ワイヤーは1kgまでの軟鋼用ノンガスワイヤーであれば、ほとんどのものが使用できます。
ホームセンターなどで販売しているワイヤーも使用できます。
それ以上のワイヤー(径が大きい物)は使用できません。
100V電源の場合、溶接機最大出力110A時は35Aを消費します。一般的な100V/15-20Aブレーカーの場合、溶接機側出力は約70A程度まで(板厚2mm程度)となります。
200V電源の場合、容量20Aあれば問題なく溶接できます。家庭用でも大きめのエアコンのブレーカー等で200Vが既設であれば、そちらに接続するのが手っ取り早いです。
仕上がりの綺麗さで比べると以下のようになり、混合ガスを使うのが一番きれいに溶接できます。
混合ガス<炭酸ガス<ノンガス
しかし、溶接後にグラインダーで仕上げるとなるとノンガスでも問題ありません。
ノンガスで溶接を行うメリットはガスボンベが必要無いこと、風の影響を受けないことです。
デメリットはフラックスワイヤーがソリッドワイヤー(要ガス)と比べて割高ということです。
従いまして、DIYでのものづくり程度で溶接量も多くないのであれば、ノンガス溶接で良いかと思われます。
本来、ステンレスの半自動溶接であれば、ステンレスフラックスワイヤー+炭酸ガスといった組み合わせで行います。
しかし、ステンレスの成分の大半は鉄であるため、ノンガスワイヤーを使っての溶接でも、意外としっかりくっつきます。
仕事でお金を貰うような場合は不向きですが、DIY等の自分で使う(自社内で使う)のであれば、強度的に余程重要な所でなければ大丈夫です。
ノンガスでのアルミ溶接は不可能です。アルミの場合はTIG溶接か、溶接個所が多い場合は半自動であればWT-MIG200Sといった機種を使用し、アルゴンガスが必須となります。
軟鋼の溶接で、家庭用100V/15-20A電源の場合約2mm程度、同じく100V電源で40A以上のブレーカーに接続時及び、200V電源に接続の場合で約3mm程度となります。
溶接の仕方などによって変わるので一概には言えませんが、ノズルやコンタクトチップの先端と母材(溶接する部分)の距離が近すぎるとスパッターの跳ね返りが付着して詰まりやすくなります。
先端と母材の距離は1cm程度が適正で、ガスが出ませんのでノズルは無くても問題ありませんが、ノズルを母材に当てた状態で溶接を始めたりと、取り付けていた方が何かと扱いやすいです。
また、コンタクトチップが緩むと接触不良でアークが発生しにくくなりますのでしっかり締め付けましょう。
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