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アルミ1.4mmを初心者がTIG溶接

  • 公開日:2020年06月30日

アルミの溶接って難しい?

 

お客様からのお問い合わせでこういった質問がちょこちょことあります。

これから溶接を始めよう、またどの溶接機を購入しようか?っと迷ってる方が

この記事をみる事で少しでも参考になればと思います。

 

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このアルミ材をWT-TIG200を使って溶接していきます。ちなみに実際に溶接を

行うのは初心者なので長い目で見て頂けたら嬉しいです。(枠内を溶接します)

 

 

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板の厚みは約1.4mm、溶接プロの方なら大した事がないようでも

初心者からすれば難易度は結構高い方だと思います。

 

 

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アルマイト加工がしてあるので先ずはグラインダーで溶接する部分を削ります。

 

 

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アドバイスなど何も聞かずにまずは自分なりに溶接をしようとした結果、写真の

通り全く上手くいきません。すぐにアルミが溶け広がっていきます・・・

そう簡単に、上手くはいかない事は分かってましたけど(笑)

という事で合間をみて練習をしていきます。

 

 

 

 

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トータルで約2時間ほどでしょうか。画像のアルミ板裏側もびっちりと

練習しました。

これからいよいよ本番ですが、正直いって一度失敗してます。

ですので二度目の本番?になります。

 

 

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決して上出来ではありませんが、何とか形にはなったと思います。

 

 

一応動画も作成しました。

 

 

最後に・・・

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今回一番苦労したのはタングステン電極にアルミが乗り移る事です。

こうなるとアークが不安定で思ったように溶接出来ません。

何度タングステンを研ぎにいった事か。。。

タングステン電極と溶加棒の距離が近すぎるのが原因ですけど、距離を一定に保つ

には多少の慣れが必要だと感じました。

 

 

 

当然理想には程遠いです。

 

 

もう少しキレイなビード目が出来たら溶接してて気持ちがいいだろうなぁ・・・と

更なる練習を重ねていこうと決意した日でした。

また、弊社でも初心者向けの溶接講習を今流行りのzoomを使って行っています。

面倒な登録は必要なく、こちらのページで公開するミーティングID/パスワードを

入力して頂くだけで参加できます。多くの方が利用を希望してますので予約制

にはなりますが、気になる方はコチラから⇒【zoomでオンライン講習】

また以前の記事でアルミ溶接について、もっと詳しく説明をしています。

コツなども書いてますので気になる方は是非チェックしてみて下さい。

アルミ溶接のコツ←こちらをクリックしてください。

今回使用した機種はコチラから⇒WT-TIG200

 

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