こんにちは、関東営業所です。
久しぶりの記事になりますが、今年に入ってからファイバーレーザー溶接機のデモと納品で
記事を書く時間が取れませんでした。この後、8月の夏休みまで納品で全て予定が埋まっている
状況です。(汗)
今回の記事は、埼玉県内で板金・ステンレス加工業を営む星川製作所様にファイバーレーザー
溶接機WT-FL2000を納品、取扱説明に行ってきたましたのでご紹介します。
星川製作所様は、高品質で高精細なステンレス製品の板金・加工を行っております。
↓ パンチングとレーザー切断を複合した最新の加工機です! 凄くお高そう 😯
訪問すると、工場内は清潔で塵一つなく清掃されていて、道具もしっかりと整理整頓されてい
ました。工場を見れば良い仕事するのが一目で分かりますね。
それでは、セッティング完了しました。
こちらは、レーザー出力2000Wのダブルワイヤ送給装置仕様です。
溶接に関してはプロフェッショナルなので、取扱いの安全上の注意点、操作説明、レーザー溶接
の方法を説明しました。その後に実際に溶接を試して貰います。
先ずは、師匠がお手本を見せます。さすが師匠でコツをスグにつかみました。
溶接した板は、たしかステンレスの厚み1.0mm位だっと思います。(ナメ付け(共付け)です)
師匠がコツをつかむと、さっそくスタッフに教えてます。
トップバッターは女性です。 溶接未経験で普段は仕上げ(焼け取りなど)の担当です。
溶接未経験者が初めて溶接して、一発でこの仕上がりです。
溶接熟練の親方も「TIG溶接では、絶対に無理!」と、仰ってました。
コツは、難しい事は考えずに定規(ガイド)に沿って真っすぐに線を描く(引く)イメージで
トーチを一定のスピードで操作(引く)するダケです。なので、簡単です。
つづいて、他の溶接未経験の女性の方です。皆さん心配そうに見てます。
更に上手く溶接できました!
上手く溶接できて大喜び! 😀 隣で見ていた会長さんもとても喜んでます。
そして、最後に社長が溶接してみました。社長は多忙で普段、溶接作業からは離れてますが、
さすが社長です。普通に上手いですね。
続きましてボンデ鋼板です。
ここからは若年の作業者が溶接してみます。普段は、プレス担当ですが…いかに、
それではトリで、ついに真打ちの登場です! 溶接熟練の親方が、
6mm厚の鋼板をダブルワイヤ(1.2mm×2本)で溶接してみます。
😀 笑い声が聞こえて、なんか愉しそうな雰囲気でいい感じですね!
. レーザー溶接機が工場の雰囲気を明るくしてるようです
ダブルワイヤ送給装置で2本のワイヤを同時に送る事で、脚長が広く余盛りが高くなり、
板厚6mm位までの溶接も可能になります。(ワイヤ径1.6mm x 2本使用でビード幅は最大7mm)
見てください、この全くムラが無い幅が揃ったキレイなビード!(スパッタも最小限)
最後にアルミの薄板を溶接してみます。
私が思うに、TIG溶接に比べてアルミの薄板溶接が一番簡単にできるようになると思います。
そして、ステンレス溶接の焼け取りです。
レーザー溶接が終わり、最後にレーザークリーニング機能で錆取りをしました。
これにも皆さん驚き! 😯
さまざまな事を試しました。
社長は「今まで熟練さんに依存していた溶接作業が他の人でもできるようになり、
生産性の向上を図れる」と、たいへん喜んで頂きました。
そして、「仲間の工場にも勧めるので紹介したい」と仰ってくれました。ありがとうございます。
この度は、弊社のファイバーレーザー溶接機WT-FL2000をご購入頂き
誠にありがとうございました。また、撮影にご協力頂きありがとうございました。<(_ _)>
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
210万円~と高価な機械ですが、無駄にならないよう、納品の際には弊社スタッフが必ずお伺いし、
溶接予定のワークで条件設定し、レクチャーさせて頂いております。その際には重要な安全面に
関してもご説明いたします。
また、ご来店頂ければ溶接テスト可能ですし(事前にご連絡ください)、遠方の場合、端材を送って
頂ければテスト溶接致します。
ネット販売がメインの会社ですが、売りっぱなしではありませんのでご安心ください。
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