2021年02月16日
こんにちは古賀です!
会社の近くのお客様からTIG溶接機のご注文を頂いたので、設置と簡単なご説明を兼ねてお伺いしてきました。
お話をお伺いしているとケンタッキーの設備修理をされている方でした!
非常に気さくな方で、写真全然撮っていいですよ~と仰っていただきました。ありがとうございます<(_ _)>
ついでに趣味も合う方でしたので、そっちの話も楽しかったです(笑)
九州各地から故障した機材がこちらに送られてくるそうで、こちらの作業場の隣には所狭しと修理待ちの機材が置かれていました。
今回ご購入いただいたのはWT-TIG200、TIG溶接機です。
修理箇所としては、金網の溶接剥がれの補修が一番多いとのことでした。
今まではアーク溶接機で補修していたけど、スパッタが付着してしまい仕上げ作業が大変なのでTIG溶接を導入することにしましたとのことでした。
この辺りですと直径3mm程度でしょうか。。アーク溶接じゃ私にはやれる気がしません。。(;’∀’)
TIG溶接は初めてとのことでしたので、テストがてら溶接させてもらいました。
外れた箇所を左手で押さえつけて密着させた状態で、タングステン(アークが出る先端の針のようなもの)を母材に近づけ、トーチスイッチ1秒程度を押すだけです。
この箇所は直径5-6mmぐらいはありそうなので、初心者の方でも比較的簡単に溶接できるかと思います。
こちらは細い方の棒が3mm程度ですので、溶け落ちて切れてしまわないように警戒しました。
3mmぐらいあればそこそこやり易い部類になるんですが、これは端材ではなく実際にお店で使うやつですので。。失敗できません(;’∀’)
ちなみにこれより細い2mm以下で点付けがメインの使い方の場合、マイクロTIG溶接機WT-MTIG250の方がやり易いのでお勧めです。
今回のお客様の場合はアルミも溶接されるとのことでしたので、WT-TIG200になりました(マイクロTIGでアルミは溶接できません)。
マイクロTIG溶接機WT-MTIG250でステンレス籠の製作
先日も個人的に知り合いの大学に呼ばれて食品機器の修理に行きましたが、食品関係の修理や製作の場合はTIG溶接機がオススメです。
※別途アルゴンガス、200V電源が必要です。
購入後は使い方のアドバイスも電話等でさせて頂きますので、よろしくお願いします。