2018年10月10日
こんにちは。
本日は半自動溶接機とプラズマ切断機が気になっているというお客様の所へデモに行ってきました。
以前から興味はあったものの、経験が無いためどこから手を付ければいいのか分からず、ネットで調べて弊社のHPを見ていると同じ福岡だったとのことで、デモをご依頼されたとのことでした。
確かに、溶接の経験が無い方が今から始めようとすると、なかなか足踏みしちゃいますよね。
難しそうだし、危険もありそうですし。
お邪魔したのはこちらの八幡西区のカーショップさんです。

私がちょっとだけ試しに溶接させていただき、あとはお客様にテストしていただきました。

こちらの方は経験者とのことで、難なく溶接され、「こんな小さい機械でもちゃんと溶接できるんですね。」と納得していただけた様子です。

この他にもプラズマも持って行って試し切りしてもらったのですが、こちらにも「めっちゃ便利!」と言っていただきました。
その後、2台とも欲しいので見積りをお願いしますと言っていただいて、帰路につきました。
今から溶接を始めようと思っておられる方や、不安があるかたは、分かる範囲内でアドバイスさせていただきます。
また、お近くでしたら来店いただくか、デモにお伺いすることも可能ですので、一度電話にてご相談いただければと思います。
ご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2018年09月05日
こんにちは。弊社では数か月前からテスト溶接を行っているのですが
アルミ溶接用の半自動溶接機を販売開始しました。(鉄も溶接できます)

<厚み9mmのアルミ溶接動画>
パルスミグ溶接なので通常の半自動溶接とは音が違います。
通常、アルミの溶接と言えばTIG溶接が一般的です。
半自動溶接機でもアルゴンガスを接続してできないことはないのですが、
鉄の溶接と比べて、不具合が起きやすく、電流・電圧の調整もシビアで時間がかかります。
また、アルミのワイヤーは柔らかいので(溶接中にうまく溶け込まず、)ワイヤーが母材をたたいたり、チップの先端で詰まったりすると送給ローラー付近でワイヤーが折れてはみ出してしまいます。
これが何回も続くともうやってられません(笑)
WT-MIG225ALではそのような不具合が起こりにくく、板厚ごとの電流設定もとても簡単です。
また、アーク長の調整ができ、それによってスプレー移行溶接が可能となり、スパッターの少ない
溶接ができるようになります。(アルミのみ)
アルミの溶接でも、溶接個所が多い場合や溶接する距離が長い場合はTIG溶接だと大変ですが
当溶接機ですと効率よく溶接できます。TIG溶接が苦手な方にもオススメです。
下の動画で簡単な使い方も確認できます。
<厚み5mmのアルミ溶接動画>
パルスミグ溶接独特の音ですがお腹が弱い私にとっては若干お腹を下しそうな音です(笑)
<仕様>
電源:単相200V(最大入力電流28A)
溶接対モード:パルスミグ/Co2/MMA(被覆アーク)
定格入力:6.2KVA
出力電流:20~225A
使用率:60%
溶接ワイヤー:アルミ(Φ1.0/1.2)鉄・ステンレス(Φ0.8/1.0)
溶接可能板厚:アルミ(約1~10mm) 鉄(約1~7mm)
本体重量:24kg
電源コード:5M
以下追記(2019年6月26日)
WT-MIG225ALスプールガン仕様を販売します!

パルスミグ溶接機WT-MIG225ALですが、TIG溶接機よりも簡単にアルミ溶接ができると好評をおいただいております。
しかし、課題(デメリット)もあり、それがMIGトーチが短い(2.5M)ことでした。
確かにこれでは作業範囲がかなり限定されてしまいます。(実際にそれが原因で購入をあきらめる方もいらっしゃいました。。)
そこで今回、スプールガン仕様のWT-MIG225ALを7月中に販売開始致します。
このスプールガンは長さが10Mあり、作業範囲が格段に広がります。
また、以下のようなメリットがあります。
◎ワイヤーを手元にセットするので曲げた状態でも気にせず溶接ができる。
通常のトーチですとケーブルの中をワイヤーが通るので急な角度で曲げるとワイヤー送りに支障が出て溶接もうまくいかないのでケーブルの取り回しに気を使いながら溶接する必要ありますが、それを全く気にせず、溶接作業に集中できます。
◎ワイヤーのセット(取付)が楽。
通常のトーチですとワイヤーをセットする際、ケーブル内にワイヤーを2.5M送って、という作業ですが、スプールガンの場合、手元にワイヤーをセットするので10cmほどワイヤーを送って先端のチップ等を取り付ければセット完了です。その容量で取り外し、交換も楽です。
◎コンタクトチップやノズルが汎用品。
スプールガンのコンタクトチップ、ノズルは汎用品なのでホームセンター等でも購入できます。
もちろん弊社でも販売しており、常に在庫があります。
WT-MIG225ALスプールガン仕様には切り替えスイッチが付いており、従来のMIGトーチ、スプールガンの両方が使えます。
スプールガンではアルミ(Φ1.0 0.5kg)、軟鋼(Φ0.6/Φ0.8 1kg)のワイヤーが使用でき、アルミで厚み1~8mm程度、軟鋼で0.6~5mm程度の溶接が可能です。
<WT-MIG225ALスプールガン仕様 セット内容・価格>
価格:288,000円(税込み)
標準セットに加えて下記のワイヤー等が付属します。
・スプールガン(10M)、アースケーブルは5M(10M/+4,000円)
・アルミワイヤー(Φ1.0/0.5kg)×2
・軟鋼用ワイヤー(Φ0.8/1kg)×1
・コンタクトチップΦ1.0×15、Φ0.8×10
・ノズル×3、チップボディ×2
弊社で数か月テストしておりましたが、断然スプールガンの方が作業しやすく、オススメです!
他、不明な点等ございましたら連絡下さい。
2018年08月02日
こんにちわ。
TIG溶接では片手でトーチを持ち、逆の手で溶接棒を持って入れていきますが
その溶接棒の入れ方が最初のうちはなかなかうまくいきません。
通常はタングステンの先端を母材に近づけてスイッチを押し、溶接プールを形成して
(母材が溶けて水たまりのような感じになったら)溶接プールの先端に横から溶接棒を
入れて進んでいきます。
しかし最初はそれがうまくいかず、やってしまいがちなのが溶接棒を溶接プールではなく、
その上のアーク光に入れてしまい、溶接棒が溶けてボタっと下に落ちて汚くなってしまいます。
弊社でもその部分(溶接プールに棒を入れるところ)がしっかり見れるように遮光面のレンズを
カメラの前にセットして撮影したり、いろいろ試しましたがうまくいきませんでした。
で、今回ユーチューブで海外の動画ですがとてもわかりやすいので確認下さい。
アニメーションですがリアルでわかりやすいです。
<こちらはフランジ溶接の参考になると思います)
<ローリング>
2018年08月01日

こんにちは!
弊社ではこれまでプラズマ切断機や半自動溶接機、TIG溶接機等を販売しておりますが、
今回、小型の被覆アーク溶接機(インバーター直流式)を販売開始しました。
写真ではわかりにくいですがかなり小さいです。
小型ですが、Φ4.0の溶接棒まで使用でき、しっかり溶け込んで溶接できます。
仕様、特徴等は以下のようになります。
<仕様>
入力電圧:単相200V(容量20アンペアが必要となります)
※100Vでは使用できません。
出力電流:20~160A
使用率:35%
溶接棒:Φ2.0~4.0mmまで可
重量:4.4KG
<特徴>
・小型軽量(5kg以下)なので持ち運びしやすく現場等にも最適です。
・使用する溶接棒を溶接機に設定するだけで自動で電流も設定されます。(下写真)
もちろん電流の微調整も可能です。
・小型なのにΦ4.0mmの溶接棒まで使用できます。

他、オーバーヒート防止機能も付いており、連続使用で内部が高温になるとランプが点灯して
一時的にストップします。数分でランプが消え使用できるようになります。
他の製品と同様、1年保証が付いており、その後も弊社にて修理等致します。
溶接機本体に溶接ホルダ(2M)、アースケーブル(1.5M)が付属し、48,000円(税込)となります。
他、不明な点がございましたらお気軽に問い合わせ下さい。TEL:092-834-2116
2018年07月21日
こんにちは。
猛暑日が続いていますが、半自動溶接機WT-MIG250の納品ついでに使い方の説明に行ってきました。
最初に使用方法として、炭酸ガスの接続方法や各種ダイヤル値の説明を行い

配管と円盤形状の物の溶接でしたが、各種設定の確認のため、試しに溶接させていただきました。

お客様にも試しに溶接していただきました。

様々なパーツを溶接していくようです。

今回は電源の設置がまだということで、発電機にて使用しましたが、特に問題ありませんでした。

今まではアーク溶接(手棒)で溶接されていたとのことでしたが、半自動の溶接の速さにご満足いただけたかと思います。
また、この後にWT-MIG160にてノンガス溶接も試していただき、こちらもご購入していただきました。
ノンガス溶接なら風の影響を受けず野外でも溶接可能ですので、WT-MIG160(ノンガス仕様)は現場用、WT-MIG250(炭酸ガス仕様)は社内で使うとのことでした。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2018年07月20日

以前にもエアプラズマ切断機WT-60とTIG溶接機WT-TIG200を購入いただいて
いたお客様ですが、今回は半自動溶接機WT-MIG250(三相200V)を購入
していただいたので、直接、溶接機の取扱い、説明を兼ねて配達に伺いました。
配達の日が西日本豪雨の後だったので、被害など受けてないかと心配していましたが、
「近くの川が氾濫しそうだったけど大丈夫だったよ」
との事だったので安心しました。
今まではアーク溶接を使用して鉄板など溶接していたけれど、数をこなすのに
何度も溶接棒を変えるのが大変なので、
比較的操作が簡単な、半自動溶接機にしようと購入いただきました。
TIG溶接機は今年の3月頃ご購入いただいていましたが、まったく初めてで
まだ一度も使用していないとの事でしたので半自動溶接機のワイヤーの取付け方や
TIG溶接機のダイヤルなどの説明をして、
実際に溶接を見ていただき、お客様に溶接していただきましたが、
半自動はやはりアーク溶接をされていたので、申し分なく使いこなされていて、
TIG溶接もなめ付けだけでなく、溶接棒入れも直ぐにコツをつかまれていました。

実際説明をうけたり、溶接を見るとわかりやすかった。と言っていただき、帰りに冷たいコーヒー
までいただきました。
ありがとうございました。
猛暑を通り越し、酷暑が続いているので、現場で頑張っておられる皆さん
くれぐれも身体に気を付けて、この夏を乗り切ってください。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2018年07月05日
こんにちは。
以前WT-TIG200を購入されたお客様より、メールで溶接したマフラーなどの写真を送っていただきました。
その出来栄えが非常にキレイだったので、近県で個人的にも興味がある分野だったため、お伺いさせていただき溶接を教わってきました。
相当お上手でしたので、若干テンション高めでお送りいたします!
それではご覧ください。
送ってもらった写真その①車のマフラー

その②マフラー出口?部分

おぉぉ…クオリティーめっちゃ高いです…!
マフラーの造形美がヤバい(*´Д`)ハァハァ
TIG溶接の経験がある人なら分かると思うんですけど、パイプの溶接って結構難しいんです。
形状的にもそうですし、厚み的にも1mmぐらいしかないマフラーのパイプって、ちょっと油断すると下の写真のように穴が空いちゃいます。

それを一定のビードで仕上げるって相当な腕前です。
ちなみに、オーナーが焼け色付きを希望する場合はわざと色付けて、そうじゃない場合は銀色(酸化が無く、一番いい溶接)で仕上げるとのこと。
普通はそんな余裕無いと思います…(汗)
溶接機を販売する立場ですが、溶接の腕としては本職の方と比べると全然ですので、可能であればそのテクニックを是非ご教授いただきたいところ。
というわけでお客様にコンタクトを取ったところ、快諾してくださいましたので、お伺いさせていただきました。
早速ありました。
輪切りにしたパイプを溶接して組み合わせて作られたマフラーです!

まるでmotogpの車両みたいで、カッコイイ!!

既製品のマフラーと違って量産するわけじゃないのでできる、贅沢仕様です。
他にもフライス盤の話なんかで盛り上がりまして、すっかり溶接を見せてもらうという目的を忘れかけてましたが(笑)、ここでお目当ての溶接を見せてもらうことに。
まず、持参したチタンパイプをメタルソーで切ってもらっています。
音もそこまで煩くなくて垂直に真っすぐ切断されており、グラインダーで軽くバリ取りした程度ですぐに溶接可能だったので、非常に便利でした。

バンドソー切断だとどうしても刃が僅かにナナメに入ってしまうので、切ったパイプを合わせようとしても切断面がピシっと出ないんですよね。
今回のようなマフラーのパイプに使われる薄物の場合、合わせ面がピッタリくっついてないと一瞬で穴が空いてしまいます。
それを避けるためにグランダーで手修正する必要があり、溶接開始までに時間がかかっちゃうんです。
さて、切っていただいたこのパイプを軽く溶接してもらったんですが、酸化が一切ありません!!
酸化の具合で銀→金→青紫→灰色…のような感じで色が変わるとのことで、この銀色は酸化が全くと言っていいほど無い、完全溶接になります。
つい最近アップしたチタンマフラー溶接の動画が恥ずかしくなってきた…
現物は写真よりもキレイに見えます。

ちなみにこちらは私が自作したチタンマフラーの一部です。
遠目に見るとそんなに悪くない感じがしますが…

近くで見ると酸化しまくっており、溶接ビードは良くて紫、ほとんどのところが灰色です。
「これじゃあ試験では落とされるでしょうね。」 とのことでした。
また、溶接ビードも幅にバラつきがあり、見た目もよくありません。
このマフラーを作ったのは、訪問させてもらうほんの2週間前ぐらいだったので、教えてもらいに行ってからすればよかったと激しく後悔しております…( ノД`)

続いてステンレスのアングルです。
こちらは会社で試しに溶接したりしたところイマイチきれいに溶接できなかったため、若干母材のせいにしていた部分もありましたが…

試して頂いた結果、めちゃめちゃキレイにできてます…完全に腕の問題やん…!!
「ちょっと試してみますね」でこの仕上がりでしたので、感動すら覚えました。

ちなみに上記はローリングという溶接トーチの送り方で溶接されています。
言葉じゃ説明が難しいため、ローリングで溶接した動画を撮ろうと思って練習しましたが、仕上がりに月とスッポン程の差がありましたので、ここにはとても載せる気になれませんでした…スイマセン。
しばらく練習してある程度見せれる物になったら、ちょこちょこ記事で上げていこうと思います。
普通はこんな技術を教えてはもらえませんので、拝見させていただいて非常に参考になりました。ありがとうございました。
これらの溶接は全てTIG溶接機WT-TIG200で溶接されています。
上手い人が使えば、このようにキレイに溶接できます!
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2018年06月01日
こんにちは。
弊社のTIG溶接機に新たなラインナップが追加されることになりましたので、ご紹介させていただきます。
こちら近日発売予定の「WT-TIG200mini」は弊社で売れ筋No,1のTIG溶接機、WT-TIG200のコンパクトバージョンとなっております。

コンパクトな本体とは裏腹に、様々な機能がついています。
・パルス設定
・プリフロー、アフターフロー
・アップスロープ、ダウンスロープ
・TIG/アーク溶接(手棒)切り替え…等
簡単に説明させていただきますと、WT-TIG200と機能面ではほとんど変わりありませんが、唯一アルミの(交流での)溶接はできませんのでご注意ください。

詳しくはこちらの動画にて解説しておりますので、ご覧ください。
こちらの動画では実際に軟鋼角パイプをTIG溶接しています。
厚み2mmの角パイプを100Aで溶接していますが、出力的にも全然余裕です。
重量も8キロ弱と軽量となっており、100V/200Vどちらの電源でも使用可能ですので、現場への持ち運びに最適な商品となっております。

こちらの直流TIG溶接機WT-TIG200miniは今夏発売予定です。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2018年05月28日
こんにちは。
人気につき在庫切れとなっていたTIG溶接機WT-TIG200ですが、先週中ごろに入荷が完了しております。

ご検討中のお客様が多数いらっしゃったのか、先週の段階で2パレット分ぐらいはすぐに無くなっちゃいましたが、まだまだ在庫の方ございます。
車の配管や

バイクのシリンダーヘッドの割れの修正など

他にもマリン関係、食品工場関係などの皆様にご利用いただいております。
何かご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2018年05月14日
こんにちは。
建築足場関係の会社様に半自動溶接機のことでお問い合わせをいただき、デモを行った後に納品してきました。
今までは足場に穴が空いたり、割れたりしたら外注に出して補修していたけど、自分たちで治せるなら治したいとのことでした。
こういった足踏み台になる部分や骨格となる単管パイプですが、長いこと使っているとヒビが入ったりしてしまうそうです。

とりあえず試しに端材で溶接していただいたのですが、「あぁ溶接しっかりできとる音やね」とご納得のご様子でした。

ちょっと写真を撮るタイミングが悪くてスパークが終わってしまっているですが、足場の溶接も実際に試していただき、「全然普通に使えるね」ということでご注文をいただきました。

今回は急ぎで溶接したい物があるということでしたので、近場だったこともあり週明けの本日直接納品させていただきました。
建築用の足場は設置/解体する際にハンマーでガンガン叩くので、頻繁に補修が必要になってくると思います。
自社で補修を終わらせてしまえば経費削減にも繋がるかと思いますので、今まで外注に出していた会社様などは是非ご検討ください。
ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116