金属を切断する工具、機械は様々なものがありますが、それぞれの特徴、用途などを確認下さい。
●高速切断機
Φ約300~400mmの切断砥石を回転させて金属を切断します。 金属を固定して切断するので真っ直ぐきれいに切断できます。 角パイプやアングルなどの切断によく使われます。 音がうるさいので住宅街などでの使用には向いていません。 |
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●グラインダー(サンダー)
高速切断機のように固定する必要が無いので使い勝手がよく、 多くの現場で使用されています。 高速切断機もそうですが、厚めの金属の切断には向いて いません。 |
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●エアープラズマ切断機
プラズマ切断機本体とエアーコンプレッサーが必要です。 WT-60であれば厚み10mm程度まで楽に切断でき、 電気が通る金属はほとんど切断できます。 音が静かで曲線切りも可能です。 切断幅が2~3mmあるので、精度を求める場合はおおまか に切断して、グラインダー等で仕上げる必要があります。 |
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●バンドソー
帯状ののこ刃を回転させて金属を切断します。 パイプや中身の詰まった丸棒、角材の切断に最適です。 切断スピードは遅いですが、切断面もきれいで正確に切断 できます。 |
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●ガス切断機
アセチレンガスと酸素を使用します。 土木や解体現場でよく使用され、厚い金属を切断(溶断) するのに最適です。 使用するには資格(講習)が必要です。
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●レーザー切断機
CADなどでプログラムを読み込ませて自動で切断します。 正確に高精度で切断できますが設備となり、 価格は数百万~数千万と高額です。
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