2022年02月08日
こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。
建築金物の製作会社<(有)原工業>さんにパルスミグ(半自動)溶接機(アルミ溶接に使用)
を納品、機能説明に行ってきました。 (撮影のご協力ありがとうございました)
近ごろのパルスミグ溶接機はデジタル化されており、多機能でメーカーや機種によって特色が
あるので、実際の物を溶接しながら操作パネルの設定方法などを説明しに行ってきました。
(長年、溶接機を販売して慣れていても、昨今のデジタル化された操作パネルは、初めて扱う
時には戸惑います (笑))
セッティングが完了し、使用される作業者の方(熟年工さん)に話を聞くと、
「久しぶりに半自動で″アルミ溶接″をするよ、20年ぶり位かな!」 😯
「その当時は、造船所でアルミの厚板をバリバリ(半自動)溶接していた。」と、仰ってました。
それでは、実際にアークを出して貰うのですが、溶接したいものは?
なんと、アルミのH型材の″9mm″厚でした! 普段あまり見かけない代物ですが…
いきなり本番の溶接は危険なので、ちゃんとアーク出し(試し)用にアルミ板″9mm″を
2枚用意されていました。
熟年工さんなので、直ぐにアーク出しをし溶接電流、電圧を調節し始めました。
(頭の中に適切な設定が有るようです)
けれども、使い方の(操作)説明に来たので、ちょっと待って貰って一旦、操作説明をしました。
このパルスミグ溶接機は板厚を選択すれば、経験値が無くても最適な溶接条件(溶接電流、電圧)が
設定できる便利な機能が有ります。(早くて楽チンですょ! 😀 )
それでは、あらためて板厚 9mm(溶接電流:198A / 電圧:23.4V)に設定し試して
もらいます。
その具合を見てその後、そこを基準にして好みのアーク(長)、溶接ビードの形状に成るよう
に少し微調整されてました。
やっぱり熟年工さんには、こだわりがありますね(脚長、溶接ビード形状、余盛等など…)
そしたら、「うん、こんなもんかな!」と、満足されました 😉
溶接ビードをよく見ると、なにげに多層盛りしていて、真直ぐキレイにビードが揃ってます 😯
スゴイ!流石は熟年工さんです。
操作が簡単で高品質なアルミMIG溶接ができる、このパルスミグ溶接機を熟年工さんに気にって
頂き安心しました。また、溶接の事も教えて頂きありがとうございました。
この度は、パルスミグ溶接機 WT-MIG225ALをご購入いただき、誠にありがとうございます。
また何かございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
弊社溶接機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。
また、お近くでしたらデモにお伺いしますので、お気軽にご連絡ください。
福岡本店:092-834-2116
関東営業所(埼玉):048-954-8901
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
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