プラズマ切断機WT-100Sの商品レビューを頂きました。
溶解炉の煉瓦積み替えの時、以前からケース外に何度か漏れさしているアルミ塊も撤去して欲しいとの依頼。
炉内の煉瓦を外しケースだけにしても3トンのリフトでも漏れたアルミが床とケースを熔着させて居てピットから持ち出せない。
アルミは全体に酸化していてアセチレンバーナではなかなか溶けてくれませんのでWT-100Sを使い少しづつ切断しました。
アルミ塊は最高80mm厚までたまって固まっていましたがプラズマのお陰で完全に撤去出来ました。
元々CNCで薄板の自動切断する電源として買いましたがこの切れ味なら中厚板も上手く行きそうです。
この度はモニターアンケートにご協力いただきありがとうございました。
溶けたアルミは厄介ですよね。。至る所に詰まって溶着し、悪さをするイメージです。
また、アルミは酸化しませんし熱伝導も良いため、これだけ体積がある大きな物であれば
アセチレンのガス切断機で炙ってもどんどん周りに熱が逃げていき、表面だけしか溶けなかったのではないでしょうか?
プラズマの場合、単純に超高温のプラズマの熱エネルギーのみで局所的に溶かして打ち抜いていくため、
アルミや銅といった熱伝導の極めて良い母材や、ステンレスといった酸化しない(しにくい)素材でも切断する事ができます。
80mmとなるとさすがに一発での打ち抜きは無理だと思いますが(お疲れさまでした<(_ _)>)、何とかなったようで良かったです!
※クリックすると商品ページへ移動します。