こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。
埼玉県で板金加工を請け負う株式会社富士精工様に
新発売の<ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500>を納品、取扱説明に行ってきました。
事の始まりは、
富士精工様より見積依頼があり見積書を送ると、直ぐに電話があり第一声「注文したい!」と
言われ、まだ物も見ず、価格的にも?と思い正直戸惑いました。
「弊社の関東営業所が同じ埼玉県内に在るので、一度、実機を見て確認して欲しい」と、
お勧めしたのですが、社長は若手で先見の目が有るようで、以前よりレーザー溶接機に興味があり
随分調べていて、「これからの時代は、これだ!」「これで職人さんを楽にさてあげたい」(涙)
との思いで購入を決断したそうです。
という事で、さっそく納品の段取りを行い工場に訪問しました。
工場を見ると板金・金属加工機など立派な設備をされていました。
そして、熟練の職人さんの雰囲気が漂ってました。 😯
先ずは、セッティングです。設置したい場所のスペースを空けておいてくれ、
ピッタリと収まりました。
それでは、TIGや半自動溶接機であれば、操作方法と溶接方法を説明するところですが、
ファイバーレーザー溶接機の場合には、最初に取扱いの注意点や安全対策について確りと説明
します。その後に操作と溶接方法の説明になります。
説明も終わり、交代しながら溶接を試してみました。
溶接方法が分かると、実際に試してみたい材料を溶接してみました。
よく有るボンデ鋼板です。ボンデ鋼板は表面が亜鉛メッキ処理されているので、溶接した時
の熱によりメッキが燃えて煙(ヒュームガス)が多く出ますが、ファイバーレーザー溶接は、
TIG溶接に比べて溶接速度が何倍も速いのでメッキの焼けや煙が少なくすみます。
<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>
続いて丁度、角パイプでフレーム(枠)をTIG溶接で製作されていたので、代わりにファイバーレーザ
ー溶接機で溶接してみました。
TIG溶接するよりも、極限にビード幅が狭く、余盛も少なく溶接できますので、後の仕上げで
溶接ビードを削り研磨する作業が楽で時間短縮になります。
ですが、代わりに溶け込み(深さ)が心配なようで、溶接ビードを削って確認されました。
十分に溶け込んでます。ファイバーレーザー溶接は見た目よりも深く溶け込みます。
溶接方法が分かったところで、今度は錆取り(クリーニング)機能を使ってみます。
<↓↓↓ 2本まとめて動画でご覧下さい。>
最後にこんな物を持ってきて試しました。
紙ヤスリ等を使って手作業で錆を落とすのは結構手間だと思いますが、
これなら作業が楽になると思います。
ファイバーレーザー溶接機の操作や溶接方法が分かり、後は職人さん達なので、
いろいろと使ってみてながら習得していくと言われ、取扱い説明が終わりました。
今まで、TIG溶接で時間と手間を掛けていた作業を代替えして貰えれば、職人さんの負担を
軽減できます。
勿論、すべてをTIG溶接からファイバーレーザー溶接に代替えはできません。
其々にメリット、デメリットが有り、其々の特徴を活かす事で能率アップし生産性と品質を
高め会社の成長に役立てて欲しいと思います。
この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500をご購入頂き
誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。
ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
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【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
<本 社> 福岡県福岡市西区吉武 380-2 TEL:092-834-2116
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