久留米の会社様にプラズマ切断機及びTIG溶接機のデモに行ってきました。 / ウエルドツール【溶接機専門店】

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久留米の会社様にプラズマ切断機及びTIG溶接機のデモに行ってきました。

2019年08月27日

こんにちは。

 

以前、弊社のTIG溶接機WT-TIG200をご購入いただいた会社様から、プラズマ切断機も気になっているので、もしよければまたデモに来てもらえませんか?とのお問い合わせがあり、お近くでしたのでお伺いしました。

 

 

 

 

お持ちしたのは、こちらのWT-100で、エアーと三相200V電源があれば厚み20mm弱まで切断可能です。

 

プラズマ切断機WT-100

 

 

 

 

試し切りの端材はこちらの鉄板で、厚みは10mm程度といったところでしょうか。

 

厚み10mmの鉄板

 

 

 

 

私が使い方の説明を兼ねてデモさせていただいた後、お客様にも使っていただきました。

お伺いしたところ、以前担当してくださった課長さんが別の方に変わられており、ちょっと厳しめの方かな?と、若干プレッシャーを感じていました。

実際に切断作業を始めると、「速いね!」「おぉー」と作業員の方から声が上がり、課長さんもニッコリでした(笑)

 

お客様が試し切り

 

 

 

10mmなので、特に難しいことなく切断可能です。

 

プラズマ切断した残材

 

 

 

また、こちらはバケットのツメ部分になりますが、ツメの交換をする際、板部分に溶接されている箇所を剥がす必要があるとのこと。

今回、本体をガウジング向けに仕様変更していなかったのですが、似たようなことはできるので、プラズマガウジングの方も試してみました。

 

バケットのツメ

 

 

 

 

例によって、私がデモさせて頂いた後、試してもらいました。

 

プラズマ切断機でガウジング

 

 

 

ガウジング仕様ではなかったため、奥までえぐるような作業痕になってしまいましたが、溶接個所はガウジングで剥がれているのが確認できました。

本体及び消耗品の仕様変更にて、もう少し広範囲を吹き飛ばすような方向にセッティングできます。

 

プラズマガウジング作業後

 

 

 

その後、以前購入したTIG溶接の方もアドバイスお願いしますとのことでした。

左奥に見えるのがWT-TIG200で、とりあえず溶接機の冷却ファンからの風がいい感じに直撃していました(笑)

TIG溶接はアルゴンガスによる大気からのシールドが大事ですので、溶接機の設置場所は検討しなおした方が良いかもしれませんとお伝えした後、説明→テスト溶接させてもらいました。

 

角パイプをTIG溶接

 

 

 

窓の下に、練習の後が大量に。

TIG溶接は作業者の腕が仕上がりの9割方占めますので、練習大事です。

私もプロの方からすれば全然なので、偉そうなことは言えないんですが。

 

TIG溶接のデモ

 

 

 

以前お会いしたのは3か月ぐらい前だったかと思うのですが、お上手ですね。

危うくデモに行ったこちらが恥をかくとこでした(笑)

 

鉄の角パイプのTIG溶接

 

 

 

 

プラズマ切断の場合、ガス切断機と違って使い方が簡単(アースクリップを母材に挟み、切りたい所の上でトーチのスイッチを押すだけです)な事もあって、複数名で切断作業に当たる場合、作業を一人一人が時間をかけて覚える手間もかからないので、良いかと思います。

 

弊社の切断機、溶接機に関してご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

株式会社WELD TOOL  092-834-2116