最新情報 / ウエルドツール【溶接機専門店】

最新情報

2024年03月29日

 

こんにちは、WELDTOOL福岡本社です。

 

九州の専門学校様に

「ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500」を納品、取扱説明に行ってきました。

 

 

 

専門学校ということで、生徒さん達もいるのかな?と思っていましたが、

春休みという事で生徒さんたちはいませんでした 😯

 

 

普段、アーク溶接(手棒)、TIG溶接機を使用して作業(実習)を行っているそうです。

生産性の向上、最新の溶接機ということで新たにファイバーレーザー溶接機をご購入いただきました。

ご購入いただき、ありがとうございます。

 

ファイバーレーザー溶接機であれば、TIG溶接程の技術が無くても、少し練習をすれば簡単に溶接ができるようになります。

もちろん個人差はありますが、一度体験いただければその意味が分かるかと思います。

 

 

実習室は非常に広く高校時代を思い出しました!

 

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早速、準備をして溶接の説明から行いました。

 

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電源を入れ方からパネルの操作方法等を説明します。

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ナメ付けのやり方、要点を説明しています(溶接ワイヤーを使用せずに溶接)

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ワイヤーフィーラーの使用方法を説明しています。

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溶接ワイヤーを使用して実際に溶接をしています。

IMG20240327135233

 

 

先生方はファイバーレーザー溶接機を使うのは初めてという事でしたが、

とてもお上手で初めてとはとても思えませんでした!笑

 

 

 

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IMG20240327135608

 

 

TIG溶接で↑の写真のようなビードを出すのは熟練の職人さんでなければまず難しいです。

ですが、ファイバーレーザー溶接機であれば経験が浅い人でも簡単に写真のようなビードを出すことが可能です。

 

 

最後に錆び取りの機能を試していただきました。

 

「なにか錆びているものはありませんか?」

と尋ねたところ、想像以上に錆びている鉄が出てきました!すごい・・・

 

 

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写真の通り結構頑固なサビです。

この頑固なサビをレーザーのクリーニング機能で取っていきます!

 

 

スクリーンショット 2024-03-29 162630

 

レーザーの力で錆びを取っていきます。

 

 

IMG20240327140931

 

上の写真は錆び取りを終えた写真です。

見違えるほど綺麗になっていますね!

 

この錆びをグラインダーや研磨機で落とすのは非常に大変です。

なぜなら凹凸が物を削るのは非常に難しいからです。

 

その点においてレーザーのサビ取りは短時間で簡単にサビを落とします。(もちろん落とせる限度はあります)

 

また、レーザーであれば内側のサビまで落とすことが可能です。

グラインダーが絶対に入らない場所でもレーザーであれば簡単に入り込み、サビを落とすことが可能なのです。(条件によっては難しい場合もあります)

 

 

最後に、改めて安全面に気を付ける様念入りお伝えしました。

 

保護メガネ・革手袋の着用、反射、反対側には立たない、

パーテンションや専用の部屋があった方が良い等。

 

 

 

この度は弊社の「ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500」をご購入いただき誠にありがとうございました。

また、撮影のご協力もありがとうございました。

生産性、技術の向上に少しでもお役に立てましたら幸いです。

 

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法などを説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
<関東(営)> 埼玉県八潮市木曽根 1229-1   TEL:048-954-8901

 

 

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500の詳細はこちら

 

2024年03月11日

こんにちは。

東京ビッグサイトでの展示会が無事終了しました。ご来店頂いた皆さまありがとうございました!

ビッグサイト

 

 

 

 

出展工事中

展示会場

 

 

 

 

わが社のブースも完成!

磯部さんお疲れ様でした。今度は朝から手伝いに行きます(苦笑)

出展ブース

 

 

 

 

関東での展示会であったため、その近郊の方が殆どかなと思っていましたが、予想以上に全国各地から来られていました。

展示会説明

 

 

 

 

 

私自身、展示会に出展する側として行くのは初めてでしたが、来られた方の求める事が大体分かりました。

 

①初展示のファイバーレーザー溶接機に関心を持たれる方が多かった。

→実際、弊社のブースで足を止めて頂いたお客様の半数以上は、モニターで流していたファイバーレーザーの動画からでした(展示会場でループ再生していた動画です)。

 

 

 

 

動画で流していた内容の母材を展示していたので、溶接にせよ錆落としにせよ、既に溶接自体はやられている板金/レストア関係の方々からの反響が多かったように思います。

経験者であれば、この薄板の連続溶接が、通常の半自動溶接で行うのが難しいのはご理解頂けるかと。点付けと違って強度バリバリですよ(´∀`*)ウフフ

オーバーフェンダー風溶接

 

 

 

 

上記フェンダーを溶接した物や、0.35mm薄板溶接、アルミ溶接、錆取りをしたギヤなんかはかなり見られてましたね。

錆びはレーザー光で良く燃えますので、立体的な形状でも簡単に除去できます。

ギアの錆落とし

 

動画だと簡単にやってるように見えるけど、実際試せないの??と言われる方が多かったです。

意外と全国からお越しになられていましたので、実機を持っていけば良かったかな。。と。

 

 

 

 

②北海道から来られている方が多かった。

→ウチの場合、錆取り動画を出していたのもあると思いますが、北海道からの方に何度か尋ねられました。凍結防止剤の影響で車の下回りが錆びるらしいです。

北海道の場合、何かトラブルが発生した時の対応が難しく時間もかかるため、今までは申し訳ないのですが販売をお断りしていました。が、ちょっと考えます。気になる方はとりあえずご連絡ください。

 

 

 

 

③実演をされているブースに特に人が集まっていた。

→車関係の展示会らしく、タイヤチェンジャー/3Dアライメント測定器/カーラッピングフィルム等、何かしら実演されていると見学されている人が多かった印象です。

実際お客様の立場からすると、試しにやってみてくださいとは言いづらいですよね。全然やりますし、何ならやってもらってOKだったんですが(笑)

展示会溶接

 

 

 

 

3M社のカーラッピング作業は[次回実演は〇時予定]といったポップを出しており、興味があったのでその時間に行ってまじまじと見学してきました(笑)

次回はレーザー溶接/クリーニング実演と、TIG/半自動/プラズマ切断の実演を、午前/午後で各1回程度はやってみようかなと思います。

 

今回の車関係の展示会であれば、フェンダー溶接と錆取り作業、アルミホイールのクラック溶接とかは結構需要あったと思います。

特にレーザーは、実機無いんですか?残念。となるパターンが。。。(;’∀’)

 

 

 

なかなか遠方の方は難しいかと思いますが、福岡/埼玉の店舗にて是非実機をお試しください。

 

本社:福岡県福岡市西区吉武380-2 TEL:092-834-2116
関東(営):埼玉県八潮市木曽根1229-1  TEL:048-954-8901

 

下記リンク先フォームよりお気軽にお問い合わせください。

ファイバーレーザー溶接機のお問い合わせフォーム

 

 

2024年02月22日

 

こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。

 

農業機械(耕うん機、草刈機)の製造メーカー様に

ファイバーレーザー溶接機WT-FL2000>を納品、取扱説明に行ってきました。

 

今回、お客様がファイバーレーザー溶接機を導入した主となる目的は、レーザークリー

ニングでした。もちろん、溶接作業も有るので一台二役で利便性が高いため、一度

デモで実際の材料で試し性能を確認し即購入いただきました。

 

<凄く広い工場です>

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL1500を製造工場に納品

 

お客様の工場で製造する部品をレーザー加工(切断)した時、切断面に酸化被膜(黒い膜)

が付着してしまい、そのままの状態で塗装すると、後で酸化被膜と一緒に塗装が剥がれて

しまう事があるそうです。

今までは酸化被膜をグラインダーで落としており作業効率が悪いため、そこで、レーザー

クリーニングで落とせば早く楽に作業ができるという事です。

 

 

納品に工場へ訪問し、さっそく設置、セッティングです。今回は、WT-FL2000

納めました。この機種は、最大出力が2000wで6mm前後の板厚まで溶接が可能です。

レーザー溶接機の場合、通常、溶接ビードが狭く(細く)なる傾向の為、ワイヤ送給

装置に溶接ワイヤを2本セットし同時に送給する事で、溶接ビート(脚長)を広くする

事ができます。

ダブルワイヤ送給装置

 

 

セッティングが終わり、取扱説明を行うため工場の作業者に集まっていただきました。

すると、大きな工場なので10名位集まってきました。 😯

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000の納品説明に集まった作業者

 

 

主に使用するレーザークリーニングから説明し、全員の作業者の方が順番に試されました。

皆さん楽しそうに試してました。 😀

 

レーザークリーニングで酸化膜を除去 レーザークリーニングで酸化膜を除去

レーザークリーニングで酸化膜を除去

右側の黒っぽい方がクリーニング前で、左側がクリーニング後になります。

実際に使用する部品ですが、一度にできるだけ落とせる様に何枚か重ねています。

 

 

つづいて、余り使用する事はないがサビ落としです。しっかり、錆が落ちてます。

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000で錆落とし ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000で錆落とし

 

 

レーザークリーニングの説明が終わり、溶接方法の説明です。

普段、溶接作業を行う作業者に溶接を試して貰いました。

薄板2.3mmの突け合せ溶接ですが、思ったより溶け込みが深いのに驚いていました。

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000で溶接

 

 

つづいて、薄板2.3mmの隅肉溶接です。

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000で溶接の練習

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000で隅肉溶接

 

簡単にキレイで細い溶接ビードになり、歪みが殆どない事に喜んでいました。

 

このファイバーレーザー溶接機の導入により、効率化し生産性や品質の向上、コスト削減、

時間短縮することで企業の発展に役立てていただければ幸いです。

 

この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL2000をご購入頂き

誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>

また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。

 

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法などを説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
<関東(営)> 埼玉県八潮市木曽根 1229-1   TEL:048-954-8901

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL2000の詳細はこちら

 

2024年02月21日

こんにちは。

 

3/5~3/7に東京ビッグサイトにて開催される、オートアフターマーケットに出展致します。

各種溶接機を展示しますので、興味のある方は是非起こしください。

※ファイバーレーザー溶接機に関して今回実機は展示しておりませんが、溶接サンプルや

カタログ等を用意しております。

 

2023幕張メッセでの展示会出展の様子

 

 

 

車関係の溶接や、レーザーでのクリーニング機能を用いた錆取り/表面処理を施したパーツも、一部展示致します。

特に旧車やカスタム関係のショップさんには、今まで時間のかかっていたパーツ再生/ワンオフパーツ製作の一助となれるかもしれません。

 

 

オーバーフェンダー風の板金作業

 

 

 

 

錆びた自動車のギヤのレーザーブラスト

 

 

 

 

左からチタンパイプ、シャフト、ハブナックル

各種錆落とし

 

 

 

 

鉄板のファイバーレーザー溶接

ファイバイーレーザー隅肉溶接②

 

 

 

 

 

アルミのファイバーレーザー溶接

アルミレーザー溶接

 

 

 

 

 

ステンレスのファイバーレーザー溶接

ステンレスレーザー溶接

 

 

 

 

一部、溶接機も持って行きます。

溶接機各種

 

 

 

東京ビッグサイトにてお待ちしております!

株式会社WELDTOOL ブース番号:1252

 

2024年02月16日

こんにちは。

 

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500及び2000の納品/初回セッティングに、大阪府と三重県に行ってきました。

 

まずは大阪府の会社様、看板の製作で、アルミやステンレスと様々な母材を溶接されるそうです。

ちなみに過去にマイクロTIG溶接機も購入頂いております。リピートありがとうございます!

レーザー溶接機納品

 

 

 

 

まずはテスト用にアルミ各パイプを切って頂きましたので、アルミワイヤーにてテスト溶接です。

柔らかいアルミワイヤーの場合、手元に押される感覚が少々弱いんですが、すぐに慣れて簡単そうに溶接されていました。

アルミテスト溶接

 

 

 

 

溶接後、バールでどついて強度を確かめられていました。

簡単には剥がれず一安心です(笑)

バールでコジルリ

 

 

 

 

続いて立体的な看板パーツのシール剥がし作業のテストです。

以前にテストした感じでも、「黒色」はレーザーをよく吸収し、すぐに離散していました。

レーザーシール剥がし

 

 

 

途中から撮ったのでちょっと分かりずらいですが。

黒にレーザーが当たった瞬間、良く燃えているのが分かります。

逆に黒が剥がれてアルミの地肌がむき出しになっている所は、レーザーが当たっても殆ど反応がありません

ある意味、ちゃんと剥がれているのかの指標になりますね。

 

 

 

 

 

 

 

続いて三重県の会社様へ。

三重県は初めて行ったのですが、電車で行くと3時間+駅までのタクシー代*2で、結構行きづらい感じ。

一社目にお伺いした大阪の会社さんの近隣でレンタカー会社さんがあり、どう考えてもそっちの方が手っ取り早そうだったので、車でお伺いしました。

レーザー納品三重県

 

 

 

 

こちらの会社様はステンレスの溶接がメインで、クリーニング機能で黒皮も剥げたら助かりますといった感じでした。

セッティングを終え、試して頂きます。

レーザーステンレス溶接

 

 

 

 

初めてでもこのクオリティで板厚1.5mmの隅肉溶接ができます。

レーザー隅肉溶接

 

 

 

 

続いて黒皮剥がし作業テストです。

クリーニングモードに変更し、レンズを変えて試します。変更作業は数分程度でできます。

レーザークリーニング

 

 

 

 

ちょっと黒皮について調べてみたんですが、圧延後の処理(熱の冷まし方)の違いで密着度が変わるそうです。

熱をゆっくり冷ますと母材との密着度が高くなり、急冷すると低くなるそうです。

ホームセンターで売っているフラットバーやアングル程度の厚みであれば、薄いので割と急冷されて、密着度が低くなるんでしょうかね。厚みのある母材ほど、黒皮もしっかりとついているイメージです。

 

目の粗いペーパーのグラインダーを当てても、膜が固い感じで簡単に落ちない物は、溶接前の処理も面倒ですよね。

だからといって密着度が低い黒皮は、その上からそのまま塗装してしまうと後々黒皮ごと剥がれてしまうので、何かと黒皮の処理は面倒です。

 

 

今回の厚みのあるアングルの黒皮は結構厚く、完全に剥がしきれはしませんでしたが、レーザーを当てた後にブラッシングしたら、ボロボロと粉になって剥がれ落ちていました。

レーザー黒皮剥がし

 

 

この度はファイバーレーザー溶接機を発注、写真を撮らせて頂きありがとうございました。

専門的な原理なども知りたい方は、こちらもご一読ください。

ファイバーレーザー溶接の仕組み・解説

 

 

 

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL1500の詳細はこちら

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
<関東(営)> 埼玉県八潮市木曽根 1229-1   TEL:048-954-8901

今回使用したファイバーレーザー溶接機はこちら

 

2024年02月09日

 

2024年02月06日

こんにちは。

 

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500の納品へ、福岡県行橋市の加工会社様へお伺いしました。

以前、弊社へご来店頂き試用、受注予約を頂いておりました。

 

 

 

ファイバーレーザー溶接機が入荷しましたので、今度は弊社の方からお伺いして納品させて頂きました。

ファイバーレーザー納品

 

 

 

 

立ち上げ~セッティングまでをご説明し、準備ができたのでテスト溶接です。

最初に条件設定だけさせて頂き、あとはお客様に試して頂く事に。

作業台

 

 

 

 

ファイバーレーザー溶接を行うのは、以前弊社で試して頂いた以来でほぼ初めてなのですが

ファイバーレーザー溶接

 

 

 

 

一撃!!

厚み2mmのステンレスですが、一般的なTIG溶接でこのクオリティで溶接できる方は極僅かでしょう。

というか、焼けの少なさ(全くと言っていい程、焼けが入っていません)を考えたら、TIGだと不可能レベルです。

ファイバーレーザー隅肉溶接

 

 

 

 

別の方が一撃、変わらず安定です。

作業者を選ばないのもレーザーの良い所ですね。

ファイバイーレーザー隅肉溶接②

 

 

 

 

母材を切断し、溶け込み具合の確認を行って頂きましたが、しっかり溶け込んでいます。

溶け込み確認

 

 

 

 

レーザー溶接をしばらくやってみての個人的な所感ですが

 

レーザー溶接はレーザーが直進性を持って集中し、母材に照射されます。

この時、レーザー自体はスイング幅で設定した幅で振られる以外は、周囲へ拡散されることはありません。

その事から溶け込みが深く、周囲への熱影響が少ない溶接が可能となり、設定にもよりますがほぼ焼けが入りません

 

レーザー溶け込み

 

 

 

 

TIG溶接で同じことをすると、タングステンの研ぐ角度を鈍角にしようが、タングステンを極力母材と近づけようが、どうしてもアークは拡散してしまいます(実際はピンク色の範囲以上に拡散し、熱を感じます)

そのため、その道のプロの職人さんが作業しようが、多少なりとも溶接部の周辺に焼けが入ってしまい、溶接後の焼け取り作業が必要になってしまう訳です。

また、溶け込みを深くしようと溶接電流を上げると、尚更周囲への焼けは強く入ってしまい、溶接部の酸化も免れません。

TIG溶け込み

 

 

 

また、ファイバーレーザーの場合、溶接ワイヤー有りで作業すると「ワイヤーで押される感覚」がありますので、その感触に任せるとトーチを一定に送れます。

TIG溶接のように両手で集中して作業する必要も無く、半自動に近い感覚とスピードで溶接ができます。

ですので、溶接ワイヤーを使った隅肉溶接に特に有効だと感じます。フランジにパイプを巻く場合などもやり易かったです。

 

 

 

さてさて、、ここまでイラストまで自作して記事にした所で、より専門的な記事がUPされていたのに気付きました(笑)

原理なども知りたい方は、こちらもご一読ください。

ファイバーレーザー溶接の仕組み・解説

 

 

 

この度はファイバーレーザー溶接機を発注、写真を撮らせて頂きありがとうございました。

色々と大変ご親切に応対頂き、嬉しかったです。

 

 

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL1500の詳細はこちら

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

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2024年01月19日

こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。

 

茨城県で精密板金加工業を営む有限会社村上製作所様に

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500>を納品、取扱説明に行ってきました。

 

村上製作所様は、経験、技術力豊富な職人さんが揃っており、さまざまなフレーム制作や

溶接が可能で、高品質で高精細な製品を製造しております。

精密板金加工工場

精密板金加工工場

 

 

最初は、販売会社を通じて問合せが有り、村上製作所様が実際に溶接を試してみたいと、

デモ依頼でした。デモの内容はステンレスの極薄板(0.3~0.4mm)を溶接したいとの

ご要望でした。 <デモ時の様子です>

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500のデモ

 

ファイバーレーザー溶接機は、薄板の溶接が得意で簡単にできるようになります。

とは言っても、ステンレスの0.3~0.4mmとなると、流石に実際に試してみないと

分からないので、事前に試してみました。 <ステンレス t=0.3mmです>

レーザー溶接、ステンレス 0.3mm

 

少しコツがありますが、溶接可能です! 😯

TIG溶接では厳しいと思います(難しいと分かっているので遣った事がないです…)。

 

実際のデモ時には、Arガスで吹き飛んでしまう様な板厚0.3mmで大きさが1cm位の小さな部品の

溶接を頼まれて…、なんと!ワザを使って上手く溶接出来ました。

(撮影係りの自分は、小さ過ぎて出来ないと思っていたので写真を撮ってませんでした <(_ _)>)

 

この小さな部品などの極薄板が溶接できれば、頼まれている新たな仕事が取れるとの事で、

ご注文を頂くことになりました。

 

と言う事で、納品に行きました。先ずは、セッティングです。

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を納品

 

セッティングが終わり、操作方法、取扱いの説明ですが、

操作パネルは、シンプルで分かり易く特に難しい設定は有りません。

<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>

 

つづいて、溶接ワイヤのセット方法です。

送給装置は半自動溶接機で使用されている装置と同じです。

<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>

 

 

ファイバーレーザー溶接機の場合には、最初に取扱いの注意点や安全対策について確りと説明

します。その後に操作と溶接方法を説明し、実際に溶接を試して貰いました。

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を茨城の板金加工工場で取扱説明 ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500でステンレスを溶接

 

ステンレス薄板の隅肉溶接です。

TIG溶接に比べて溶接速度が3倍以上速く、溶接ビードが狭く細く溶接できるのがレーザー溶接

の特長です。その分、材料への熱影響が少なく焼けや歪みが極限に抑えられます。

ステンレス・レーザー溶接

 

つづいては、ステンレス薄板の突け合せ溶接で、スイング幅を変えてみました。

画像を見ての通り、スイング幅(調整幅 0.0~6.0mm)を調整する事で溶接ビード幅を

変えられます。

ステンレス・レーザー溶接

 

 

【後日、フォローで訪問した時には、こんな物を溶接してました。】

ステンレスの板厚0.5mm以下だと思います。(作業者は女性の方でした! 😯 )

ステンレスの薄板をレーザー溶接

ステンレスの薄板をレーザー溶接

 

 

最後にクリーニング(表面除去)機能の説明です。

溶接モードからクリーニングモードへの設定、切替えが簡単にできます。

<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>

 

 

レーザー・クリーニングで錆取り、黒皮の除去を試して貰いました。

レーザー・クリーニング

 

 

この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500をご購入頂き

誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>

また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
<関東(営)> 埼玉県八潮市木曽根 1229-1   TEL:048-954-8901

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL1500の詳細はこちら

 

2023年12月27日

こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。

 

山梨県のカーショップ様に

新発売のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500>を納品、取扱説明に行ってきました。

お客様は先日、デモにご訪問した山梨県のカーショップ様です。

(実は今回、入荷した溶接機からトーチや操作パネルが新しくなり、より使い易くなったので、

入荷するまで待って貰ってました。 お待たせし、すみませんでした。)

 

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を山梨のカーショップに納品

 

お客様のカーショップさんは、

「厚い塗膜を剥がすのに苦労している。特にキャリパーは耐熱塗装で塗膜も厚く、

形状も立体的で電動工具も届かないので大変。」

「それをレーザーの錆取り機能で落とせれば楽なんですけど…」という

問題解決のために今回、購入されました。

デモの詳細内容は、下記のページをご覧下さい。

 

↓↓ ※クリックするとページへ移動します。(ご興味のある方はご覧下さい)

ファイバーレーザー溶接機のデモに山梨県のカーショップ様へお伺いしました。

 

 

デモの内容をご覧頂ければお分かりの通り、お困りの物の金属の表面除去(剥離)を

いろいろと試してもらい、今まで剥離するのに随分苦労されていた作業が、いとも簡単

に剥離できてしまい「スゲー!」と、感動されていました。

 

納品に訪問し、さっそく設置、セッティングです。

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を山梨のカーショップに納品

 

アルゴンガス・ボンベにガスホースを接続しようとしてみると、弊社の溶接機が2台置いて有りま

した!<直流/交流TIG溶接機 WT-TIG200><マイクロTIG溶接機WT-MTIG250>です。

いつも弊社WELDTOOLの溶接機をご利用頂き誠にありがとうございます。 <(_ _)> 感謝!

こういったお客様との長いお付き合いは大事ですね。

使用しているTIG200溶接機とマイクロTIG溶接機

 

 

設置、セッティングが終わしましたが、カーショップさんは、まだ来客や電話対応をされて

おり、その間に外で少し待っていると、住宅の向こうに富士山が顔をのぞかせていました。 😀

前回のデモの時には気が付かなかったのですが… やっぱり富士山は雄大で美しい山ですね。    (余談です)

富士山

 

 

それで取説ですが、このカーショップさんは、どちらかというと溶接よりもレーザー

・クリーニング(金属の表面除去)がメインなので、クリーニングから先に説明しました。

ですが、既にデモの時にいろいろと試して貰っているので、簡単に操作パネルの説明と

使用方法を説明しました。(実際に使い方は簡単です!)

【参考動画】

<キャリパーのレーザー塗装剥がし>

<アルミホイールのレーザー塗装剥がし>

ステンレスマフラーの焼け取り

レーザー・クリーニング

 

続いて、

溶接の方法を説明するのですが、操作パネルのモード変更やレンズ交換をする必要があります。

そこで、今回、納品を待って貰った新しい溶接機は、クリーニング機能と溶接機能の変更が簡単

で、特にクリーニング用と溶接用のレンズや保護レンズ(消耗品)の交換がとっても簡単です。

<カバーを開けてレンズ・ホルダーを抜いて入替えるだけです。>

新しいレーザートーチ レンズの交換が簡単

レンズの交換が簡単 レンズの交換が簡単

溶接とクリーニングの両方をよく使用する場合には、とても便利です。

更にトーチが軽量コンパクトで持ち易く操作性も抜群です!

 

 

そして、溶接モード、仕様に変更する方法を説明し、溶接を試して貰いました。

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を山梨のカーショップで取扱説明

 

先ずは、鉄板を溶接してみて…

 

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を山梨のカーショップで取扱説明

 

お客様は、半自動やTIG溶接機は使っているので、このファイバーレーザー溶接機で溶接して

みたいものは、レース車両のスポット増しだそうです(レース好きな人には分かって貰える)。

半自動溶接では思ったような感じにならないそうで、このレーザー溶接機で試してみたいそうです。

また今までアルミがTIG溶接では、なかなか上手く出来なかったようで、レーザー溶接すれば

簡単に出来るようになります。

 

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500でアルミ溶接

アルミ溶接を試してます。

 

 

一通り説明が終わり、

お客様は、「とにかくクリーニング機能は、塗装剥がしやサビ取りに便利だ!」

車はいろいろな部品がサビてしまうそうで、「あの部品、この部品のサビ取りをしたい!」と、

話されていました。が…、車好きでないと途中からチョット話についていけなく成りました。

すみません。

このファイバーレーザー溶接機を導入したことで、仕事の幅が広がり事業の拡大に役立って

いただければ幸いです。

 

この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500をご購入頂き

誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>

また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。

 

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL1500の詳細はこちら

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
<関東(営)> 埼玉県八潮市木曽根 1229-1   TEL:048-954-8901

 

2023年12月22日

こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。

 

東京都内で”精密”板金業を営む有限会社若井製作所様に

新発売のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500>を納品、取扱説明に行ってきました。

 

若井製作所様では、他社では困難な寸法の厳しい、精度の高い精密板金加工や切削部品を専門

に行っているそうです。

↓↓ ※クリックするとHPページへ移動します。(ご興味のある方はご覧下さい)

若井製作所 –日本の町のあなたの板金工場

 

 

都内なので、工場自体は広くないですが高度な板金・加工機械が所狭しと置いて在りました。

そして、精密な作業をしてるため、工場内にはホコリが無くきれいに清掃されてました。

IMG_1908 IMG_1909

 

 

実は今回、ご注文を頂く前には溶接デモの依頼があり、ご要望はアルミの板厚1.0mmを突け合せ

で裏波溶接をしたいとの事でした。

今までは、苦労してTIGで溶接しており、厚みが1.0mmしかないのに開先をとり、ギャップを開

けて溶接電流を下げて溶接してたそうです。 😯

(溶接サンプルを見せてもらいましたが、企業機密のため写真は撮りませんでした。)

 

これをファイバーレーザーで溶接すれば、もっと容易にできるのでは!と期待され…

これは結構難易度が高いです。

 

それで、実際にデモでファイバーレーザー溶接機で試してみて貰いました。

サンプル写真です。<アルミ1.0mmの突け合せ溶接>

ファイバーレーザーでアルミ1.0mmを溶接

 

このデモでファイバーレーザー溶接機の性能を確認され、ご注文、納品になったという訳です。

 

 

それでは、納品、取扱説明の話しを進めます。

工場に訪問しすると、設置場所の溶接作業場は、事前にしっかりとアルミ板で囲い遮蔽してました。

聞くところ、丁度、選挙カーの製作依頼があり、その材料を利用して制作したそうです。(笑)

ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500を納品設置

 

 

溶接に関してはプロフェッショナルなので、取扱いの注意点や操作説明、レーザー溶接の方法を

説明しました。その後に実際に溶接を試して貰いました。

IMG_1895

 

IMG_1896

 

トーチは、とても軽量コンパクトで持ちやすく操作性が良いです。

ファイバーレーザー溶接機のトーチ

 

やはりアルミの薄板でいろいろと溶接を試され、レーザー溶接の感覚を掴んでました。

ファイバーレーザーでアルミ溶接

 

 

最後にクリーニング機能でC型チャンネルの黒皮を剥離して試して貰いました。

レーザー・クリーニング

 

 

若井製作所様は、このファイバーレーザー溶接機を導入することで、今までTIG溶接では

困難であった、更に難易度の高い加工品に挑戦したそうです。楽しみにしております。

 

この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500をご購入頂き

誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>

また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。

 

ファイバーレーザー溶接機 WT-FL1500の詳細はこちら

 

ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。

ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

また、下記店舗にてデモやお試しが可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 

【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
<関東(営)> 埼玉県八潮市木曽根 1229-1   TEL:048-954-8901