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引張強度試験のリベンジに行ってきました。

2020年01月17日

フラットバー

こんにちは。

 

 

昨年末に行ってきた、福岡工業技術センターでの引張強度試験ですが、大半が元から空いている穴で千切れてしまったため、正確な数値の比較ができませんでした。

破断テスト後

 

 

 

今回は余計な穴の開いていないフラットバーを持って行って、同じように引張試験にかけます。

フラットバー

 

 

 

 

厚みは3mmになります。

これを各種溶接にてくっつけまして、試験機で破断するまで引っ張っていき、その耐荷重を調べていきます。

厚み

 

 

 

 

 

各種溶接した物が揃いました。溶接は全て片側からのみ行っています。

切断テスト用フラットバー

 

 

 

 

TIG溶接:ナメ付け、溶接棒入り、開先加工有り(2パス)

TIG溶接したフラットバー

 

 

 

試しに開先加工した物も持っていきました。

グラインダーなどでV字型に溝を掘って、1層目~2層目と溶接を重ねていく事で強度を出すやつです。

開先加工1層目

フラットバーをTIG溶接

 

 

 

 

2層目(アンダーカットですね。。)

2パスで溶接

 

 

 

母材裏側の比較ですが、左は開先加工無しの物で、右は開先加工有りの物です。

だいぶでべそですね。。ヘタクソなので公開するか悩むレベルなんですが、、一応裏側まで溶接されており(裏波)、強度は出ていることを期待します。

溶接の裏波

 

 

 

 

半自動溶接:軟鋼用ソリッドワイヤー(炭酸ガス使用)、ノンガスフラックスワイヤー

ソリッドワイヤー+炭酸ガスの組み合わせは、一般的な半自動溶接ですね。

ノンガスワイヤーだとガス不要で準備が楽なんですが、強度はどうでしょうか?

半自動溶接したフラットバー

 

 

 

 

パルスミグ溶接:ブレージング溶接(銅が主成分のブレージングワイヤー+アルゴンガス)

ちょっと特殊な用途で使われる溶接です。車の超高張力鋼板の接合で指定されていたりするようです。詳しくは別の記事にて説明させていただきます。

ブレージング溶接したフラットバー

 

 

 

これらの母材を引張試験にかけてきました。

長くなりそうですので、結果は次回の記事にて報告させていただきます。

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