2017年05月18日
こんにちは。
先週から今週にかけてデモを数多くご依頼いただいており、本日はお茶で有名な福岡県八女市にある食品工場に行ってまいりました。
食品を扱う工場では、何かと錆びてはいけない物が多いので、基本的にステンレスが多く使われています。
また、溶接する事でスパッタ(火花)が飛ぶと飲食物という関係上、何かと問題になる可能性があるため、スパッタの飛ばずにキレイに仕上がるTIG溶接の需要が高いです。
今回行ったTIG溶接はスパッタが周りに飛び散ったりはせず、使用するアルゴンガスも爆発などの危険性があるガスではないため、そのまましても周辺に影響はありませんが、衛生管理された食品工場ですので、きちんと養生されたスペースを作っていただきそちらで溶接させていただきました。
それでは溶接していきます。
TIG溶接自体はほとんど経験が無いとの事でしたので、まず弊社のスタッフが試しに溶接させてもらいました。
こちらはステンレス製の蓋?にスライドロックを溶接しています。
出張先の会社の方にも試してもらいました。
なかなか難しいとおっしゃられてましたが、すぐに上達しそうでお上手でした。
工場長にも試していただきました。
こちらは野菜を入れるバケットのフレーム部分で、一日に何度も置いたり取ったりするので、上のバケットを引っ掛ける部分の溶接がすぐに外れてしまい、今までは外注に出して溶接してもらっていたが、手間がかかるので自分の会社で溶接したいとのことでした。
その後、工場長に「これ買うから」と言っていただき、私たちを迎えて下さった社員の方にもご丁寧に対応していただきました。
個人的な気持ちなんですが、こうやって快く対応してもらえると嬉しいですね。
溶接や溶断に不慣れであったり一度試してみたいという場合は、ご来店いただいても構いませんし、近隣であればデモにお伺いすることも可能ですので、一度お問い合わせ下さい。
ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116