして
バンドソーのクランプに挟んで使います。
ミニ台です。
細かい物を切ったりし易くなった。。はずです。
あとはみんなが使ってくれるかどうかで評価が大体分かりますw
台以外の部分は錆止めで缶スプレーで塗っておきました。
スパッタが出ていないので、塗装前にグラインダー等で除去する手間は無くなります。テーブルにスパッタがこびりついてると、そこで引っかかっちゃいますから。
以上、TIG溶接機とCチャン、鉄板を使った、ちょっとした物づくりでした。
興味ある方は是非お気軽にご連絡下さい。店舗で実機試せます。
※電源は三相動力が必要ですのでご注意ください。
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