こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。
茨城県で精密板金加工業を営む有限会社村上製作所様に
<ファイバーレーザー溶接機WT-FL1500>を納品、取扱説明に行ってきました。
村上製作所様は、経験、技術力豊富な職人さんが揃っており、さまざまなフレーム制作や
溶接が可能で、高品質で高精細な製品を製造しております。
最初は、販売会社を通じて問合せが有り、村上製作所様が実際に溶接を試してみたいと、
デモ依頼でした。デモの内容はステンレスの極薄板(0.3~0.4mm)を溶接したいとの
ご要望でした。 <デモ時の様子です>
ファイバーレーザー溶接機は、薄板の溶接が得意で簡単にできるようになります。
とは言っても、ステンレスの0.3~0.4mmとなると、流石に実際に試してみないと
分からないので、事前に試してみました。 <ステンレス t=0.3mmです>
少しコツがありますが、溶接可能です! 😯
TIG溶接では厳しいと思います(難しいと分かっているので遣った事がないです…)。
実際のデモ時には、Arガスで吹き飛んでしまう様な板厚0.3mmで大きさが1cm位の小さな部品の
溶接を頼まれて…、なんと!ワザを使って上手く溶接出来ました。
(撮影係りの自分は、小さ過ぎて出来ないと思っていたので写真を撮ってませんでした <(_ _)>)
この小さな部品などの極薄板が溶接できれば、頼まれている新たな仕事が取れるとの事で、
ご注文を頂くことになりました。
と言う事で、納品に行きました。先ずは、セッティングです。
セッティングが終わり、操作方法、取扱いの説明ですが、
操作パネルは、シンプルで分かり易く特に難しい設定は有りません。
<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>
つづいて、溶接ワイヤのセット方法です。
送給装置は半自動溶接機で使用されている装置と同じです。
<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>
ファイバーレーザー溶接機の場合には、最初に取扱いの注意点や安全対策について確りと説明
します。その後に操作と溶接方法を説明し、実際に溶接を試して貰いました。
ステンレス薄板の隅肉溶接です。
TIG溶接に比べて溶接速度が3倍以上速く、溶接ビードが狭く細く溶接できるのがレーザー溶接
の特長です。その分、材料への熱影響が少なく焼けや歪みが極限に抑えられます。
つづいては、ステンレス薄板の突け合せ溶接で、スイング幅を変えてみました。
画像を見ての通り、スイング幅(調整幅 0.0~6.0mm)を調整する事で溶接ビード幅を
変えられます。
【後日、フォローで訪問した時には、こんな物を溶接してました。】
ステンレスの板厚0.5mm以下だと思います。(作業者は女性の方でした! 😯 )
こちらは、ステンレスの板厚1.0mm位だったと思います。
最後にクリーニング(表面除去)機能の説明です。
溶接モードからクリーニングモードへの設定、切替えが簡単にできます。
<↓↓↓ 動画でご覧下さい。>
レーザー・クリーニングで錆取り、黒皮の除去を試して貰いました。
この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL1500をご購入頂き
誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
ご購入頂いた場合は、弊社スタッフがお伺いして納品し、使用方法を説明させて頂きます。
ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
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【溶接機の専門店 株式会社WELDTOOL】
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