2022年11月16日
こんにちは!先日に引き続き、福岡本社より大分県で鉄の解体をされているお客様の
別の工場にプラズマ切断機WT-100Sをデモ・納品してきました。
作業自体はガス切断をされて慣れている様子でしたので、軽く説明すると
皆さん次々と切断を試されていました。
今回はプラズマ切断機を使用する上での注意点を主に説明してきました。
是非最後までご覧ください!!
①気をつける事、周りに燃えるものが無いか確認する
②保護具を着用する
③プラズマ切断機は使用後しばらく空冷する
④切る時のコツ!
⑤消耗品のゆるみが故障に繋がる、消耗品交換のタイミングや定期的なドレン抜き
以上5点について説明していきます!
ついつい忘れがちになりますが、まず切断作業を行う前に周りを確認してください。
燃えやすい物、火花が原因で火災につながるものは落ちていませんか?
例えば下のような廃材は燃えやすく、例え火がでなくても、穴が開いたりする場合もある為、
事前に片づけておく、火花が届かない所に場所を移す等の対策を行ってください。
切断作業をする前によーく周りを点検してくださいね !
これもついつい忘れがちですが、作業をする場合は保護具着用をおススメします。
・保護メガネ
・皮手袋
・長袖・長ズボン(できれば火花で穴が開きにくい作業着)
いざという時に自分を守ってくれる大切な道具達なので、是非揃えて作業を行ってください!
機械を使用後すぐに電源を落としたくなりますが、機械にとってそれはあまり良いことではありません。
機械内部に熱がこもる為、電源は直ぐに落とさず5分~10分程ファンで冷却します。
また約半年に1、2度定期点検として本体の外装を外し
中をエアーブロー等でほこりや粉塵を除去します。そうすることで
故障も未然に防げます。
切断の際のトーチの角度、スピードが大切です。
トーチを材料に対して垂直に保ち、一定のスピードで確実に火花が裏(下)に抜け
ているのを確認しながら送る。(送りは、押したり、横に引くのではなく、手前に
引いた方が楽に真直ぐに切れます。)
送りスピードは、
適切な送りスピードは、切断する母材の材質と板厚に対して、プラズマ切断機の
出力(切断電流)のバランスで決まります。
アークが出ず故障かな?と思ったら一度確認してみて下さい。
こういった些細なことが原因の可能性もあります。
チップ、電極が緩んだまま使用していると故障に繋がる可能性があるので
ペンチ等でしっかり締め付けます。
また消耗品の交換のタイミングとしては切断時の火花の跳ね返りで
穴径が大きくなってきたり、空打ちした際にアークが真っすぐ出なくなると
交換のタイミングかと思われます。チップの劣化が激しくなると
切断時にアークが出難かったりするので分かり易いです。
今回のデモでは使用方法はもちろん、注意点も詳しく説明してきました。
これから使用するにあたって何かご不明な点が出てきましたらお気軽に
お問い合わせ下さい。
ご購入、撮影の協力ありがとうございました!
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