2019年10月31日

こんにちは。
以前もやってしまったことがあるのですが、またやってしまいました。
昨日、TIG溶接の光を溶接面無しで見てしまい、昨夜寝るころに目がごろごろしだし、
涙が止まらなくなり、しばらく眠れず、枕を濡らしました( ;∀;)
別に悲しいわけではありません(笑)
具体的に言うと溶接の光を直接見たのではなく、溶接しているところをカメラで撮ろうと
試行錯誤してたら溶接面無しで溶接の光を浴びてしまった(けっこう近くで)という感じです。
自分としては溶接の光を直視してはいないので、そこまでまぶしくはなく、大丈夫だろうと油断してましたが全然ダメです。
眼科に行ってきましたが眼球がキズだらけになっているとのことでした。
処方された目薬で修復するとのことですが、今後は十分に気を付けたいと思います。
皆さんも溶接時は必ず溶接面などの保護具をしましょう。
2019年10月09日
こんにちは。
最近、電話で溶接機の修理はできませんか?等の問い合わせが増えています。
詳細を聞くと、他社で購入された溶接機で、他に使い方を教えてという電話もあります。
ついでに言うと説明書を売ってくれとの問い合わせもあります。。
結論から言うと弊社で購入した溶接機以外の修理やサポートは行っておりません。
本日も、2~3件そういう電話があり、なかには切れ気味で開口一番、「TIG220Pを使ってるんだけど全然アーク出ないんだけどぉ!!」と。。。
おそらくオークションか何かで買って壊れたのだと思いますが、その機械は弊社では販売しておりません。購入したところに電話して下さい。
と伝えると、「ネットで買ったから知らないんだよ」と。。。
弊社も少人数でやっているので他社で購入された商品のサポートまではできません。
溶接機やある程度高価なものを買う場合は購入後のことも考えて保証が付いてるか、問い合わせ先の電話はつながるか等、確認して購入することをオススメします。
弊社で販売している溶接機・切断機は全て1年保証が付いており、万が一故障した際は弊社へ連絡・発送いただき、到着後1~2日で修理・返送致します。
他、使用方法等についても説明書が付いておりますが、電話でも対応しております(平日9時~18時)
2019年10月02日
こんにちは。
現場敷板のリース会社さんが、プラズマ切断機WT-100のデモ希望でご来店されました。
敷板のはつり作業や、切断をデモさせていただきました。
建設現場などで使われている敷板(鉄板)です。厚み20mm程度あります。

まずは当店の社長の方が切断テスト中です。

プラズマ切断のコツとしては、下にスパークが抜けているのを確認しながら、慎重にトーチを送っていく必要があります。
スパークが抜けていないのに、トーチを早々と送ってしまうと、切断できていませんしチップやカップといった消耗品の劣化も早まります。

こんな感じで穴が空きました。
厚みが20mmと分厚いので、トーチはゆっくり送る必要があり、コンプレッサーの容量的に小さい穴となっています(エアー圧力低下が早い)が、切断自体は可能です。

続いて、お客様にもプラズマガウジング作業を試してもらっています。

溶接されていた鉄板を剥がすことができました。お客様も「速いね!」と、手ごたえを感じていただけたご様子でした。
遠方よりご来店いただきまして、ありがとうございました。

今回は厚みが20mmだったんですが、厚み10mm以下になってくると、電源さえ取れればガス切断機等よりも簡単に速く切れる事が多いです。
ガスも使わない(コンプレッサーからのエアーのみ)ので、ランニングコスト面でも有利です。
ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2019年09月04日
こんにちは。
先日、福岡県のとある大学へTIG溶接機と半自動溶接機のデモに行き、その後2台ともご注文頂いていたのですが、「溶接のやり方を忘れたので助けて下さい!」的なお電話を頂きました。
普段は何度もお伺いするのは時間的に難しく、何にでもアドバイスできるほどの知識も技術も無いのですが、筆者の趣味と同じく車関係の使用用途でしたので、多少は役に立てるかな?と思ったのでお伺いすることにしました。
というか、「個人的に助けて下さい!」とまで言われたので、しょうがないなぁ…的な感じで先輩面しに行ってきました。(笑)
到着し、解体された車があったので、これに何か溶接したいのかなーと思ってましたが

とりあえず作業台を作りたいとのこと。
材料はウチのHPを見て揃えました!とのことだったんですが、何か全体的に弱そうな気が?
肝心の天板は、ミリとセンチを間違えて発注して、フラットバーになってたり…wまぁ慣れてないあるあるですねぇ

とりあえず代わりに買ってこられていた天板は、在庫品が薄い物しかありませんでしたとの事でした。
そのままの大きさで使うのは現状ある材料だけでは強度的に厳しそうだったため、小さく切断することにしました。
グラインダーだとやはり時間がかかりますね。

アングルを切ってもらってます。
グラインダーの使い方とかもアドバイスしました。細かいんですが、理屈を分かってると作業自体も楽に早くできるようになりますし、事故ってからでは遅いですからね。
ちなみに写真はアドバイス前の物です。

3人で交代してグラインダー+切断砥石で鉄板を切りました。
厚み2mm程度、切断長さ600mm?とかでしたが、20分ぐらいガリガリやってたと思います。(笑)
切断砥石もかなり小さくなって、これを毎回はやってられないですね。この厚みなら、プラズマだったら10秒なんですが。

いくらなんでも10秒は言い過ぎでしょーと思ったあなたのために、プラズマ切断機WT-100で切った動画も貼っておきます。
こちらは厚み3mmのアルミ板なんですが、それぐらいの厚みであれば鉄やステンレスでも同じように切れます(最大20mm弱まで切断可能)。確か800mmだったと思いますが、大体15秒ですね。
材料が揃い(?)ましたので、溶接開始です。
こちらはアングルと天板となる鉄板を、半自動溶接機WT-MIG160を使って溶接しています。
写真に写っているのは、TIG溶接機のWT-TIG200ですが。

続いて、TIG溶接です。WT-TIG200を使っています。
同じ個所なんですが、TIGの場合は半自動よりも精密なトーチさばきを要求されますので、こういう体勢じゃやりにくいです。

他にもアングルで枠を組んで剛性を上げたり、足に筋交い的なサポートを付けたり等、することはあったんですが、9時を回っていたので当日はこの辺で終了です。
この後、「ありがとうございました、焼肉食べに行きましょう!」とお誘いいただきました。時間が遅かったためご遠慮させていただきましたが、嬉しかったです。
昔、友人と遅くまでバイク弄りをしていたのを思い出しました。こういうのいいですねぇ(笑)
正直、毎回こうやってお伺いする訳にはいかないのですが、弊社の溶接機、切断機をお買い求めのお客様には、電話やメールにて分かる範囲内にはなりますがサポートさせていただきます。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
車、バイク関係のご相談であれば、担当:古賀 までお気軽にどうぞ。
2019年08月27日
こんにちは。
以前、弊社のTIG溶接機WT-TIG200をご購入いただいた会社様から、プラズマ切断機も気になっているので、もしよければまたデモに来てもらえませんか?とのお問い合わせがあり、お近くでしたのでお伺いしました。
お持ちしたのは、こちらのWT-100で、エアーと三相200V電源があれば厚み20mm弱まで切断可能です。

試し切りの端材はこちらの鉄板で、厚みは10mm程度といったところでしょうか。

私が使い方の説明を兼ねてデモさせていただいた後、お客様にも使っていただきました。
お伺いしたところ、以前担当してくださった課長さんが別の方に変わられており、ちょっと厳しめの方かな?と、若干プレッシャーを感じていました。
実際に切断作業を始めると、「速いね!」「おぉー」と作業員の方から声が上がり、課長さんもニッコリでした(笑)

10mmなので、特に難しいことなく切断可能です。

また、こちらはバケットのツメ部分になりますが、ツメの交換をする際、板部分に溶接されている箇所を剥がす必要があるとのこと。
今回、本体をガウジング向けに仕様変更していなかったのですが、似たようなことはできるので、プラズマガウジングの方も試してみました。

例によって、私がデモさせて頂いた後、試してもらいました。

ガウジング仕様ではなかったため、奥までえぐるような作業痕になってしまいましたが、溶接個所はガウジングで剥がれているのが確認できました。
本体及び消耗品の仕様変更にて、もう少し広範囲を吹き飛ばすような方向にセッティングできます。

その後、以前購入したTIG溶接の方もアドバイスお願いしますとのことでした。
左奥に見えるのがWT-TIG200で、とりあえず溶接機の冷却ファンからの風がいい感じに直撃していました(笑)
TIG溶接はアルゴンガスによる大気からのシールドが大事ですので、溶接機の設置場所は検討しなおした方が良いかもしれませんとお伝えした後、説明→テスト溶接させてもらいました。

窓の下に、練習の後が大量に。
TIG溶接は作業者の腕が仕上がりの9割方占めますので、練習大事です。
私もプロの方からすれば全然なので、偉そうなことは言えないんですが。

以前お会いしたのは3か月ぐらい前だったかと思うのですが、お上手ですね。
危うくデモに行ったこちらが恥をかくとこでした(笑)

プラズマ切断の場合、ガス切断機と違って使い方が簡単(アースクリップを母材に挟み、切りたい所の上でトーチのスイッチを押すだけです)な事もあって、複数名で切断作業に当たる場合、作業を一人一人が時間をかけて覚える手間もかからないので、良いかと思います。
弊社の切断機、溶接機に関してご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2019年08月08日
こんにちは。
WT-TIG200をご検討中のお客様からお電話をいただきまして、溶接したいものがちゃんと溶接できるかどうか、試してもらえませんか?とのことでしたので、端材を送ってもらってテスト溶接することにしました。
ステンレスの板とアルミのチャンネルですね。

送ってもらった通りに溶接していきます。

まずはステンレスの方から溶接しました。
板厚は1.5mmぐらいです。ちょっと酸化気味ですね。。。

こちら側は穴が空いてしまいました。。。我ながらヘタクソですねぇ。。。

講釈垂れながら無様に失敗した、ヘタクソな動画も上げておきます。。
厚み1mm以上あれば、普通は失敗しないんですが…ちょっと油断していました。
板と板の隙間が思ったより空いていたんでしょう。。溶接機を販売している一社員として、精進します。
気を取り直して、アルミの方も溶接していきます。
溶接個所の塗装、塗装されていなかったとしても透明なアルマイトがかかっていることがありますので、グラインダーをかけておきます。
また、母材と定盤が接触している部分(裏側部分)も、通電するようにグラインダーで地肌を露出させています(アルマイトかかっているとちゃんと通電せず、溶接が安定しないことがあります)。

こっちは上手くいきました(ほっ)。
巷ではアルミは難しいと言われていますが、慣れたらアルミの方が簡単なような…いやホントにです。

上手くいった方の動画もご覧ください。笑
まぁそれでも、プロの方からすると全然だとは思いますが。
今回はステンレスの薄板とアルミCチャンの溶接テストでしたが、弊社の溶接機をご検討中のお客様で、何か気になる事がございましたら、お気軽にお電話ください。
ケースバイケースですが、テスト溶接も物によっては可能です(上のように失敗する可能性もありますので、ご了承ください。)。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2019年08月06日
こんにちは。
近所の大学の自動車部の方から、溶接機の購入ついでに使い方を教えてもらえませんか?とのご連絡をいただきましたので、お伺いしました。
何でも学生ジムカーナ大会やドリフトなどに出場されているとのことで、見た事ある車があったりして、個人的にも興味がありました。

今回、車の修理や改造に使う溶接機を一通り見積もってほしいとのことでしたので、半自動溶接機のWT-MIG160とTIG溶接機のWT-TIG200をお持ちしました。
それぞれ、パイピングの作成やアーム類の溶接補修、板金修理やスポット増し等、用途に応じて使い分けることで、この2機種があれば大体の事はできるかと思います。

溶接は初めてとのことで、テスト用の端材としてこちらの不要ロアアームを切った物を溶接し直すことに。
ドリフトでは定番の、ロアアーム延長加工ですね。

電流値の調整も兼ねて、溶接させてもらいました。薄いので、以外と簡単に溶け落ちます。

お客様にも試して頂きます。
ちょっとだけだったので半袖でやってますが、本当は長袖着用でやった方がいいです。
翌日肌が真っ赤になって、人間が溶接焼けしちゃいます。。。

続いて半自動の方も試していただきましたが、さすがにこっちはスパッタが飛んでアッツアツなので、作業着着用してもらいました。

車関係の場合、TIGは各種パイピングやキレイに仕上げたい箇所に向いています。半自動は板金加工やロールバーの取り付けといった感じで、溶接機の使い分けで仕上がりや強度は全然変わってきます。
ご検討中のお客様で、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELDTOOL 092-834-2116
2019年07月02日
福岡県内のスクラップ屋さんよりプラズマ切断機のデモ依頼がありましたので訪問しました。

解体作業に現在はガス切断を使っているが知り合いの業者がプラズマ切断機WT-100を使用していて、是非うちも試してみたいとのことで連絡されたとのことです。
とくにステンレスの解体はガス切断では厳しいので苦労しているとのことで試しにステンレスの端材を試し切りしました。
厚みが5mm程度でしたが、サクサク切れたので”これはすごいね~”とびっくりされていました。

注意点として、電気が通らないと切断できないので、錆がひどかったり、塗膜が厚かった利する場合は表面をグラインダー等で削る必要があります。という説明をして、ちょうど錆びた鉄のフラットバーがあったので試しにそのまま切ってみると意外とすんなり切れました。少しのサビであれば通電するので切断可能です。
他にもいくつか試し切りをして、是非購入したいと即決いただきました。
また、注意点としてとくにこの時期、エアーコンプレッサーのドレン抜きはまめに行うよう、お伝えしました。レギュレーターにも水分除去のフィルターは付いてはいますが限界があるのでドレン抜きせずに使っていると水分がホースをつたってトーチの先端まで到達し、アークが発生しない原因になります。
今回のようにお客様からの紹介で購入いただくことも増えており、とてもありがたい限りです。

2019年07月01日
こんにちは。
アルミの溶接が、比較的簡単にできるという事で、最近デモにお伺いする機会が増えているWT-MIG225ALですが、今回はプラスチック部品を作られている会社様に行ってきました。
何でも、製品を作るための型が壊れてしまったりするので、現在もTIG溶接機で補修しているが、使える人が限られているため、簡単に修理したいとのことでした。
とりあえずテストで、アルミ材を溶接してみることに。

社長の方から簡単に使い方の説明をさせてもらっています。今回もスプールガン仕様にてお持ちしました。
こちらはワイヤー供給が手元のガンに内蔵されたモーターで行われるため、トーチ長さの制限(トーチ内部の抵抗によるワイヤー折損)が無くなり、溶接機本体をわざわざ動かさずとも、トーチを持ったまま動けるメリットがあります。
また、ワイヤー送りの抵抗がほとんどない為、ワイヤーの送給が安定し、特にアルミの溶接はとてもやり易いです。
スプールガン仕様のWT-MIG225ALは288,000円にて近日販売予定となっております。

後は実際に溶接をテストしまして

お客様にも試していただきました。

こちらのお客様は溶接自体はほとんどされたことが無いとのことでしたが、「思ったより簡単ですね!」と仰られ、他のお客様にも「良いね!買おう!(笑)」と好評いただきました。
特に、TIG溶接の経験があるお客様は、溶接のスピードが速いと口を揃えて仰られており、溶接個所が多い場合などでは特にオススメです。
こちらの溶接機に関する事で、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。
株式会社WELD TOOL 092-834-2116
2019年06月06日
こんにちは。
溶接機が老朽化で壊れたので、良い溶接機があったらデモしてほしいとのお問い合わせ頂き、とある学校に行ってきました。
今回、アルミのパルスミグ溶接が気になるとのことでしたので、WT-MIG225ALを持っていきました。
ちなみに、写真左上に写っていますが、最近テスト中のスプールガンが使い勝手が良かったので、スプールガン仕様でお持ちしました。

アルミ板の隅肉溶接を行います。板厚は2mm程度です。

短いんですが動画を撮りました。
お客様にも試して頂きましたが、「早いし簡単だね!」と好印象でした。
溶接スピードが速すぎて、TIGに慣れている方の場合、逆にトーチ送りが間に合わなさそうです(笑)

最高にキレイに仕上げたいならTIGなんでしょうが、とにかく楽に素早く溶接したいなら、パルスミグがお勧めです。
条件が整った状態で上手くいけば、わずかに細かいスパッタが付着するのみで、TIGに近い外観にもなります。
もちろん試して頂く必要はありますが、本体で触るところは板厚とアーク長設定ぐらいで、TIGほどの経験も神経質になる必要もありません。
ご不明な点などございましたら、お気軽にご連絡ください。
株式会社WELD TOOL 092-2005-2006