デザイン会社にTIG溶接機のデモに伺いました。 / ウエルドツール【溶接機専門店】

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デザイン会社にTIG溶接機のデモに伺いました。

2018年10月18日

こんにちは。

 

 

久留米にあるデザイン関係の会社さんからデモのご希望のご連絡をいただきましたので、お伺いしました。

用途としては2mm程度のアルミやステンレスを溶接するとのことで、TIG溶接機のWT-TIG200を検討しているが、アルミの溶接はやったことがないので、一度見せてほしいとのことでした。

デザイン会社

 

 

 

溶接機のセッティングを済ませ、私がちょっと溶接して要領をご説明した後、実際にお客様にも試していただきました。

溶接テスト

 

 

 

普段から鉄などは溶接しているとのことでしたが、アルミは溶け方が違うからか多少苦戦されていました。

とは言っても普段から溶接をされている方でしたら、しばらくやっていただいたらすぐに慣れると思います。

ティグ溶接

 

 

 

その後、会長さんにアトリエに連れて行っていただきました。

何でも全国にアート作品を収めたり、展示会に出店されていたとのことで、役目を終えた様々なアート作品が展示されていました。

アトリエ

 

 

 

スコップを使った椅子

お尻にフィットしそうです!発想が面白いですね。

スコップ椅子

 

 

 

西郷隆盛…!

こちらは写真では一枚の板に塗装してあるだけのようにも見えますが、白い顔の部分と黒い髪の毛の部分で別々の板で構成されており、間にロウソクを置いて夜に見ると、立体感があらわれるそうです。

西郷どん

 

 

 

看板

立体文字です。文字はレーザーで切り抜いているとのことでした。

文字の色や影の具合が絶妙で、とても雰囲気が出ており、職人技の光るレトロな看板でした。

立体文字

 

 

 

表札

丸棒を熱して叩いて曲げたり(右上)、鉄板から筆記体を切り出した物です。

ちなみにこちらはプラズマ切断機を使って手作業で切り出したとのことでしたが、ここまでキレイに切り抜くのはすごいです。

表札

 

 

 

と思ったら、もっとすごいの出てきました。

これもプラズマで手作業で作ったとのことでしたが…模様が非常に細かくて、すごいとしか言いようがありません。

アート作品

 

 

 

結局、溶接のデモよりもアトリエにいた時間の方が長かったような…(笑)

 

会長は若いころからこういった芸術作品を作っていて、市や国から依頼されることもあり、それを今は若い人たちに教えているとのことでした。

正直、私は芸術には疎いのですが、それを作る工程(こっちに興味があります)などを解説していただくことは無いので、貴重な体験ができた&楽ませていただきました。

 

会社に戻って、頼まれていたアルミ溶接に関する機材一式の見積りやパンフレットを郵送して、業務終了です。

 

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

株式会社WELD TOOL 092-834-2116