こんにちは。
6月度の福岡店からの納品、デモレポートの一部です。
若松の商社さんから連絡を受け、大手処理工場へデモにお伺いしました。
SUS304の溶接に使用、ステンレスとしては厚み6mm程度といった、割と厚みのある物まで溶接しますとのことでしたので、ダブルワイヤー仕様にてお持ちしました。
皆さまに試して頂きました。
厚板なので、ワイヤーも太い物を使うため、反動が非常に分かりやすくて簡単です。
左がシングルワイヤー、右がダブルワイヤーでの溶接ですが、ビード幅が違うのが遠目に見ても分かります。
ちなみにワイヤー径1.6φのステンレスワイヤーを2本同時に送り出します。1.6φって普段使ってるTIG溶接棒と同じです。
この時点で予算の承認が取れれば発注しますと仰って頂き、後日正式に発注を承りました。ありがとうございます。
続いてクリーニングもテスト。
塗料、黒皮は取れやすい物と取れにくい物があります。サビもあまりに根深い物は無理ですが、表面の錆であればかなりの速度で燃えて飛びます。
その辺りは実際に店舗にてテストして頂ければと思います。
続いて関西の2社様へ納品です。1社目はとある界隈では超有名で、個人的に前から知っている会社様でした。
写真はちょっとだけでとのことでしたので、設置した写真を掲載させて頂きます!
前もって福岡の店舗へテストにご来店頂いておりまして、お伺いした時には既に使用されていました。
行った時はできてたのに、なかなか上手くいかない。。とのこと。お任せください(笑)
過去にやってきた溶接は一通りデータ残していますので、形状も考えて微調整して溶接し、上手くいきました。
「昨日までどないしようかと思ってたわー来てもらって良かったわー」と仰って頂きまして、こちらこそお伺いして良かったです!
レーザー溶接機は非常に簡単ですが、使い方が普通のTIGや半自動とは違いますので、溶接する際に考える事も全然違います。ですので厚み、形状によってはコツが要ります。
せっかく購入頂いたからには使いこなして頂きたいので、その辺りと安全面も含めて、納品の際にご説明させて頂いております。
自分で言うのもなんですが、ファイバーレーザーはスタッフがお伺いしての取説の有無で、使える機械になるか使えない機械になるかが決まる。。と感じます。
続きまして大阪2件目の納品です。
事前テスト無しで2台同時購入頂きました。弊社のHPは隅々まで見たから大丈夫ですよ(笑)と。。1500wと2000wで合わせて500万ですよ?しっかり取説させて頂きます!
当日は協力会社の方々もお集まりになっており、皆さまに据え付けをお手伝い頂いて大変助かりました。ありがとうございました。
様々な母材をテストして頂きました。
アルミ角パイプの溶接(初のファイバーレーザー溶接1パス目です)。
Cチャンの錆止め塗装剥がし。
塗料は良く取れる(燃える)物と、そうでもない物があります。こちらの錆止めはよく取れました。
まとめて購入頂くのは大変嬉しいのですが、届いてやってみたら用途に合ってなかったりと、高額な機械だけにリスクもあります。今回問題なく使えたようでホッとしています(笑)
遠方のお客様で来店が難しい場合は、母材を弊社まで郵送頂ければテストさせて頂きます(余裕があれば動画に残して送信します)ので、気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
また、最近協力工場様が関西(愛知県知多市)にできました。
そちら方面でファイバーレーザーをテストしてみたい方は、下記リンクより直接連絡されてみてください。
愛知県他、中部地方近郊の方にもファイバーレーザーお試しいただけます。
溶接機・切断機のことならWELDTOOLにご相談ください!
ご不明な点がありましたら、
お気軽にお問い合わせ下さい。