2023年08月18日
こんにちは、関東営業所です。
水冷ユニット搭載 TIG溶接機 WT-TIG320S(※3年保証付き)のデモ依頼がありましたので
ご紹介します。
お客様は、創立70年にもなる板金加工工場様です。
「今まで使用していたTIG溶接機が故障し修理に出したが、2か月経っても音沙汰無し…」、
「しびれを切らしていた処に丁度、TIG溶接機 WT-TIG320Sを知り、すごく安価だが性能は?
、アフターは?」と、問合せがあり試して貰う事になりました。
熟練の溶接工さんが2名おられ、様々な溶接を納得いくまで試されました。
デモの様子を動画にまとめましたので、是非ご覧ください。
【 ステンレスの薄板の溶接編】↓↓↓
薄板板金の角継手溶接でよく使われている溶接方法ですが、(動画はステンレス1.2mmです)
”チョン、チョン”と繰り返し溶接を繋げていくので、アークのスタート性が良くなければ、
リズムよく(気持ちよく)溶接できません。これ次第で作業能率が変わってしまいますので、
作業者にとっては凄く大事な事です。
溶接工さんの巧みな技とアークスタート性の良さが合わさり、なせるキレイな溶接ビードです!
つづいては、【リモコンを使用して溶接電流を調整編】↓↓↓です。
このTIG溶接機には、オプション品でリモートコントローラーが有ります。
作業場を離れる事なく、溶接電流を手元で操作できるようになります。
小さいパーツの溶接やアルミ溶接などで、電流調整を頻繁に行う場合に凄く便利です。
画像の丸印の箇所は溶接しながら、溶接電流を少しずつ上げてます。
最適な電流を決める時に、いちいち溶接(アーク)を止めて電流を変える事が無く凄く便利です。
つづいては、【実践!ステンレスの板金溶接編】↓↓↓です。
動画をご覧の通り、溶接の後半に、「これだけ溶接しても溶接トーチが全然熱く成らない!」
と、感激されてました!
このTIG溶接機は、水冷ユニットを搭載(水冷式溶接トーチ)してます。
今まで使用していた溶接機は、空冷式トーチだったので、この箱の長さをアークを切らずに
溶接していると後半は、トーチが持てなく成るぐらいに熱く成ってしまったそうです。
しかし、熱く成ったからといって途中で止めて冷めるまで待っていたのでは仕事に成りません。
したがって、我慢して溶接を続けなければ成らず 😥 、以前から水冷式が欲しかったそうです。
箱の4隅を溶接しなければ… 大変ですね 😯
見て下さい、この美しい溶接ビード!
さすが熟練の溶接工さんの巧みな溶接です 😯
最後に【アルミの溶接編】↓↓↓ に成ります。
今まで使用していた溶接機は、アナログ式なので、
交流周波数の調整はできなく、入力の電源周波数の50Hz(東日本)です。
このTIG溶接機はデジタルなので交流周波数を100Hzまで上げる事ができます。
上げると、交流特有の”ボワ~”(表現が難しい…)と広がる感じのアークを集中させる事ができます。
特にアルミの薄板や隅肉溶接の溶接性が向上します。
と、ここまでTIG溶接機 WT-TIG320Sを納得いくまで試して貰いました。
二人ともご満足の様子で即ご注文と成りました。
工場内には、歴代の溶接機が何台も有る中で、このTIG溶接機を選んで頂きありがとうございます。
この度は、弊社の溶接機をご購入頂き誠にありがとうございました。
また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
近県であればデモにお伺いしていますので、希望の際はご連絡ください。
(福岡と埼玉に店舗があります。もちろん来店もOKです。)