こんにちは。
弊社は今年の8月に移転しており、一応看板も設置済なのですが、
通りからは見えにくかったので入り口付近に案内看板を設置しました。
最初は市内の看板屋さんに依頼したのですが、忘れられたのか、見積もりが全然出てこず、
それなら自分たちで作っちゃおうということになりました。
用意したのはアルミ角パイプ(40×40×2t)数本とドリルビス。
看板(パネル)はネットで専門の業者を探し、こちらからデータを送って
制作してもらいました。サイズは600×1200mmで依頼。
注文して数日で配達されましたが、とても満足いく仕上がりでした!
値段がかなり安く(1万数千円)全然期待していなかったのでびっくりです。
ちなみにこちらの業者さんに依頼しました。
まずはアルミ角パイプの寸法を測って、バンドソーで切断していきます。
鉄とは違ってサクサク切れるので楽です。
切断した角パイプを試しに組んでいきます。
これが看板の枠になります。
溶接する箇所、アースクリップを挟む箇所(表面)をグラインダーで削ります。
※アルマイト加工されているのでそのままでは溶接できません。
こんな感じで溶接する箇所だけ削ります。
ここから溶接していきます。
アルミ溶接ですと通常はTIG溶接機(交流)を使用するのですが、
今回はパルスミグ溶接機WT-MIG225ALを使用して溶接していきます。
TIG溶接と比べると溶接後の仕上がりは劣りますが、スピードは全然速いです。
ですので、アルミ溶接で溶接個所が多い場合や、長い距離を溶接する場合にお勧めです。
また、仮付けが簡単にできるので仮付けをこのWT-MIG225ALで行い、
本溶接をTIGで溶接するというお客様もいらっしゃいました。
溶接後はこんな感じです。TIGほどきれいにはいきませんが、TIGより楽に素早く
溶接できます。
雨が入らないように角パイプの端の部分をふさぎます。
厚みが3mmあるとだいぶ溶接しやすいのですが、2mmなので油断すると穴があいてしまいます。
なので、連続溶接ではなく溶接しては止めて、を繰り返して溶接しました。
枠が出来上がったのでパネル置いてをドリルビスで固定します。
最後に設置して完了です。
看板の後ろに古い事務所があるのですがそこは使用しておらず、その先に
倉庫、事務所があるので今回この案内看板を設置しました。