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競技車両のタワーバーの配置変更

  • 公開日:2021年12月27日
塗装したタワーバー

こんにちは。いつもの車ネタです。

 

 

 

熱気排出の目的で取り付けてみたファン。

ファン

 

 

 

 

 

エンジンフードを閉めようとしたら、ギリギリタワーバーと接触しちゃいましたので、タワーバーを加工しました。

タワーバーと接触

 

 

 

 

 

まずは接触していたバー部分を切断しまして

タワーバー切断

 

 

 

 

 

下にオフセットするためのステーの型をザックリと作成し

ダンボール型

 

 

 

 

 

切った箇所に溶接します。

オフセットする型

 

 

 

 

 

フラットバー30×厚み3mmの物を切って黒皮を剥がして準備します。

切ったフラットバー

 

 

 

 

 

とりあえずTIGで仮止めしまして

溶接したフラットバー

 

 

 

 

 

本溶接。こういった小物の場合、TIG溶接だとスパッタが飛ばないので便利です。

フラットバー本溶接

 

 

 

 

 

続いてタワーバー側の準備です。先ほどのステーを溶接する箇所の塗装を剥がしておきます。

どうせ溶接した後塗装するので、ある程度広範囲に剥いでおいたほうがいいです。溶接して熱くなるので、塗装が燃えちゃいますw

塗装剥がし

 

 

 

 

 

バー自体にも角度を付けることにしました。

こっちはスパッタ飛ばしたくないのでTIG溶接しました。

切って角度変更

 

 

 

 

 

ステー自体はTIGでも半自動でもどっちでもよかったんですが、半自動の方が何かと大雑把でいけるので、こっちは半自動で溶接しました。

要所要所で使い分けていくと、何かとやり易いです。

タワーバー溶接

 

 

 

 

 

塗装して完成です。溶接できたら色々と融通が利いて楽しいです。

個人的にクルマ関係の溶接はたくさんやってますので、年末年始で過去記事もご覧いただき、クルマやバイク弄りが好きな方々はご検討ください(笑)

塗装したタワーバー

 

 

今回使ったTIG溶接機はこちら:WT-TIG200
今から始められる方はこちら:WT-TIG200フルセット
今回使った半自動溶接機はこちら:WT-MIG160

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