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パンタグラフジャッキを高さ調整、使いやすいようにホイールナットを溶接

  • 公開日:2023年01月06日
塗装したジャッキ

こんにちは。

 

年末年始、皆さま何か買われましたか?

私はAmazonのセールでジャッキを買いました。なんと破格の2,000円!安いっっ!!

パンタグラフジャッキ

 

 

 

 

ネジは台形ネジでした。安いのにちゃんとしてます。

何でこんなに安く提供できるのか謎です。。(笑)

台形ネジ

 

 

 

 

こちらのパンタグラフジャッキは、この部分のツマミを付属のレバーで回すことでジャッキアップする仕組みなんですが、油圧式のジャッキと比べると正直面倒です。

年に1-2回の冬用タイヤへの交換とかであれば全然いいんですが、サーキットで頻繁に付け外しするとなると効率良く終わらせたいところ。

ジャッキの回す箇所

 

 

 

 

そこで、この余っていたホイールナットを溶接して、普段使っているインパクトでもサクっと回せるように改造することにしました。

市販で似たようなアダプター?が売ってありますが、この使い道の無いホイールナットを溶接すればタダですから(笑)

ホイールナット

 

 

 

 

まずはナットにバンドソーで切れ込みを入れ、その先に穴を開け、ジャッキと溶接する箇所をくり抜きます 。

ナット切り抜き

 

 

 

 

ボルトとかで取り付けてもいいんですが、今後インパクトでしか回すことは無いでしょうし、17HEXであれば普段使っているホイールナットと同じで、流れでそのまま作業できますので溶接してガッツリ固定してしまいます。

ナットをジャッキに付ける

 

 

 

 

溶接機ですが、半自動だとスパッタが飛んで台形ネジに噛みこんでしまい、後々回らなくなる可能性があるので、こちらのWT-MTIG250をチョイス。

厚み的に普通のTIG溶接機でも全然溶接できるんですが、細かい物だとやはりこれがやり易いです。一発ごとに間隔が空くので失敗もしにくいですしね。

マイクロTIG溶接機WT-MTIG250

 

 

 

 

厚みがあるので、溶接電流250A/200msの最大出力に設定、周波数は3Hzで溶接。

厚みは5mmぐらいはあるかと思いますが、物が小さいのもあって普通に溶け込みました。

以前引張試験にかけたことがありますが、強度的にも通常TIG溶接の8割程度は強度が出ますので、余程外れちゃマズい所じゃない限りはこれで十分です。

ナットをジャッキに溶接

 

 

 

 

続いてジャッキの高さの調整です。

車高が低いため、ジャッキもできるだけ最低高を下げておきたかったので、この部分を切って低くしておきます。

ジャッキの高さが高い

 

 

 

 

バンドソーで上の蓋を切って15mmほど台座を低く調整した物に

台座を切断

 

 

 

 

再度蓋を溶接するだけ。

たかだか15mm程度なんですが、この差が重要な走り屋あるある。。(笑)

短くして溶接

 

 

 

 

溶接したところはすぐ錆びますので塗装します。

高さが低くなったジャッキ

 

 

 

 

シャーシブラックを塗って完成です。

塗装したジャッキ

 

 

 

最後にジャッキの昇降具合の動画でもご覧ください(笑)

我ながら上手いこといったなと(´∀`*)ウフフ

 

 

今回使用した商品はこちら

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