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[お問い合わせテスト]TIG溶接機WT-TIG200で1mmのアルミ板を交流TIG溶接

2018年06月04日

アルミ薄板(1mm)

こんにちは。

 

 

弊社のTIG溶接機を購入されたお客様からのお問い合わせがありましたので、ついでに記事にしていきたいと思います。

 

お問い合わせ内容としては、板厚1mmのアルミ板を突き合わせでTIG溶接したいが、なかなか上手くいかないので、電流値などを教えて欲しいとのことでしたので、アルミの薄板を溶接しようと思われている方は参考までにご覧ください。

 

 

 

 

今回のお問い合わせ内容のケースでの溶接電流ですが、アルミの1mmというここまで薄い板はほとんど溶接した事が無かったため、実際に溶接してみることにしました。

 

端材としてあったアルミ板なので汚いのですが、溶接する部分だけはシンナーで拭いてキレイにしてあります。

アルミ薄板(1mm)

 

 

この薄さです。

正直言って、初心者の方にはかなり難しいんじゃないかと思います(汗)

アルミのTIG溶接が初めての場合、5mm~8mm程度のアルミ板で試しに溶接してみるのがいいかもしれません。

薄板溶接前の平行具合の確認

 

 

それでは溶接していきます。

溶接電流の調整に手間取ってかなり時間がかかっていますが、最終的には30A程度が丁度良かったように感じます。

ちなみに下は20Aからスタートしましたが、ほんの数A上がるだけでも、ここまでの薄板となると一気に溶け落ちてしまうので、電流調整は細かくすることをお勧めします。

 

 

前半電流値が低すぎたようで時間をかけすぎてしまい、灰色に酸化してしまっていますが、真ん中より左側では溶接電流がいい感じにバランスが取れた感じで、何とか溶接できました。

ただ、非常に薄いので、後半は一気に穴が広がろうとしますので、注意が必要です。

アルミ薄板の溶接後

 

 

最終的には30A程度が丁度良かったように思います。

ちなみに5A程度上下するだけでも、溶接する感覚は大幅に変わりますので、微調整が必要です。

アルミ1mm板の突き合わせ溶接参考電流値

 

 

 

アルミの1mm厚となるとかなり手こずりましたが、溶接は問題なく可能です。

ちなみに、最も薄いアルミとなると、以前WT-TIG200でアルミ缶も溶接したことがあります。

 

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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