こんにちは。
ファイバーレーザー溶接機の納品レポートです。
1社目、北九州市の鉄工所さんです。
先月デモにお伺いし、今月納品となりました。
大きいステンレス板や、鉄のアングル等の溶接で使う予定だそうです。
準備して頂いた端材の鉄Cチャンをテスト溶接させて頂き、この時点でおぉーキレイですね!と歓声が上がりますw
いやいや、誰でもできますから。。(笑)と、TIGで仮止めのみ済ませたステンレス板で試して頂きました。
私が設定した出力がちょっと強かったので焼けが入ってしまいましたが、この通り。
もちろん初めてのファイバーレーザー溶接です。
ついでにクリーニング機能を使って、表面に薄っすらキズを入れてみました。
何でも溶接したあとに表面処理を入れるらしく、ツルツルの表面より僅かな凹凸があったほうがいいそうです。
黒皮を剥がずに溶接も試して頂きました。ブローも入らずいい感じですね。
フランジをテスト溶接。めちゃくちゃ簡単ですね。。と(笑)
その場で2000wタイプを発注頂きました。ありがとうございます。
続いて広島県(2社)へ。広島市と福山市にお伺いしました。
天気も良さそうだったので、車で行ってきました。
まずは広島市の鉄工所さんへ。こちらも2000wタイプですね。
約300万円なんですが、電話一本でご注文頂きました。現地でやらかして返品にならないようにしっかりご説明しないと。。(;’∀’)
今からレーザーで溶接予定の物が大量にありました。
こちらも一通り説明を終え、テスト溶接して頂きました。
ちなみに、溶接未経験の方にも試して頂きましたが、何ら経験者と変わらない仕上がりでした。
何社か動画を撮らせて頂いたんですが、本数が多いので、まとめて下にアップします。
こちらの部品を
ポジショナーを使って、回しながらテスト溶接。完璧ですね。
もう自分いらない感じです(笑)
翌日、福山市のバイクショップさんへ。こちらも物を見る事無く、電話一本でご注文です。
ホームページは一通りご覧いただけたようで、信用していますから大丈夫でしょうと。嬉しいですね。
こちらはフィアット??ちょっと忘れてしまいましたが、相当な旧車です。
バイク屋さんなんですが、上にあったカプチーノも含め、趣味で車のレストアメインで使うと思いますとのこと(笑)
塗装もろとも錆を落としたいそうです。
溶接、クリーニング(錆び落とし、塗装剥がし)、基本的な設定方法など、一通り説明させて頂きました。
最後は長崎県島原市の鉄工所さんです。何度かテストに来店頂き、ご注文頂きました。
太いH鋼で、現状全周半自動で溶接しているが、盛りたくない面の溶接をレーザーで行いたいそうです。
どう溶接したいか(ビードの脚長、余盛など)を教えて頂き、上記の通り凸らせたくないとのご要望でしたので、これぐらいかな?と設定し、溶接して頂きました。
結果、パーフェクトらしいです(笑)この面に上から塗装をして板を貼るため、最終的に削って平らにするそうです。
半自動だとスパッタも飛ぶし、この厚みの物を溶かし込ませるワイヤー径、電圧に設定するとどうしても凸ってしまうので後処理が大変。
かといってTIGだと物が大きいので時間がかかりすぎてしまう。レーザーが最適ですね。
ちなみに周囲のギザギザは、クリーニングモードで錆止め塗装を飛ばした痕です。
それでは最後にお客様作業集です。
皆さま初めてのファイバーレーザーですが、仕上がりは完璧ですね。
レーザーではないのですが、熊本県からWT-TIG320S(水冷)の3台発注がありましたので、木を買いに行って枠を3つ作って梱包して発送…するよりは持って行った方が早いなと思い、納品してきました。
半導体関連の会社様です。軽くレーザーのこともお話しましたが、興味を持たれていました。
ちなみに昨日も朝倉市へデモへお伺いし、その場でWT-FL2000を発注頂きました。
ファイバーレーザー溶接機を取り扱い初めて半年程度ですが、反響の多さに驚いています。
ユーザー様から言われたのは、値段と保証と対応で選ぶと最終的に御社になりますと。ありがたいことです。
200万円~と高価な機械ですが、無駄にならないよう、納品の際には弊社スタッフが必ずお伺いし、溶接予定の母材で条件設定し、レクチャーさせて頂いております。その際、重要な安全面に関してもご説明致します。
ご来店頂ければテスト可能ですし(事前にご連絡ください)、遠方の場合、端材を送って頂ければテスト溶接致します。
ネット販売がメインの会社ですが、売りっぱなしではありませんのでご安心ください。
お問い合わせは下記フォームページより、もしく電話にてお願い致します。