こんにちは。WELD TOOLです。
弊社で使用している椅子の脚が画像の様に折れてしまったので
TIG溶接機を使って補修しました。(使用機種:WT-MTIG250)
折れたというより体重に支えきれず溶接部がちぎれた感じですね。
先ずは溶接する箇所の塗装をグラインダーで剝がします。
ちぎれて出来た穴2カ所があるとやりにくいので、両サイドの穴を塞ぎます。
グラインダーで溶接部分を削り、数ヵ所仮止めをしようとしたんですが、
削って板厚が薄くなってる部分は
アークをあてた瞬間溶け落ちてしまいました。(TIGモード:電流50A)
丁度マイクロTIG溶接機を使用していたので、マイクロTIGモードを使用して
数ヵ所仮止めしました。
ここからは通常TIGモードに切り替え溶加棒を入れて溶接しました。
(電流55A 棒はΦ2.0mmを使用)
恥ずかしながら結構時間がかかりました。
見た目の美しさはTIGですが、
こういった類の溶接は半自動溶接機(スピード重視)でやるもんですね(^^;)
ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
(クリックすると別ページに表示されます)