こんにちは!バイク用品ブログ担当古賀です。
本日はバイクのチャンバー補修です。
マイクロTIG溶接機をご検討中のお客様で、こういった物の修理を自社でできたらと思っていますとのことでご来店されましたので、試しに溶接させてもらうことに。
うーむ、サイレンサー側のフランジでポッキリいっちゃってますね。
チャンバーのサイレンサーはステーで吊られてないんでしょうか?パイプが細く絞られているのもあり、ここで折れちゃうケースは結構ありそうですね。
厚みは1-1.2mmといったところでした。
径が細いのもあって難易度高そうだけども、失敗したくないところ。。。(汗)
2ストオイルがこびりついてたので最初はパーツクリーナーで脱脂しようとしましたが、汚れ具合的に不十分な気がしたので、念のため表面を軽く磨いておきました。
とりあえず仮止めしてみましたが、場所によっては隙間がまぁまぁ空いちゃってます。それに、細い&薄い&パイプという難易度MAXな組み合わせ。。。(;’∀’)
もし隙間が空きすぎていて溶接が難しい場合、割れた部分を切ってフランジに溶接し直そうかなとも思っていましたが、ひび割れてるとこが思ったよりも合ってくれてたので何とかなりました。
ほんのちょっとだけですが、こんな感じで溶接しました。
自分の物じゃありまっせんし、難易度も高いので内心めっちゃ緊張してたんですが、以前にエキマニを自作してたのでそれから微調整するだけで条件も合ってくれました。
マフラーとかチャンバーとか、そういった薄板系の補修にはやり易くてお勧めです。
今回使った溶接機はこちら:WT-MTIG250