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ハーレーのエンジンガード兼足置きをホームセンターで買ってきた材料から製作(非売品)

  • 公開日:2022年09月26日
ハーレー足置きエンジンガード

こんにちは。

 

ドルルン!!と現れたハーレーw

とある成り行きから、知人のこのハーレーのパーツを作る事になりました。

(※弊社で一般の方向けにワンオフパーツは作っておりませんのでご了承ください)

ハーレーFAT BOB™ 114

 

 

 

にしてもゴツい。タイヤ太い。排気量1800cc以上あるらしいです。

マットブラックでカッコイイです。シートの形状や縫製も非常にキレイです。倒立フォークもゴツく、鍵もキーレスらしいです。スタイリングからは想像もつかないハイテクぶりです。

スラッシュカットなマフラーも野太いサウンドなんですが、割れた直管のような下品な音ではなく、重低音が強調された感じでほどよかったです。

一言で表すと、やっぱりゴツい(語彙力

ハーレー

 

 

 

 

このかっちょいいハーレーに、エンジンガードまでは要らないけど足置きのバー的な物を取り付けて、そこに自分でフォグランプを付けたいと言われてました。

既存のフレームに穴が空いており、そういったパーツを取り付けるのがメジャーなそうです。

ハーレーの事は分からないので、適当に変なことしたらスタイリングが崩れてしまうんじゃなかろうかと心配する半面、こういうことは好きなんで率先して作業に勤しむ自分。(笑)

パイプとアングルを組み合わせてTIG溶接

 

 

 

 

ホームセンターで買ってこられたアングルやフラットバーを切った貼ったして、バーのステーを作っています。

車体に元々空いている穴に固定して足を乗せたりするとのことでしたので、そう簡単にはズレないように補強のリブも入れました。

アングルとパイプをTIG溶接

 

 

 

仮止めした物が出来上がりました。

車体に仮組みしてみて良さげな位置関係でしたので、本溶接に進みます。

アングルとパイプを組み合わせて仮止め溶接

 

 

 

 

半自動は社長にお願いしました。

パイプとアングルを半自動溶接

 

 

 

 

細かい作業はTIGで、肉盛り系は半自動でしました。

どちらか片方でもくっつけられるんですが、使い分けた方が何かと融通がききます。

 

 

 

 

缶スプレーで車体と同じマットブラックに塗装しました。

マット系の色調は光がクッキリ反射しないので塗装の難易度も低いですし、見た目も良いのでオススメです。

溶接した部品を錆止め塗装

 

 

 

車体に取り付けて、エンドキャップも取り付けて完成!

個人的には、バーの形状も曲げたりして拘りたいところなんですが、時間的問題からそこまでするのは止めておきました。

切ったり曲げたりして左右対称に作るのは、この手の長物だと根元の角度がちょっとズレるだけで先端は数cmのズレになり、見る角度によってはかなり目立ってしまいます。微調整が大変なんです。

それにハーレー乗りじゃないのでセンス感も分からないですしね。ここから先は知人のオーナー様にお任せです。

ハーレー足置きエンジンガード

 

 

バーを一本くっつけるだけで簡単そうに見えますが、何気に2-3時間かかっています。塗装とかもありますが。

ただ、自分の思った通りの形状を作れるのはものづくりDIYならではです。費用も材料費だけでできますしね。

 

以上簡単な物ですが、ハーレーものづくりDIYでした!

今回使用した溶接機はこちら

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