2023年06月08日
こんにちは。
弊社は溶接機を専門に販売しておりますが、1〜2年前からレーザー溶接機は無いの?と
いう問い合わせを何回かいただいておりました。それから取扱を検討してはいましたが、
今迄の商品とは価格が一桁違うので躊躇しておりました。
そして弊社の溶接機を購入いただいている顧客の方からも
”レーザー溶接機を検討しているが御社から販売されれば、是非購入したい”
と言っていただき、せっかく弊社を信頼してそう言っていただいているのでそのニーズに
お答えしなければ、とまずはサンプル機を取り寄せてテストを行いました。
こちらの機種はメインは溶接ですが、他に切断(薄板)、そしてサビや黒皮等を除去するクリーニング(洗浄)機能が付いています。
まずは溶接テストを行いました。
溶接方法は2種類で、溶接ワイヤを使用しない”ナメ付け”と溶接ワイヤを使用する方法があります。
また、先端のノズルが数種類あり、溶接する箇所によって使い分けます。
シールドガスはアルゴンガスを使用します。
実際に溶接してみて思ったことは・・・めちゃめちゃ簡単で仕上がりも綺麗! です!
正直、今後TIG溶接はほとんどファイバーレーザーに置き換わっていくんじゃないか、
と思うほどです。
TIG溶接と比べて、とても簡単で溶接スピードも3倍以上速く、仕上がりも綺麗で、作業効率は格段に上がります。
デメリットと言えばトーチが若干大きい(とくにワイヤー使用時)ので狭い部分はトーチ先端が入らないことがあります。
たまにしか溶接機を使わない場合は除いて、毎日溶接作業を行う(とくに4〜5mm以下の厚み)
事業所は作業効率や仕上がりの良さを考えると導入するべきだと感じました。
そしてこの時点で弊社でも力を入れて販売していこうと決心しました。
そして切断テストも・・・と試そうと思ったのですが、通常のエアーコンプレッサーを使用
すると水分がトーチ内部に入り込んでしまうので良くないらしく、窒素ガスが推奨とのこと。
もしくはエアードライヤー等を設置して水分が無い状態にする必要があります。
また、切断できたとしても薄板程度ということもあり、切断の機能に関しては
(できなくはないのですが)仕様書や説明にも記載しないことにしました。
最後にサビ等の除去が楽にできるクリーニング(洗浄)機能をテストしました。
この機能はとても便利でサビや塗装膜、軟鋼の黒皮等が簡単に除去できます。
対象物に触れずに表面除去ができるのでとくに凹凸のある物は楽に作業できます。
溶接モードからの切り替えでトーチ先端のノズルとレンズを交換する必要がありますが
慣れれば数分で交換できます。
また、レーザーの幅も調整することができます(10〜80mm)
弊社でファイバーレーザー溶接機のサンプル機を取り寄せて、実際に溶接してみて
思っていた以上に簡単に、素早く、綺麗に溶接できたので これは是非広めなければ、と
販売に至りました。
弊社は溶接機を専門に販売して10年になるのですが、TIG溶接機を販売したお客様で
溶接棒を入れるのが難しくてうまくいかない、というご相談をよく受けます。
実際、私も手が震えてあまりうまくいきません。(アル中では無いです^^;)
そんな私でもファイバーレーザーで溶接するとプロ並みの綺麗な溶接ができました。
これはすごいと実際にTIG溶接もやってみてファイバーレーザーと比べてみました。
アルミ隅肉溶接です。
結果、溶接スピードはTIG溶接の約4倍速く、仕上がりも全然違います。
TIG溶接は久々でしたがもちろん真剣に行いました。
スピードが速いことで入熱も少なくなるので焼けや歪みもだいぶ抑えられます。
また、動画を見ていただくとわかるのですが、TIG溶接のような技術は入りません。
これも溶接機を販売している中でよく聞く話なのですが、職人が辞めた・外注先が
廃業した等の理由で溶接する人がいない問題です。
こういった問題もファイバーレーザー溶接機を使えば、TIG溶接ほどの技術・経験を
必要とせず、少し練習すれば綺麗な溶接ができるので解決するのではと思います。
価格に関して、以前は1000万オーバーするような機械でしたが、弊社では
198万円(税別)での販売を予定しております。
以前よりだいぶ安くなったとは言っても約200万円するので今まで以上に
アフターサポートはしっかりしなければいけません。
納品時は弊社スタッフが機械の使用法や溶接方法等を1〜2時間かけて説明します。
また、溶接機本体については保証が3年間付いており、その後ももちろん弊社にて
修理等、対応します。修理時の代替機に関しては必要に応じて手配致します。
販売当初(半年〜1年)は基本的に弊社(福岡、埼玉)から車で片道3時間程度の
エリアでの販売にしたいと思います。
ご興味がございましたらお気軽に問合せ下さい。
弊社で実際にお試しいただくことも可能です。
株式会社WELDTOOL 092-834-2116
溶接機・切断機のことならWELDTOOLにご相談ください!
ご不明な点がありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。
2023年05月26日
こんにちは、関東営業所です。
地域限定(近県)”プラズマ切断機のデモ・キャンペーン”のデモ訪問レポートです。
今回は、ステンレス・スクラップ問屋でステンと特殊鋼を専門に買取りを行っている企業です。
デモの依頼が有った工場は千葉県の市川営業所で、他に群馬、東北にも営業所が有るそうです。
訪問すると、あちらこちらにステンレス製品のスクラップが山積みになっていました。
工場の一画に、 10cm以上も厚みのあるステンレスの板がたくさん置いて有り、
私はこんなに厚いステンレスの塊を見るのが初めてだったので、思わず写真を撮りました。 😯
(写真では大きさ厚さが伝わらないのが残念ですが)
こんなに厚いステンレスは、いったいどんな方法で解体(切断)しているのか聞いたところ、
ランス棒で切断するそうです。(鉄であればガス切断できるが、ステンは切断できないので)
(知らない方のために興味のある方は、こちらをご覧下さい。
→ <ランス棒・画像> )
※もちろん、弊社では販売しておりませんので… あしからず (笑)
それでは、デモの様子を動画にまとめたのでご覧ください。
<ダイジェストの動画をご覧下さい>↓↓↓
動画をご覧いただいた通り、
作業者の方達は、切断のプロフェッショナルなので、
いろいろな厚みのスクラップを持ってきては、交代して試されました。
最後に「これが切れるかな?」と、厚さが35mm位(ステンレス)あるものを持ってこられ
試してもらうと、「この価格で、これぐらい切れれば十分だよ !!」と、高評価を頂きました!
(WT-100Sは、ホントにコスパが良いと皆さまに大好評いただています!)
今回、窓口になった担当者の方が、試された作業者の方達に確認し、
「良いよな~」と言われ、ご注文頂きました! ありがとうございます。 😀
この度は、弊社の切断機をご購入頂き誠にありがとうございました。
また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
近県であればデモにお伺いしていますので、希望の際はご連絡ください。
(福岡と埼玉に店舗があります。もちろん来店もOKです。)
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ご不明な点がありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。
2023年05月26日
こんにちは、関東営業所です。
今回、地域限定(近県)で、”プラズマ切断機のデモ・キャンペーン”を行い、
数件デモに訪問しましたので順番にご紹介します。
最初のデモは、関東全域の引取りを行っている川崎市の大きな金属リサイクル業者様の工場です。
大きな工場で、写真は第三工場(非鉄金属処理工場)の一部です。
訪問すると、既に使用しているプラズマ切断機が3台有りました。
聞くと、その内の1台が調子が悪くなってしまったそうです。
それで、代替えするのに同じプラズマ切断機を購入すると高額なので、
今回、コスパの良い弊社の<プラズマ切断機 WT‐100S>に興味を持ち、
一度見て試したいとの事でデモになりました。
今まで使用していたプラズマ切断機(左:出力120A 水冷式が1台/右:出力 70Aが2台)
(価格は弊社 WT-100Sの何倍もします 😯 )
それでは、デモの様子を動画にまとめたのでご覧ください。
<ダイジェストの動画をご覧下さい>↓↓↓
現場作業者の方達に実際に切断を試してもらい印象を聞くと、
「今まで使用しているプラズマ切断機より、切れ味が良い !!」と、高評価を頂きました!
それを聞いて社長は、「それじゃあ、2台注文したい」と、ご注文頂きました! 😆
ありがとうございます。
この度は、弊社の切断機をご購入頂き誠にありがとうございました。
また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
近県であればデモにお伺いしていますので、希望の際はご連絡ください。
(福岡と埼玉に店舗があります。もちろん来店もOKです。)
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ご不明な点がありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。
2023年05月25日
こんにちは、
販売店さんを通じて自動車鈑金塗装工場さんから、TIG溶接機のデモ依頼がありました。
工場さんの要望は、「エンジンのシリンダーヘッド(アルミ)のクラックを溶接して補修したいが…
、デモして見せて欲しい」との事でした。
溶接デモする機種は直流・交流TIG溶接機 WT-TIG200Sにしました。
今回はシリンダーヘッドがアルミなので<交流>の溶接機能が必要です。
後は、車の鈑金屋さんで、普段の溶接は薄板が主なので出力電流 最大200Aで十分です。
(これでも板厚8mm位まで厚い板も溶接可能です)
工場に訪問すると、驚き! 😯
10年位前(以前の会社)にパルスミグ溶接機(イタリア製)を納品した工場さんでした。
自動車鈑金塗装工場に溶接機を納品
その当時、溶接機のデモと納品をした程度なので、工場の方達は自分の事を覚えていないだろうと
思いましたが、会って直ぐに社長さんから、「前に来たよね!」と言われ、
「え~、あの赤いパルスミグ溶接機の納品の時に…」覚えていてくれて、とても嬉しかったです。
そのパルスミグ溶接機は、半自動溶接機でアルミ溶接もできるのですが、今回のシリンダーヘッドの
クラックの溶接には不向きです。工場さんでも判っており、今回、TIG溶接でのデモに成りました。
半自動溶接の場合、始端部の溶け込みが悪くなってしましますし(熱伝導の良いアルミは特に)、
また、巣穴も出やすいです。
それで、TIG溶接で確りと熱を掛けて良く溶かしながら溶接しなければなりません。
では、シリンダーヘッドのクラックの溶接ですが、
けっこう大変な作業で、作業途中の写真を撮っている余裕がなく画像がありません。
と言うのも、シリンダーヘッド(エンジン)は、車に乗ったままで、エンジンルームの上に
しゃがんだ姿勢で、そして、クラックはシリンダーヘッドの外側ではなく、内側の入組んだ奥
でTIGトーチがギリギリ入るか入らないかの狭い箇所でした(これが一番大変でした 😥 )…
なので、溶接が終わった時の画像しかありません。
因みにこのエンジンは、35~40年前の今では希少価値の高い車です。(部品の入手困難のため!)
シリンダーヘッドのクラックを溶接
作業内容と溶接のコツをざっくり説明しますと、
① よく脱脂洗浄をする。
・特にオイルを確りと拭き取らないとガスが発生し溶接が上手くいきません。
・また、溶接中にシールド性が悪いと溶接棒が上手く入らない。
② クラックを削ってV型開先加工をする。
・開先加工をしないと溶け込みが浅く溶接後にまたワレる
③ 溶接1層目は、確りと溶け込ます。
・特に溶接スタート時は、溶け出すまでじっくりと待つ(アルミは熱伝導が良く熱が逃げるため)
※予熱(予めガスバーナーなどで炙る)を行うと効果的。
④溶接2~3層目、余盛する。
・溶接強度を強くするため
<参考> 今回、溶接個所が狭く斜め横から溶接棒を入れる(通常)スペースが無かったので、
溶接棒の先端を入れやすい角度に曲げて上から入れました。
なんとか作業が終わるとお昼時間が過ぎており、社長が気を遣ってくれてスタッフの方達と一緒に
ラーメン屋さんに食事に連れて行ってくれました。(ありがとうございます。 😆 )
食事が終わり、溶接作業も無事に終わった処で、使用したTIG溶接機を快く購入いただきました。
予め新品をデモ機と一緒に積んで行ったので、即納品、セッティング、取扱い説明を行いました。
下がTIG溶接機 WT-TIG200S 上はパルスミグ溶接機(イタリア製)
丁度、パルスミグ溶接機のカートの下が空いていたので、そこに置いてセッティングしました。
後は、操作説明ですが、このTIG溶接機はオート機能が有るので材質と板厚を選べば自動で最適な
溶接電流が設定されるので、煩わしい設定が要らず簡単に説明が行えました。
最後は実際に鉄板 1.0mmとアルミ板 1.0mmと3.0mmで溶接を試して貰い、TIG溶接の方法を
レクチャーしました。
さすが鈑金の職人さんなので、鉄板とアルミ 1.0mmの難しい薄板でも、直ぐにコツを覚えて
器用に溶接してました。
特に鉄板の薄板(外板パネル)の突け合せ溶接(ナメ付け)がキレイに溶接ができて驚いていました。
この度は、弊社の溶接機をご購入頂き誠にありがとうございました。
また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
近県であればデモにお伺いしていますので、希望の際はご連絡ください。
(福岡と埼玉に店舗があります。もちろん来店もOKです。)
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お気軽にお問い合わせ下さい。
2023年04月26日
こんにちは、今年の1月にデモへ行った会社様からご注文をいただき、
納品へ行きましたのでご紹介したいと思います。
機種は水冷ユニット搭載、WT-TIG320S(※3年保証付き)です。
お伺いした会社様ではTIG溶接機を数台お持ちとの事でしたが、直流TIGばかりで
交流TIGが一台しかないので作業効率があまりよくないとの事でした。
今年1月、デモの様子です。
この機種の特徴としましては
説明後テスト溶接をしてもらいました。
(アルミ6~7mm、簡単AUTO設定)
作業員の方々が交代でテスト溶接をし、溶接後に今まで使用していた
TIGとは「アークを出した瞬間から違いが分かる」「シンプルに使いやすい」と
おっしゃっていただきました。
後日ご注文をいただき再度お邪魔してきました。
簡易的な組み立て(5分程度)を行い完成です。
前回訪問して3か月くらい経ってましたので
再度、AUTO機能やマニュアルでの設定方法をお伝えしてテスト溶接まで行いました。
軽く溶接されて、「OKです」という感じでした。
この度は弊社の溶接機を選んでいただき誠にありがとうございました^^
何かございましたらお気軽にお問い合わせください。
一般的には溶接機と水冷ユニットは別々になっており、電源もそれぞれ用意します。
しかし今回の新型TIG溶接機は水冷ユニットが搭載されておりますので
場所も取らず車輪付きなので、移動も楽との事で喜んでおられました。
アルミ溶接をたくさんやる場合や厚板を溶接する時は
トーチの持ち手部分が熱くなりますので水冷TIGはおすすめの一台です。
近県であればデモにお伺いしていますので、希望の際はご連絡ください。
(福岡と埼玉に店舗があります。もちろん来店もOKです。)
たくさんの機種を準備してお待ちしてます。
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ご不明な点がありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。
2023年04月21日
こんにちは。
先日デモにお伺いした会社様よりご注文を頂きました。ありがとうございます!
前回はWT-TIG200Sでご説明したものの、より上位機種のWT-TIG320Sを発注頂きました。
よかったらまた持ってきてセッティング、及び説明をしてもらえれば助かりますとのことで、お伺いしてきました。
場所は若松の工業団地、全く関係ないのですが近くにブリヂストンの工場があります。今週末はBSにお世話になります(笑)
写真は家族で響灘ビオトープに行った際に撮影した物ですが、季節外れすぎて何も無かったという。。(苦笑)
前回同様、溶接機をセッティングし
溶接してもらいました。
私の場合、簡易溶接テーブルと椅子を持って行って、体勢をキメた状態じゃないと上手くいかないんですが、プロの方は体勢とか気にせずやれちゃうんですね。
軽く溶接されて、OKですという感じでした。素早い判断をありがとうございました。
WT-TIG200Sと320Sの違いですが、320Sはトーチが水冷式であることが一番のポイントです。
200Sの方は空冷ですので、高い出力で使い続けるとトーチが持てないくらい熱を持ちます。溶接工並みの使い方をした時の話ですが。
用途としては、車やバイク関係のものづくりや、船の手すりやちょっとしたステー作り等に最適で、個人的に最もオススメできる機種です。持ち運びもできるサイズです。
320Sの方は水冷ユニット内蔵ですので、例えばアルミ(交流はトーチも熱を持ちやすいです)を連続で溶接しても、トーチを握れなくなりません。
こちらは工業用配管や、大きい物の溶接にもオススメです。重量がありますが、車輪付きですので、床が平坦なところであれば転がして移動できます。
近県であればデモにお伺いしていますので、希望の際はご連絡ください。
(福岡と埼玉に店舗があります。もちろん来店もOKです。)
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ご不明な点がありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。
2023年04月20日
こんにちは。
先日、半自動溶接機に関してお問い合わせがありました。
TELにて詳しく聞いてみたところ、最近炭酸ガスを導入して半自動(100V)を使用したところ、
薄板は溶接出来るが、母材が厚く(約3mm以上)なると全く溶け込まずダマになってしまうらしく
溶接するものをこちらで確認をしてオススメの機種を教えて下さいとの事でした。
弊社の半自動溶接機WT-MIG160(200V)とWT-MIG200S(200V)を持って
カーショップ様へ行ってきました。
到着後セッティングをして2機種の特徴を説明。
写真のWT-MIG160は低価格で手が出しやすく、家庭用の単相200V、容量20アンペアでも
十分に本機の性能を発揮できます。軟鋼で約6mm程度の溶接が可能で
ノンガスにも対応しております。(1年保証付き)※詳細は最後の画像をクリック
WT-MIG200Sは、軟鋼、ステンレス、アルミ、ノンガスと対応しており
これ一台であらゆる場面で活躍すること間違いありません。
また、液晶モニターが新しく採用され、母材の材質と板厚を選ぶだけのAUTOモードを初め、
視覚的にも設定が分かりやすくなりました。(3年保証付き)※詳細は最後の画像をクリック
説明もほどほどに、、早速機械を使用してもらいました。
溶接前の写真は撮り忘れてしまったのですが、、(汗)
6mm平板にパイプ(1mmくらい)を縦割りしたものを溶接するといった感じです。
溶接後
しっかり溶け込み、尚且つ穴も開かなくお客様も満足されてました。
他にも色々なものをテスト溶接されて即決でWT-MIG160ご購入いただきました。
溶接をされながら設定も調整し、プロ顔負けの様子でした!私自身も色々と勉強させていただきました。
お客様は以前TIG溶接機WT-TIG200もご購入いただいており今も使用してるが
設定を毎回変更するのが面倒なのでステンレス専用の機種をもう一台検討中との事でした。
使用頻度はそれほど高くなく、パルス等も使用しないとの事でしたので、
100Vで使用できるWT-TIG160も併せてご購入いただきました。
こちらはシンプルに電流(パワー)とアフターフローの設定のみ。
ですので初心者でも扱いやすい機種となっております。
この度は弊社の溶接機をご購入いただき誠にありがとうございました。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
弊社溶接機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。また、お近くでしたらデモにお伺いします。
たくさんの機種を準備してお待ちしてます。
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2023年03月31日
こんにちは。
数年前にデモ→購入頂いたプラズマ切断機WT-100(旧タイプ)。
こちらを使っていた職人さんが退職してしまい、タンクの切断が上手くいかないので(調子が悪い??)、お忙しいところ申し訳ないが切断デモに来ていただけませんか?
とのお電話をいただき、そんなに遠くありませんでしたのでお伺いしてきました。
こちらのタンクに穴を開け、廃棄されるそうです。
厚めの塗膜がありますので、切断スタートする箇所のみ地肌を出しておきます。
母材の端から切断できないタンク等の立体物の切断のコツですが。
トーチを普段通り真っすぐ向けて切ろうとすると、最初に貫通するまでの数秒間、溶けた母材がモロに手元にハネ返ってきてしまい、自分にも消耗品にもダメージがいってしまいます。
ですので、最初はトーチを母材に対して斜めに向けて、横にスパークを逃がすような形でスタートします。
そして、母材を貫通したタイミング(抜けたら音が変わります)でトーチを真っすぐに戻し、切断を進めるとよいです。
これらを踏まえた上で試し切りさせてもらいました。
機械の故障じゃなくて一安心です(笑)
お客様にも試してもらいました。
板厚12mm程度でしたが、バッチリ切断できました。
旧タイプのWT-100でのデモンストレーションでした。ご愛用いただきありがとうございます!
WT-100も板厚20mm程度でも切断できるパワーがありましたが、新タイプのWT-100Sはそれ以上の30mmオーバーでも切断可能です。
電源が取れる場所での解体作業には最適です!福岡及び埼玉近郊であればデモも可能ですので、よろしくお願い致します。
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2023年03月24日
こんにちは。
プラズマ切断機WT-100Sのデモでお呼ばれし、佐賀県の解体屋さんにお伺いしてきました。
旧タイプのWT-100の頃より、全国の解体屋さんからご注文を頂いており定番です。
ご準備頂いた端材はこちら。とても大きい鉄板です。
薄い方は大体10-12mm程度、厚い方は40-50mmぐらいはありそうです。
切れるかどうか微妙なラインなんですが、試しに切ってみました。
薄い板は余裕で切れるはず。。。なんですが、ブレーカーが20Aだったので落ちてしまいました。
とりあえずプラズマ切断機側の出力を60Aまで落として様子をみつつ切断することに。
問題なく切断できました。
フリーハンドですので、ちょっと切断面が荒くなってしまいましたが。
続いて分厚い方です。
WT-100Sの最大出力であれば切れるかどうか微妙なラインでしたが、さすがにパワーを絞った状態では貫通しきれず。
この時もプラズマ切断機側が60Aですので、最大出力の100Aに対して6割のパワーです。
そこから考えると、プルパワーでいけば切断できそうだったのですが。惜しい。。(。-∀-)
その後、お見積りのご依頼をいただき帰路につきました。
ブレーカーのことはちゃんと確認しておかなければいけませんでしたね。スイマセン。
弊社でテストした感触では、40A以上のブレーカーに繋げば30mmの鉄板でも問題なく切断できております。
福岡及び埼玉近郊であれば、デモも可能ですのでお気軽にお問い合わせ下さい。
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2023年02月17日
こんにちは。
溜まっていたデモ記事その③ですが、とうとう来てしまいましたヘリコプター!!貴重な写真掲載の許可をいただき、ありがとうございます!!
TIG溶接機の場合、カーショップさんや工場の保全課さん、船のメンテナンス会社さん、食品関係の会社さん、工業高校さんetc…と一通りデモにお伺いしてきましたが、今回は航空機のメンテナンス会社さんからデモのお問い合わせを頂き、お伺いしてきました。
航空機だけあって、使う工具で非常に特殊な物があり、また国内で手に入らない物もあったりするそうです。
そうなると時間もかかるし、ちょっとした工具なら自分たちで作った方が手っ取り早いのでは??といった感じでTIG溶接機を検討されているとのこと。
クルマの治具なんかでも、これっきりしか出番が無いようなSSTだと作った方が早いってこと結構あるんです。
それにそういった特殊工具って、数多く売れるものじゃないんで、大抵高価です。
(写真は自前のハブベアリングインナーレース取り外し治具)
また、例えばボルトを折ってしまった時なんかでも、まともに取ろうとしたらエキストラクターとか使おうとするじゃないですか?でも大抵失敗するんですよね(苦笑)
その折れたボルトって、折れるほどトルクをかけて締めこんでいるor折れるほどトルクをかけても外れなかった…という過程が容易に想像できるわけで、それを外すのって至難の業です。
しかし、溶接できる状況の箇所であれば、大半が取り外せます。
というより、下穴空けてエキストラクターよりは溶接した方が早いです。
さてさて、、、テンション高めにつき、前回以上に前置きが長くなってしまいましたが、使用方法を一通りご説明後、実際に使って頂きました。
TIG溶接は初めてとのことでしたが、私が試しに溶接しているのをよく観察されており、体勢も決まっています。
WT-TIG200Sのオートモード、アルミ2mmに設定して実践。
初めてのアルミTIG溶接で、溶接棒も同時進行で入れたのに上手い!
溶接面越しに見ていましたが、ちゃんと溶けたプールに溶接棒を入れておられました。さすがヘリコプターの整備士さんですね!
他の隊員さんにも試していただきました。
アルミ溶接をメインに考えられているとのことで、溶接棒有りの左右の手を使う、難易度が高い溶接でした。
難しい~と仰られてましたが、感覚は既に掴んでおられる感じでした。
そして溶接デモの後、ヘリコプターの案内タイム(笑)へ。。激熱のリアル格納庫キタ――(゚∀゚)――!!
ちょっと大きさが伝わりにくいんですが、プロペラ部分で10Mはゆうに超えるであろう大きさでした。迫力があります。
マフラー??排気管です。太いっっ
エンジンは600馬力*2基で、万が一1基が壊れても、緊急時には1基でも1000馬力まで出して滞空可能とのことでした。しかし帰ってきたらOH必須だそうです。
横から見た感じの発色具合からしてチタン製でしょうか。耐熱温度も高い素材ですし、強度もあって薄く軽量に作れるはずです。
ヘリコプターを所定の位置まで動かす牽引車??自社でラッピングされているとのこと。
ちなみに、ヘリコプターを押そうと思えば人間数人でも動かせるみたいです。
ふと気になったテールローター。羽のピッチがバラバラなのが気になって聞いてみました。
何でもピッチが等間隔だと、耳障りな高周波が発生する原因となるので、敢えてピッチを不等間隔にしているそうです。
なななるほどぉぉぉーーーこういう理屈、大好物です(笑)
溶接機は御社から買います!と仰っていただき、後日発注頂きました。ありがとうございました!
ありがたいことに、デモに行ったら大半のお客様から発注いただいています。
もちろん来てもらってるから…といった気持ちの問題もあるとは思いますが、溶接機自体が使えなかったら何十万もする機械を買う訳ないですよね?
特にWT-TIG200Sは個人的にも使いやすくてオススメのTIG溶接機です。
より大きな物(板厚10mm等)を溶接される場合は、水冷トーチのWT-TIG320Sもご検討ください。
ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。