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TIG溶接でジムカーナ向けに車のサイドブレーキを延長 

2017年08月24日

こんにちは。

 

ワタクシ事ですが最近はもっぱらジムカーナにハマっております。

↓こんな感じのパイロンコースをグルグルするやつ

ジムカーナ練習

 

そのため、色々と車の部品を会社で作ってそれを記事に上げている訳ですが、おかげさまでカーショップやバイク屋さんからのご注文を多くいただいております。

 

この場を借りてお礼申し上げます。

 

近日中には新型のTIG溶接機WT-TIG315も販売開始いたしますので、よりハイスペックな物をお探しの方はそちらもご検討下さい。

WT-TIG315

 

 

さておき、今日はジムカーナでも最重要となる「サイドターン」をしやすくするように、サイドブレーキの延長加工を行いました。

既存のサイドに直接溶接して延長してもよかったんですが、それでは普段使いに支障がでそうだったので、延長バーを作ってそれを追加することにしました。

 

既に剥き出しになっていますが、こちらがMR-Sのサイドブレーキです。

自分がヘタクソなのも大いにあるんですが、この車は調整を色々としましたが全然サイド効きません。これを延長して、良く効くようにしたいと思います。

MR-S サイドブレーキ

 

このまま延長するとシフトレバーと被ってしまうので、とりあえずボルト位置を変更して、サイドブレーキ(分かりづらいけど銀色の棒がそれです)を右向きにオフセットしておきます。

サイドブレーキオフセット

 

そしてこの上からチャンネルを被せて台座とする予定だったんですが、適当に買ってきてしまったのが災いし、小さすぎて入りませんでしたので

サイド延長用チャンネル(サイズ合ってない)

 

切ってTIG溶接し直して幅を広げました。

ちょっと電流強すぎて、熱が入りすぎて溶け落ち気味になってしまいました。

アングル二本を溶接してチャンネル形状に

 

他の箇所も溶接していきます。

アルミのTIG溶接

 

こちらは上の写真の裏側(裏波)です。

全体的に強度が必要な物なので、裏までしっかり溶かし込む感じで溶接しています

アルミTIG溶接の裏波

 

このチャンネルにアルミパイプを角度切りしたもの(バー部分)を、一周ぐるっと溶接しました。

円の頂点部分に黒い斑点がポツポツ見えますが、これはアルゴンガスボンベの元栓をあけ忘れてしまい、アルゴンが出てない状態でアークを当てたのが原因で溶接不良となってしまいました。。。皆さんは注意してください!

アルミチャンネルとアルミパイプのTIG溶接

 

出来上がった部品のパイプ先端にグリップとなるスポンジを取り付けて、完成です。

延長サイド

 

これを車体に取り付けるとこんな感じになりました。

延長サイドバー取り付け

 

 

 

取り付けた感じとしては、ギリギリシフトレバーをかわしつつ、どこにも干渉していないので良かったです。

ただ、サイドブレーキ自体の横方向のガタが元から大きかったのですが、延長サイドを追加したことで余計にガタが大きく感じてしまいます。

また、取り付けに関しては、とりあえずホースバンドで固定しているんですが、固定自体は比較的ガッチリしているものの、見栄えが良くないので、この辺りは改善する必要があるかもです。

 

 

最後に、個人的にはものづくりは極力アルミで行うことを心がけています。

今回のサイドブレーキレバーなんかは、本来であれば力の加わるポイントですので、スレンレスなどの丈夫な素材で作った方が良かったかな~と後になって思いましたが、何でアルミで作ったかというと

 

 

加工が楽だから

 

 

これに尽きます。

切断も安物メタルソーでザクザク切れますし、フライス加工も個人向けレベルの物で加工できます。

という訳で、ものづくり目当てでTIG溶接機を買うのであれば、アルミも溶接できる物をオススメします。

 

溶接に関してご不明な点がございました、お気軽にお問い合わせ下さい。

株式会社WELD TOOL 092-834-2116

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