マイクロTIG溶接機WT-MTIG250は薄板の溶接に特化したTIG溶接機です。
通常のTIG溶接では穴が空いてしまうような1mm以下の極薄板の溶接で、焼けや歪を押さえた溶接ができます。
また、通常のTIG溶接機としてもご利用いただけます(通常のTIG溶接にパルス機能はありません)。
アルゴンガス(ボンベ)と流量調整器(レギュレーター)などが必要となります。
専用の溶接面(通常TIG溶接にも対応)は付属します。
焼け取り機能も使う場合は、オプションの焼け取りトーチ、市販の電解液も必要です。
当店ではアルゴンガス(ボンベ)は販売しておりません。
各地域にガス屋さん(産業ガス)がありますのでそちらで購入できます。
ネットでも販売されていますが使用後の充填のことを考えると近くのガス屋さんで購入するのが無難です。
溶接の頻度にもよります。工場などで見かける人の背丈ほどあるボンベが7立米ですが、かなり重量があり、据え置きの場合はいいのですが、移動させることがある場合はおススメしません。
当店では7立米、3立米のボンベを使用していますが、3立米ボンベは一人で持てる程度の重さで、(溶接頻度によりますが)数週間~数ヶ月もつのでおススメです。
3立米のボンベは買取で約3万円程度、充填料金は6,000円ほどです。(参考)
標準セットにコレットが3つ付属しており、Φ1.6mm、Φ2.0mm、Φ2.4mmのタングステン電極が使用できます。
タングステン電極の使い分けを教えて下さい。(色や径)
タングステン電極は先端が赤、緑、灰色などがあり、溶接する材質によって使い分けます。
以上のように灰色のセリタンがオールマイティーに溶接できますので当店で販売しているタングステン電極 セリタンとなります。
(WT-MTIG250はアルミの本溶接はできません。点付け程度になります。)
また、大きさ(径)はΦ1.0mm、Φ1.6mm、Φ2.0mm、Φ2.4mm、Φ3.2mmがあり、(長さは150mm) 径によって適正電流がありますが、一般的には溶接する母材の厚みなどによって使い分けます。
※参考値
マイクロTIG溶接の場合は、φ1.0もしくはφ1.6がオススメです。
φ1.0で板厚1mm以下、φ1.6で板厚1-2mmのマイクロTIG溶接が可能です。
はい。コレットやセラミックノズル、トーチキャップ、タングステン電極など消耗品も販売しております。
※当店で溶接機本体を購入された方のみへの販売となります。
商品お届け後、3日以内に電話にて連絡、発送いただければ返品も承ります。
返送時の送料をご負担願います。また、購入方法が代金引換の場合は代引手数料を差し引いて返金致します。
購入後、商品お届け日から1年間の保証となります。
万が一保証期間中に故障した場合は当社へ連絡、発送いただき、修理or交換致します。
商品が届いた日の翌日には修理or交換を済ませ発送致します。お客様から当社へ発送する際の送料のみご負担下さい。
もちろん対応しております。
購入後1年間の保証が付いており、保証期間終了後も安価にて修理も対応致します。
修理に関して、ほとんどの場合弊社へ到着後1~2日で修理、返送しております。
弊社で販売している溶接機は中国の工場で製造されています。
日本製ではありませんが、弊社にて約半年間溶接テストを行い、問題なく溶接できる機種を販売しております。
製造時はもちろん、出荷時にも動作テストを行っております。
板厚が1mm以下といった極薄板の溶接では、熱の影響で母材が簡単に歪んだり穴が空いたりしてしまいます。それらを軽減するために、極めて短い時間(200ms以下)のアークで瞬間的に母材を溶かして固めるといった、特殊な機能をもった溶接機になります。