旧タイプのプラズマ切断機WT-100でのタンク切断デモへ行ってきました。 / ウエルドツール【溶接機専門店】

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旧タイプのプラズマ切断機WT-100でのタンク切断デモへ行ってきました。

2023年03月31日

こんにちは。

 

 

数年前にデモ→購入頂いたプラズマ切断機WT-100(旧タイプ)。

こちらを使っていた職人さんが退職してしまい、タンクの切断が上手くいかないので(調子が悪い??)、お忙しいところ申し訳ないが切断デモに来ていただけませんか?

とのお電話をいただき、そんなに遠くありませんでしたのでお伺いしてきました。

WT-100

 

 

 

 

こちらのタンクに穴を開け、廃棄されるそうです。

大きいタンク

 

 

 

 

厚めの塗膜がありますので、切断スタートする箇所のみ地肌を出しておきます。

切断前のタンク

 

 

 

 

 

 

母材の端から切断できないタンク等の立体物の切断のコツですが。

トーチを普段通り真っすぐ向けて切ろうとすると、最初に貫通するまでの数秒間、溶けた母材がモロに手元にハネ返ってきてしまい、自分にも消耗品にもダメージがいってしまいます。

トーチ角度

 

 

 

 

 

ですので、最初はトーチを母材に対して斜めに向けて、横にスパークを逃がすような形でスタートします。

そして、母材を貫通したタイミング(抜けたら音が変わります)でトーチを真っすぐに戻し、切断を進めるとよいです。

トーチを斜めに

 

 

 

 

 

これらを踏まえた上で試し切りさせてもらいました。

機械の故障じゃなくて一安心です(笑)

プラズマ切断で穴を空けたタンク

 

 

 

 

 

お客様にも試してもらいました。

切断中のタンク

 

 

 

 

 

板厚12mm程度でしたが、バッチリ切断できました。

切断後のタンク

 

 

 

 

旧タイプのWT-100でのデモンストレーションでした。ご愛用いただきありがとうございます!

WT-100も板厚20mm程度でも切断できるパワーがありましたが、新タイプのWT-100Sはそれ以上の30mmオーバーでも切断可能です。

電源が取れる場所での解体作業には最適です!福岡及び埼玉近郊であればデモも可能ですので、よろしくお願い致します。

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