2017年06月27日
こんにちは。
昨日、プラズマ切断機のデモに熊本県に行ってきました。
震災の影響が未だに残っており、山間部では通行止めの箇所も多かったので、迂回を重ねて何とか現場に辿り着きました。
デモでは、厚み20mm程度の鉄板を試し切りしていただきました。
ガイドローラー(トーチの横にある車輪)を取り付けて切断したところ、真っすぐ切りやすくて使いやすいとのこと。
下に土がある状態で、エアーが抜けにくい状況ではありましたが、このように切断できました。
その後、数名の方に使っていただき、「これは使える」ということでその場で購入していただきました。
また、他にも「ガウジング」といった用途にも使いたいとのことでした。
これは溶接した部分などを剥がす際に、プラズマで溶かした箇所を高圧のエアーで吹き飛ばし、はつる作業です。
本来はガウジング専用の部品を取り付けてする作業のようですが、試しに通常の切断仕様のままやってみました。
テストしたのはこちらのH鋼で、半自動で隅肉溶接されている部分を吹き飛ばしていきます。
このような結果になりました。
初めてやったので何が正解なのか分かりませんでしたが、WT-100は溶接面などで遮光すればプラズマアークがはっきりと目視できますので、それが母材を溶かしながら吹き飛ばしていく感じは分かりました。
ガウジングにプラズマ切断機を使いたいと言われたのは初めてでしたので、専用のチップ(エアーが出るトーチ先端のパーツ)を需要がありそうであれば今後用意したいと思います。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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