2022年04月22日
こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。
今回は、特殊なボルト・ナット、ステンレスボルトや特殊鋼ボルトを製造している、国内でも
有数な工場さんにWT-MIG250半自動溶接機とWT-TIG200mini溶接機を納品しました。
合間を見て、工場(製造工程)を見学させて貰いありがとうございました。m(_ _)m
この山積みのボルト、写真で見ると小さく見えますが、実物はもの凄くデカいです。
長い物は500mm以上もあり、太さは50~60mm位有ります。また製造中の写真は撮影
できませんでしたが、もっとバカでかいボルト(ステンレス製)も製造してました! 😯
話しを本題に戻します。
今回、溶接機の購入の目的は、ボルトの製造上の設備の改善や開発、治具などの製作に使
用するそうです。そして、お客様は「他の大手メーカーさんで溶接機を購入すると1台分
で、WELDTOOLだと2(機種)台(半自動とTIG溶接)が購入できる! 😆 」。
また、事前に溶接講習を受けて、溶接機の性能は充分に満足されて購入頂きました。
セッティングが完了しました。
TIG溶接機は梱包のままですが、担当者さんが既に受けた溶接講習で確りとマスターして
いるので、今回は容易に溶接が行える半自動溶接機 WT-MIG250を、そのほかの作業者の
皆さんに取扱説明及び溶接の仕方をレクチャーします。
では、溶接をされる作業者の皆さんに手を止めて集まって頂き、先ず取扱説明を行いました。
このWT-MIG250は、シンプルで簡単な操作で溶接がおこなえるので直ぐに説明が終わり、
実際に溶接の仕方を説明しました。
順番に交代しながら溶接を試してもらいました。
その中で、被覆アーク溶接(手棒溶接)の経験が有る方は、最初は手棒溶接の癖がついて
おり溶接トーチの先端を母材(鉄板)から離してしまい戸惑ってました。
半自動溶接は手棒溶接と違い離せば離すほど溶接電流(出力)が下がり不安定になり溶け
込みが悪くなります。
その為、出来るだけ溶接トーチが母材から離れにように、またブレないように左手
(利き手の反対)でサポートしてもらい安定させるようにしました。
また、慣れるまでは溶接電流、電圧を抑えめに設定し、ゆっくりとトーチを送り、
溶接部を見てしっかり溶かして溶接してもらいました。
半自動溶接のコツはそれだけで、それだけ覚えれば簡単です。
慣れるまで初めは、少し戸惑っていましたが、2~3回溶接すると直ぐにコツを掴みました。
そして、上手く溶接ビードが引けると「面白れぇ~」「これで、造りたい物ができる~」と、
喜んでました。
半自動溶接は一番容易にできる溶接方法なので、後は実作業で溶接しながら覚えていけば
直ぐに出来るように成ります。
この度は、WT-MIG250半自動溶接及びWT-TIG200mini溶接機をご購入いただき、
誠にありがとうございました。また何かございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
弊社溶接機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。
また、お近くでしたらデモにお伺いしますので、お気軽にご連絡ください。
福岡本店:092-834-2116
関東営業所(埼玉):048-954-8901
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
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