こんにちは。
マイクロTIG溶接機WT-MTIG250を検討中のお客様からお問い合わせを頂きましたので、試しにやってみました。
内容は、板厚2mm程度の板を溶接したいが、板を曲げたり加工する過程で溶接したい箇所がどうしても1.5mm程度隙間が空いてしまう。
これをマイクロTIG溶接で隙間を埋めながら溶接できますか?といったものでした。
板厚に対して隙間が広いので溶接棒は必要なんですが、たまたま隙間とほぼ同じ太さの溶接棒(Φ1.6)がありますので、それを置きっぱなしにして溶接してみました。
普通のTIG溶接の方は私がヘタクソなのもありますが、板が黒く酸化してしまっています。
対して、マイクロTIG溶接の方は、かなり酸化少な目で溶接できました。
以外だったのが、歪具合はどちらもほとんど変わらなかった事。
板厚が2mmありましたし、溶接したのはほんのちょっとでしたので差が出にくかったかもしれません(汗)
溶接棒の太さは2φ程度までが限界だとは思いますが、隙間が大体同じ場合、置きっぱなしで溶接した方が簡単に作業できるかもしれません。
流石に板厚が1mmを切ったら、隙間が空いていたら厳しいかと思います。