2022年03月29日
こんにちは、今回は熊本県にある鉄工所様に溶接機を3台納品にいってきました!

大きな扉を中に入ると、大きな部品がたくさん!
アーク溶接をはじめ、TIG溶接、半自動溶接をされていました!
船舶海洋製品を中心とした製品を取り扱っておられるようです。

近くでみると大きくてびっくしました!Σ(・ω・ノ)ノ!

今回納品させていただいた機種が、
<WT-MIG250>2台と <WT-TIG320S> の計3台になります!
前回、デモにお伺いさせていただいてからの納品となります。

準備をして、改めて使い方などを一通りお伝えしました。
3台納品というのは中々無いので率直に嬉しいですね!
<WT-TIG320S>は弊社の新機種で、水冷ユニットが内蔵されています!
液晶カラーパネルで表示が分かりやすく、初心者でも簡単に設定できます。
実際に使用したときの記事がありますので是非ご覧ください!
<新型TIG溶接機WT-TIG320Sのテスト傍ら、車のバンパー内部マフラーステー作り>
<【新機種】水冷ユニット搭載/直流・交流WT-TIG320Sのデモに行きました。>
こちらは【TIG320S】の写真です。


こちらは【MIG250】の写真です。

説明を終えたら、実際に電流を調整しながら溶接テストをしてもらいました。
アーク→半自動という感じですね!


(撮影のご協力ありがとうございました)
無事3台の大型機種を納品できてホッとしております_(._.)_
水冷ユニット搭載、直流・交流TIG溶接機WT-TIG320S
この度は弊社の溶接機をご購入いただき誠にありがとうございます。
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
弊社溶接機、切断機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。また、お近くでしたらデモにお伺いします。
お気軽にご連絡ください。
株式会社WELDTOOL
【福岡営業所】 092-834-2116 【関東営業所】 048-954-8901
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
※クリックすると商品ページへ移動します。
2022年03月07日
こんにちは、関東営業所です。
千葉県の正規販売店であるハーレーダビッドソン幕張さんにプラズマ切断機のデモに行
ってきました。 (撮影のご協力ありがとうございました)

最初は電話で問合せがあり、プラズマ切断機の購入を検討しているが、弊社で販売している
<WT-60>と<WT-100>の何方が適しているか聞かれました。
切断したい物は、バイクのパーツの製作やカスタムに使用するための部材で鉄、ステンレス、
アルミなど、厚みは薄物から厚い物は10mm位まで様々だそうです。
主に薄物を細かく切断精度を重視するなら、WT-60 (単相200V)(切断能力10mm)
主に厚物を速くバリバリ切るなら、WT-100 (三相200V)(切断能力25mm)
ん~~あとは…そうですね…それでは、訪問して実際に試して見て貰ってから決めてましょう!
という事に成りました。

訪問し早速、試して貰うのですが、用意されていた部材は薄物が多いようなので<WT-60>を
勧めました。
<WT-100>の切断トーチは大きく厚物をバリバリ切る時には頑丈で良いですが、繊細さに欠け
ます。それに対して<WT-60>の切断トーチはコンパクトで軽いので繊細な操作性に優れます。
また、チップの口径も<WT-100>は1.5mmで、<WT-60>は1.0mmなので薄物を細い切り幅で
切るのに適してます。

それでは、<WT-60>の使い方を簡単に説明し(実際に簡単です)、試してもらいました。

いとも簡単に速く切れるのに驚いていました! 😯
そして、アルミの縞板をフリーハンドで切断しました。
初めて使うのにメカニックさんなので、手先が器用で細かく何かアートのように切って
愉しんでました 😀

その他、様々な材質、厚みのパーツを切断し試して貰いました。


お客様は「実際に試して、見て良かった!」と、<WT-60>をご注文頂きました。
(10mm位の厚物を切る事は余り無いそうなので)
この度は弊社のプラズマ切断機をご購入いただき誠にありがとうございます。
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
弊社溶接機、切断機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。また、お近くでしたらデモにお伺いします。
お気軽にご連絡ください。
株式会社WELDTOOL
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2022年02月18日
こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。
製作会社<小林エンジニアリング㈱>さんが、アルミのアングルで製作物をしたいので、
当社の直流/交流TIG溶接機 WT-TIG200の購入を検討され試してみたいと、わざわざ
長野県から来店れました。
なにやら取引先から、アルミアングル(黒い部分)を組立てて(溶接)、30セット製作
して欲しいと依頼を受けたそうです。(これが何に使われる物なのか分かりませんが(笑))

小林エンジニアリングさんは、普段は主に鉄やステンレス製品の製作を行っているため、アルミ
溶接の経験は余りないので、試すと同時にコツを教えて欲しいとの事で説明しました。

実際のアングルと同じ位の厚み3mmの板で練習して慣れてもらいます。
(アングルの厚みは、3mmと4mmです)

それでは、肩慣らしも終わり、実際のアングルを溶接して試して貰います。
先ず仮付けします。

それでは、本溶接にいきます。溶接し易い外側からです。

続いて、内側の溶接をします。
内側の隅の方は、溶接棒が入れ難くなるのでガスレンズに替えてタングステンを長めにし、
棒を立て目にして入れてます。その為、チョイと難しくなります。
最後に角を溶接します。
ひと通り溶接が終わりました。
さすが、普段、鉄やステンレスを溶接されているベテランさんなので、溶接はお手の物です 😆
お客様も「工場に有る溶接機と違いこの溶接機ならアークが安定していて容易にアルミ溶接
ができ安心して使える。」と、即決でご購入頂きました。ありがとうございます。
その後、念の為に操作説明をしてお持ち帰りいただきました。
この度は弊社の溶接機をご購入いただき誠にありがとうございました。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
弊社溶接機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。また、お近くでしたらデモにお伺いします。
お気軽にご連絡ください。
株式会社WELDTOOL
【福岡営業所】 092-834-2116 【関東営業所】 048-954-8901
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
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2022年02月09日
こんにちは、WELDTOOL福岡営業所です。
福岡から先週に引き続きお客様のところへ納品、取説に伺いました。

今回納品した機種は半自動溶接機WT-MIG250です。
トラックのフレーム溶接や、腐食した部分の補修、補強などに使用されるとの事です。
【高出力・低価格を実現した半自動溶接機 WT-MIG250】
※クリックすると別ページで詳細や動画が確認できます
【構造物の補修・修理に最適な半自動溶接機 WT-MIG160】
※クリックすると別ページで詳細や動画が確認できます
厚み約3~5mmが多く、半自動溶接機WT-MIG160でも事足りるかな?
と思ったのですが、たまに10mm弱のものを溶接するとの事で
より高出力のWT-MIG250をご購入いただきました。
先ずはお客様と一緒に注文内容の確認を行いセッティングをしました。

その後、溶接機のダイヤル説明や調整器のセッティングを行いテスト溶接です。




お客様にも実際に溶接をしてもらいました。
お客様曰く、以前使用していた半自動溶接機と比べて
設定も簡単で非常に使用しやすいとの声をいただきました!

最後にこの半自動溶接機WT-MIG250は重量はありますが、本体にキャスターが付いており、
ボンベ置きもありますので移動しながら溶接するには最適な機種だと思います。

この度は弊社の溶接機をご購入いただき誠にありがとうございました。
何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
株式会社WELDTOOL
【福岡営業所】 092-834-2116 【関東営業所】 048-954-8901
2022年02月08日
こんにちは、WELDTOOL関東営業所です。
建築金物の製作会社<(有)原工業>さんにパルスミグ(半自動)溶接機(アルミ溶接に使用)
を納品、機能説明に行ってきました。 (撮影のご協力ありがとうございました)


近ごろのパルスミグ溶接機はデジタル化されており、多機能でメーカーや機種によって特色が
あるので、実際の物を溶接しながら操作パネルの設定方法などを説明しに行ってきました。
(長年、溶接機を販売して慣れていても、昨今のデジタル化された操作パネルは、初めて扱う
時には戸惑います (笑))

セッティングが完了し、使用される作業者の方(熟年工さん)に話を聞くと、
「久しぶりに半自動で″アルミ溶接″をするよ、20年ぶり位かな!」 😯
「その当時は、造船所でアルミの厚板をバリバリ(半自動)溶接していた。」と、仰ってました。
それでは、実際にアークを出して貰うのですが、溶接したいものは?
なんと、アルミのH型材の″9mm″厚でした! 普段あまり見かけない代物ですが…

いきなり本番の溶接は危険なので、ちゃんとアーク出し(試し)用にアルミ板″9mm″を
2枚用意されていました。

熟年工さんなので、直ぐにアーク出しをし溶接電流、電圧を調節し始めました。
(頭の中に適切な設定が有るようです)

けれども、使い方の(操作)説明に来たので、ちょっと待って貰って一旦、操作説明をしました。

このパルスミグ溶接機は板厚を選択すれば、経験値が無くても最適な溶接条件(溶接電流、電圧)が
設定できる便利な機能が有ります。(早くて楽チンですょ! 😀 )
それでは、あらためて板厚 9mm(溶接電流:198A / 電圧:23.4V)に設定し試して
もらいます。

その具合を見てその後、そこを基準にして好みのアーク(長)、溶接ビードの形状に成るよう
に少し微調整されてました。
やっぱり熟年工さんには、こだわりがありますね(脚長、溶接ビード形状、余盛等など…)
そしたら、「うん、こんなもんかな!」と、満足されました 😉
溶接ビードをよく見ると、なにげに多層盛りしていて、真直ぐキレイにビードが揃ってます 😯
スゴイ!流石は熟年工さんです。
操作が簡単で高品質なアルミMIG溶接ができる、このパルスミグ溶接機を熟年工さんに気にって
頂き安心しました。また、溶接の事も教えて頂きありがとうございました。
この度は、パルスミグ溶接機 WT-MIG225ALをご購入いただき、誠にありがとうございます。
また何かございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
弊社溶接機のご購入の検討に際まして、福岡本店、関東営業所に実機がありますので
お試しいただけます。
また、お近くでしたらデモにお伺いしますので、お気軽にご連絡ください。
福岡本店:092-834-2116
関東営業所(埼玉):048-954-8901
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
※クリックすると商品ページへ移動します。
2022年02月02日
こんにちは。WELDTOOL福岡営業所です。
今回TIG溶接機の納品、機能説明に行ってきました。
(撮影のご協力ありがとうございました)

TIG溶接の経験はあるとのことですが、これからは
ステンレス薄板(1mm)をパルスを使って溶け落ちや歪を抑えながら溶接したいとの事で、
各スイッチ、ダイヤルの説明、実際に溶接する母材の電流値をやりながらアドバイスしてきました。


その後、実際に溶接を体験していただいたんですが、
みなさん上手でした。ちなみに写真の方は溶接歴20年らしいです。。


みなさんやりながら電流値を探ってる感じでした。




今回TIG溶接機をご購入頂きましたスズキ産業様は食品関係の会社様で
機械の製作、修理、再生等を行われてるそうです。
他にもいくつか溶接した商品を見せていただいたのでご紹介したいと思います。

溶接ビードを確認するとこちらは半自動ですかね^^
以前に半自動溶接機【WT-MIG160】も購入していただいてます。




作業場にはたくさんの機械がありこちらも勉強になりました。
写真撮影も快く受けてくださってありがとうございました!
また何かご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
今回使用した機種
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株式会社WELDTOOL【福岡営業所】 092-834-2116 【関東営業所】 048-954-8901
2022年02月01日
こんにちは!福岡本社よりデモに行ってきました 😀
牧場を経営されている、お客様より肥料タンクや納屋を自分で解体できないか?とご相談があり、
弊社で取り扱っているWT-100エアプラズマ切断機を持ってお伺いしました。

牛さんたちにも歓迎(?)されながら、解体したいものを見せてもらうことに!
実際に解体したいものが以下の写真になります!

どのくらい切れるのか、試しに納屋のパイプをテスト切断してみることにしました。

早速ですが準備をして・・・切ってみます!
電源(三相200V容量30A以上)とエアーコンプレッサーを繋いで・・・
パイプは錆ていたので、アースを繋ぐ際はグラインダーで削って繋ぎました。


このような感じで切れました!

いい感じに切れております!Σ(・ω・ノ)ノ!
WT-100の操作はシンプルで使いやすいです。

操作方法としては、右のつまみで出力を変更するだけです!
最大100Aまで出力できます。
実際に、お客様にも使用していただきました。

「火花には注意だけど、切れるね!」と

問題なく切れて一安心しました!
WT-100の特徴としてはガス切断機では切る事のできないステンレスやアルミ等の切断も可能な所です。
肥料タンクの方も確認したところ、そこまでの厚さは無かっため、
問題無く切断できそうです!
今回使用した機種はWT-100というプラズマ切断機になります。
ご興味のある方は動画をご覧ください!
今回はデモのご依頼ありがとうございました。
また何かご相談、ご不明な点がございましたらお気軽にご連絡下さい。
今回使用した機種
※クリックすると詳細がご覧になれます(別ページ)
株式会社WELDTOOL【福岡営業所】 092-834-2116 【関東営業所】 048-954-8901
2022年01月24日
こんにちは。福岡本店より久しぶりに出張です。
重機、建機等のレンタルをされている株式会社レデモ様よりWT-MIG225ALのご注文を頂きました。
こんな時期だからご迷惑かな?とも思いましたが、もしよろしければ簡単な使用方法の説明も兼ねて納品致しますとお伝えしたところ快諾いただきましたので、単身お伺いしてきました。

レンタルから戻ってきた車両を自社修理する過程での板金作業などに使うとのことでした。
現在工場建替え中で、古くなった機械の買い替えだそうです。

板金作業で取り回しが良いスプールガンが使えて、アルミも溶接できる機種を探しておられたそうです。
他社と比較で値段が安くて間違ってるんじゃないかと思いましたと仰られてました。間違ってませんので大丈夫です(笑)

設定を簡単に説明させていただき、試しに使ってもらいました。
早いね!TIGだとパイプの仮止めに手こずってたんですけど、そっちでも簡単にできそうですね。と仰られてました。
確かにTIGだと溶接棒を入れる必要がある場合、その時点で両手を使うので、母材を押さえておきたい場合は手が足りなくなっちゃいますよね。

重機、作業車などの大きいものの場合、取り回しに自由度があるスプールガンがおすすめです。
その分トーチが重くはなっちゃいますが、通常トーチと違ってたわみを気にせず動き回れるので、効率よく作業できます。
福岡本店、関東営業所に実機がありますのでお試しいただけます。
お近くでしたらデモにお伺いします。お気軽にご連絡ください。
福岡本店:092-834-2116
関東営業所(埼玉):048-954-8901
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
※クリックすると商品ページへ移動します。
2022年01月19日
こんにちは、関東営業所の磯部です。
今回は、WT-TIG200 直流/交流TIG溶接機の納品時に取扱説明と併せてアルミ溶接の
ミニ講習を頼まれ行ってきました。

お客様は足場屋さんですが、足場の組立て時に使用する防音パネルのアルミ(枠)フレームが劣化
して、コーナー部が割れてきてしまう場合があるそうで、そのために割れた部分を溶接して補修
したいそうです。(新しく買うと20,000円位するので、溶接して治れば安上がりです 😀 )


現場に行ってみると大量に山積みされていました 😯 これが1,000枚くらいは有るそうです。
補修する量が半端なく多いので購入に際して、できるだけ作業時間を短縮し、負担を減らすために
TIG溶接機 と 半自動(パルスミグ)溶接機(アルミ溶接に特化)を事前に試し比較し検討しました。

TIG溶接は割れ具合に応じて溶接速度を変えたり、溶接棒を入れる量を自由に変えられるので確実
で溶接品質が安定します。代わりに溶接速度(時間)は、ゆっくりです。
その逆に半自動溶接機は、溶接が容易で溶接速度(時間)も早いので時短に成ります。
しかし、溶接電流の高低や溶接速度の遅速によって溶け込み方や余盛がバラついてしまいます。
その為にTIG溶接のような小細工は難しいです。(薄板の場合 / 画像は板厚2mm)
<詳しくは、こちらをご覧下さい。>(クリックすると別ページに表示されます)
という事で今回の作業では、割れ方の状態が様々ですし、余盛が高いと仕上げ(研磨)の時間が増え
てしまうので、トータルの作業時間を考えると確実性の高いTIG溶接機を使う事にしました。
それではミニ講習です。
溶接作業を行う方は、アーク溶接(手棒溶接)の経験が有るそうで、早速、アーク出ししてみます。
TIGトーチの持ち方、送り方などを説明しアークを出し溶融プールを造ってみます。

溶融プールの感じが掴めたので、実際に溶接する物と同じ形状で練習してみます。先ず仮付けです。
そして、角の突け合せをナメ付け溶接(共付け溶接)して慣れて貰います。手棒アーク溶接で慣れ
ているせいか、片手で安定して送ってます

溶接速度(トーチ送り)を速め、遅めで試しました。
忘れてましたが、板厚は2mmです!薄くて小さな板なので、後半部分は入熱が高くになり溶け
落ちてしまいました。これがアルミ特有の特性です。アレレ!と、誰もがアルミ溶接で経験する
”あるある”です(笑) 従って、後半は溶け込みを見ながら速度を(可成り)上げるか、断続で溶接
すると良いです。

続いて、溶接棒入れを練習します。

初めての場合、ホボホボここで手こずります。溶接棒を入れる方に意識を持っていかれて、トーチ
送りの方が疎かで不安定(角度の変化や母材から離れ過ぎたり、タングステンをくっ付けてしまっ
たり)に成ってしまいます。安定したトーチ送りと溶接棒の入れ方、タイミングに慣れが必要です。

更に実践での溶接では、割れた箇所には隙間が有りますので、溶接の仕方を見て貰い
説明をしました。これは、点付けを重ねて断続していけば、そんなに難しくないです。
(慌てずに一回毎に確りと冷して固める)

それでは、実践にいきましょう!

オット、ちょっと待った!
よく見るとこのアルミフレームの表面はアルマイト処理されています。表面の白っぽい色が
そうです。これは、塗膜みたいなもので削り落さないと溶接できませんので、要注意です!
(最近、ホームセンターで売っているフラットバーはアルマイトされている物が多いので)

アルマイトを削り落して、コーナークランプで確りと固定してから溶接します。

溶接の結果、
この程度のひび割れならば、わりと容易にキレイに溶接できました。(長さも3cm位で短いので)
【before】 【after】

しかし、こちらは、角の縁が殆ど欠けて無くなっていたので、多目に肉盛ってしまいました。
【after】です。すみません、肝心な【before】の写真を撮り忘れてました 😥

あとは実践が練習になるので、数をこなせば上達していきます。
最初の10枚位で感覚が掴め、20枚位溶接すると慣れてきて、そしてその後は、楽に溶接ができ
、楽しく成ってくると思います。最後の1,000枚 😯 が終わった頃には、間違いなくアルミ溶接
の達人に成っていますょ。頑張って下さい!
この度は、WT-TIG200溶接機をご購入いただき、誠にありがとうございました。
また何か溶接で困った点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
弊社の溶接機をご購入いただくと丁寧な操作説明から溶接講習まで行いますので、
初心者でも安心してご使用いただけます。
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
(クリックすると別ページに表示されます)
2022年01月13日
こんにちは関東営業所の磯部です。
今回は、WT-TIG315 直流/交流TIG溶接機の納品時に取扱い説明を頼まれ行ってきました。

作業者の方は2名で今までは、アーク溶接(手棒溶接)をされており、TIG溶接は以前、
他の人が溶接されているのを見ていた事が有る程度で、溶接経験は殆どないそうです。
それで、操作説明をしながら実際に溶接の仕方を教えて欲しいと頼まれミニ講習をする
事に成りました。
”初めてのTIG溶接”の練習方法は、最初からいきなり溶接棒は入れずにナメ付け溶接
(共付け溶接)から行うのがセオリーで近道です。

先ずは、溶接トーチの角度とタングステン電極の先端と母材の距離(3mm前後)を一定に
保ち適正な大きさの溶融プールをつくる。
そして、そのまま溶融プールの幅を揃えて前に伸ばし一定の速度で真直ぐに進める。
これを繰返し練習することで、右手(利き手)がパターンを覚え無意識にできるように
なるまで反復練習が必要です。
トーチの送りは、手棒アーク溶接の経験者なので難なく上手にできました。
(溶接ビード3本ダケです)<パルス無し>
焼けて黒ずんでいる(酸化過ぎ)ている箇所は、トーチの送りが遅いか? 又はそれに対して
溶接電流が高いか?(又はガスシールド性が悪いか?)の何れかです。<材料はステンレスの板厚4~5mm>

今回は”初めてのTIG溶接”なので、トーチは丁寧にゆっくりと送ってますので、それに対して
適正な溶接電流に調節(下げ)すれば良いと説明しました。
また、特にステンレスの場合には、パルス機能を使用する事で焼け(酸化)を抑えられる為、
パルス周波数などを変えて比べてみました。
安定したトーチ送りはできるので、早速、溶接棒を入れる練習をしました。

TIG溶接は溶接棒を入れるのが醍醐味ですいが、初めての経験のため少し手こずりました。
溶接棒の入れ方とタイミングに慣れが必要です。後はやはり反復練習あるのみです。

続いて、溶接棒入れの練習と併せて隅肉溶接をしてみました。

さすが手棒アーク溶接の実務経験者です。 なんか上達が早いですね!(・□・;)

どんどんレベルアップしていきます。 次に事前に用意されていた溶接材料は、なんと!
ステンレスの厚さ”10mmで開先加工”されてますょ 😯 これは上級者向けのヤツです!
自分はステンレスTIG溶接の資格を取得する為に必須の3mmの開先溶接をした事がある程度です。
(その当時、資格を取る為にマジ必死で練習しました(笑))

<開先溶接の詳細は、こちらをご覧下さい。>(クリックすると別ページに表示されます)

この開先溶接は、基本的な溶接の仕方を説明し2セットだけ試しました。
(実際には、この板はステンレスなので、2枚の突け合わせの隙間(ギャップ)を開けて裏側まで
溶かして溶接する場合には、板の裏側もガスシールド(バックシールド)しなければならないです。)
最後にアルミ溶接です。
(このWT-TIG315 直流/交流TIG溶接機は、直流から交流に切替える事でアルミ溶接もできます)

ステンレスの溶接と遣り方は同じなので、アルミ溶接のコツと注意点ダケを説明しました。
が、ここまで練習した成果で、意外とアルミ溶接は直ぐに上手くできてしまいました。

TIG溶接は初心者でしたが、2時間程度練習しただけでここまで習得し喜んでおられました。
作業者の方は熱心で、集中して練習した成果です。ここまで出来ればあとは、実践と練習です。
実践を繰返し行っている間に気が付けば上手く出来るように成っていますので、頑張って下さい!
この度は、WT-TIG315溶接機をご購入いただき、誠にありがとうございました。
また何か溶接で困った点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
弊社の溶接機をご購入いただくと丁寧な操作説明から溶接講習まで行いますので、
初心者でも安心してご使用いただけます。
今回使用した機種の詳細はこちらよりご覧になれます。
(クリックすると別ページに表示されます)