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マイクロTIGと溶接ポジショナーでチタンマフラー作り![溶接テスト編]

  • 公開日:2021年09月29日
  • 最終更新日:2021年10月22日
チタン溶接

こんにちは。

 

前回バイクのステンレスマフラーを作りましたが、今回はチタンです!

5年前にもチタンマフラー(溶接ヘタクソ)を作りましたが、今回は溶接ポジショナーとマイクロTIG溶接機がありますので、それで作り直します。がっつり機械に頼ります(笑)

 

超長編となることが予想されますので、分けて投稿します。興味のある方はご覧ください。

チタンパイプを切断

 

 

 

 

とりあえずMTIG250とポジショナーの組み合わせで、チタンパイプの溶接がちゃんとできそうかテストしました。

全然大丈夫だろうとは思ってましたが、チタンはステンレスの5倍ぐらい高価ですから、材料を発注してから微妙。。ってなってからでは遅いですからね。

チタンパイプ溶接

 

 

 

 

条件を色々と変えてテスト、裏波を出そうとしたら、金色ぐらいの焼けが入りました。裏を無視すれば銀色の焼け無しでもいけましたが、エンジンの近くの熱と振動にさらされる箇所は、強度的にちゃんと裏を出した方が良さそうです。

溶接条件テスト

 

 

 

 

チタン溶接用品を漁っていたら、昔チタン溶接した時の溶接棒を発掘。。多分って書いてあるけど大丈夫か?(自分で書いてるはずだけど)

チタン溶接棒(多分)

 

 

 

 

何となくステンレス溶接棒っぽいのが混じってる気がしたので、何本か棒を取り出して試しにステンレス端材を溶接してみました。

同じ袋から取り出したのに、焼け色が明らかにちがうぞw

溶接棒を間違えた

 

 

 

混入していたステンレス溶接棒だった方は、バッチリ溶接できてました(笑)チタン溶接棒の方はペンチで掴むとパキっと割れました(今回はこれが求めていた結果)。

案の定ステンレス溶接棒が混入していた模様。。本番前に試しててよかった(;’∀’)

 

 

次回に続きます。

今回使った溶接機はこちら:WT-MTIG250

 

今回使った小型溶接ポジショナーはこちら:小型溶接ポジショナー

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