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お客様からリクエスト。プラズマ切断機WT-100で厚鋼板25mmの切断を検証しました。

2021年09月17日

 

こんにちは、関東営業所の磯部です。

 

今回は、お客様からのご要望でプラズマ切断機WT-100で厚鋼板25mmの切断を検証しました

のでご紹介します。

 

詳しいことは㊙企業秘密なので、ここではまだ言えませんが、何やら一番厚いところで25mm

の厚板を最長で15Mの長さを切断したいそうです。

また、この作業を人が行うのは大変なので、これを自動化しシステムを組みたいそうです。

(プラズマ切断トーチを自動機に取付て動かす)

なんだかデカいものを切断するみたいです。

 

厚板をプラズマ切断で検証する。

 

検証したい事は、板厚19mm – 22mm – 25mmの3種類の鋼板をそれぞれ100mmの

長さを切断し何秒かかるか?また、作業性は如何なのか、他に必要なものは、

何か問題点は無いか?と、探っていきます。

 

それでは、順番に板厚19mmから切断しました。

厚板19mmをプラズマ切断  厚板19mmをプラズマ切断

 

続いて板厚22mmですが、自分がこのオペレーターをしていたので、写真を撮る余裕がなく忘れ

てました。どのみち画像で見ても同じにしか見えず違いが判らないですね。

 

やはり動画でなければ迫力が伝わりません。そのため代わりに以前、当社で22mmの鋼板を

切断し撮影した動画が有りましたので、こちらをご覧ください。

 

 

最後に一番厚い25mmを切りますが、周りから「もう少し速く切れないか」と、プレッシャー

を掛けられてしまいました。

出力電流は100Aと最大なのでこれ以上あげられません。プラズマ切断は、ただ切るだけで技量

なんて必要ないと思っていました。しかし、ここまでくると、後は自分の技量によるところです。

 

それでは、気合を入れて本気モードでいきます。(今まで手を抜いていた訳ではありませんが(笑))

操作を確実にし少しでも速くするために工夫しました。

先ずフリーハンドだとブレたり、引掛けたりするので定規を固定して両手で操作できるように

しました。

厚板25mmをプラズマ切断

 

それから、ベストな切断速度が重要に成ってきます。

焦って切断速度を少しでも速くし過ぎると切り残しがでますし、遅いとドロス(溶けた金属が裏側に

付着する)が多く付着しまたくっ付き合ってしまう。

従って、溶接の時と同じように集中してトーチ角度がブレない様に一定の速度で、溶けて切れている

部分を良く観察して切っていきます。

 

厚板25mmをプラズマ切断  厚板25mmをプラズマ切断

 

何度か切断し最速タイムがデマシタ!なんと″25秒″でした。

(速いのか遅いのか分からないと思いますが…(笑))

 

厚板25mmをプラズマ切断

やはり、速く切れた時は切断面もキレイでした(今回の作業には必要有りませんが)。

 

これで終わりかと思いきや今度は、「鋼板の端から切るのではなく途中から穴を開けて

それから切って欲しい」と、頼まれ「えっ! 25mmも厚みが有ると穴を開けるのは?」

今までやったことが無かったのですが半信半疑で試してみました。

(穴が抜けるまでは、火の粉が跳ね返り顔に被ってしまうので、トーチ角度を斜めにして

火の粉を向こう側に飛ばして抜けたら垂直にする)

プラズマ切断で板厚25mmに穴を開ける

 

お見事!穴が開き、切断できました!

 

プラズマ切断で板厚25mmに穴を開けてから切断

 

 

 

 

今までこんなに厚板を連続して切ったことが無かったので、意外と疲れました。

(周りに見学者が7~8名いて緊張していたせいもあり)

 

お疲れ様でした。

お客様は、実用化に向けて今回切断した重たい鋼板を持って帰って、今日検証した結果を皆さん

でまとめるそうです。

因みに、「今回使用したプラズマ切断機の使用率は、最大出力電流100Aで連続6分切断したら

一度休ませないとならないですが」と説明すると、お客様から「ぢやあ、2台並べて交互に使え

ば」等々、終わりに意見交換をしました。

上手くまとまると良いですね。今後が楽しみです。

 

また何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。

・エアープラズマ切断機WT-100

(クリックすると別ページに表示されます)